読書の秋
終戦まもない昭和22年、まだ戦火の傷跡が至るところに残っているなかで「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第一回「読書週間」が開催されました。翌年の第二回からは文化の日を中心にした10月27日〜11月9日の2週間と定めました。それからの反響は大きく、『読書週間』は日本の国民的行事として定着し「読書の秋」がすっかりと根付くことになったそうです。
http://booklap.com/blog/ より引用。
さて、大浦中学校の図書室に、秋の訪れ「新刊」が届きました
少し紹介したいと思います
2016データブック オブ・ザ・ワールド
世界のすべての独立国・地域の最新dataを網羅。統計資料編(系統的)と世界各国編(国別)の立体的2部構成。
13歳の少女が見た沖縄戦
悲惨な沖縄戦を通じて、平和の尊さを訴える本は数多く出ています。しかしこの本は、通っていた高校の校長先生と軍人との「伝令役」に命じられた著者が書いたノンフィクションです。稀有で貴重な証言をされた安田未知子先生が、この日本に平和がずっと続いて欲しい……。そう祈りながら綴った一冊です。
これからの「正義」について話そう
「1人を殺せば5人が助かる。あなたはその1人を殺すべきか?」正解のない究極の難問に挑み続ける、ハーバード大学の超人気哲学講義“JUSTICE”。経済危機から大災害にいたるまで、現代を覆う苦難の根底には、つねに「正義」をめぐる哲学の問題が潜んでいる。サンデル教授の問いに取り組むことで見えてくる、よりよい社会の姿とは?NHK『ハーバード白熱教室』とともに社会現象を巻き起こした大ベストセラー。
ハーバード大学史上最多の履修生数をほこる超人気哲学講義、待望の書籍化!
世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議が開かれました。環境が悪化した地球の未来について、話し合うためでした。世界中から集まった各国の代表者は、順番に意見をのべていきました。しかし、これといった名案は出ません。そんな会議も終わりに近づき、南米の国ウルグアイの番がやってきました。演説の壇上に立ったムヒカ大統領。質素な背広にネクタイなしのシャツすがたです。そう、かれは世界でいちばん貧しい大統領なのです。
世界でいちばん貧しい大統領からきみへ
お金を持っていても時間は容赦なく流れていくんだ。物のために生きてはならないんだよ。
よく考えてほしい。きみが何かを買うとき、お金で買っているんじゃないってことを。そのお金を得るために費やした時間で、買っているんだよ。
過ぎた時間とは、きみの人生だ。過ぎ去ったら取り返しができない。
だから、大切にしないといけないんだよ、人生という時間を。
象は忘れない
「なかったことには、ならない。」
「福島」が「フクシマ」になったあの日、原発に人生を奪われた。
だが、何としてでも生き抜いてやるーー。
「焼き場に立つ少年」は何処へ
写真「焼き場に立つ少年」に魅せられた著者の5年間の丹念な調査報告であり、写真の謎の解明がされています。この写真に心をとらえられている人々が、この写真と撮影者ジョー・オダネルについて考察を深めるのに最適の入門書になっています。オダネル氏についての基本資料が収録されています。
ツバキ文具店
言いたかった ありがとう。言えなかった ごめんなさい。
伝えられなかった大切な人ヘの想い。あなたに代わって、お届けします。
このあと どうしちゃおう
発想えほん第3弾!ヨシタケシンスケが「死」をテーマに挑む。おじいちゃんは、しぬのがこわかったのかな?たのしみだったのかな?しんだおじいちゃんのノートをひらいてみると・・・。しんだらどうなる?どうしたい?しんだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。
あとかたの街
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
戦争末期の名古屋を舞台にした家族の物語であり、モデルは作者の実母だそうです。
この世界の片隅に
広島市から軍都呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に徐々に溶け込み日々を過ごす。やがて戦争の暗雲が周囲を色濃く染めていく。大空襲、原爆投下、終戦。歴史の酷い歯車が一人の女性の小さな世界をゆがませていく。そして…。
今年11月に、あまちゃんで話題となった能年玲奈さん主演でアニメ映画化されます。
などなど・・・
一部Amazon.co.jpより抜粋。
図書室 大鋸先生より
新刊コーナーに色々なジャンルの本を取り揃えています。教科書に関連した本、今話題の本、短時間で読み終える本など、多くの本が図書室に入っています。
ぜひ手に取って、最後まで読み切って本の面白さを知ってください。
新学期が始まり、本の一斉返却を呼びかけています。
返却が完了したクラスから本の貸し出しをスタートします