自信をもって行動すること というのがあるのですが、
なんだか私自身に言われているようで気になっています。
自信と聞いて、『ゴーン家の家訓』という本を思い出しました。
カルロス・ゴーンさんの奥様、リタさんが書かれた本です。
最初は、リタさんの自信満々なアピールに、日本人である私は戸惑ってしまいました。でもすぐに、決して自慢をしているわけではないことに気付いたのです。
少女時代にレバノンの内戦の中で勉学に励んだことや、CEOとして多忙な夫に頼れない子育て、嫁姑問題など、いろいろご苦労があったようです。
私にはこんな長所がある。
こんな長所もある。
だから乗り越えていけるはず。
自分の長所を自覚することで、強く前向きに生きていく姿がとても印象的でした。
ゴーン家の家訓が何だったのかは記憶に残っていませんが、長所を自覚することの大切さを学んだのです。
簡単な事ではないですが、人として生きていく以上、積極的に健全な自尊心を育んでいくことは、知性の一つなのではないかと最近つくづく思うのです。
でもそれは、受け入れられ、認められる体験があってこそ。
新幼稚園教育要領にも
「特に、集団の生活の中で、幼児が自己を発揮し、教師や他の幼児に認められる体験をし、自信をもって行動できるようにすること。」とあります。
小さな心の引き出しがいっぱいになるぐらい、自分らしさを認めてもらえる体験を幼児期にすることは、生きるための電池をいっぱいに充電することです。
大人だって、お父さんだって、お母さんだって、先生だって、ほめられたら、やっぱりうれしいですよね。
幼稚園は大人も共に学び合う場だと思います。人として大切なことって、大人も子どももないんだと思います
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