何か、この記事書こうと思ってブログ編集画面にしたら、7月12日の閲覧数がなぜか600超えてる・・・ 普段20とか30とかなのに・・・
バグ?バグやんね??
有り得ないから。普通に有り得ない(笑) ホントにこの数字で合ってたら、自分のブログが誰かに監視されてんじゃないかとか思って、逆にコワイっす・・・。変なこと書いたら速攻で警察とかが来るんじゃないかしらん(ドキドキ)。
それとも、私が3ヶ月ぶりくらいに更新したから?
そんなにみんな私のブログ記事の更新を心待ちにしていたのか?私が更新したとの情報を聞いて、矢も楯もたまらず閲覧したというのか!?
ってそんなわけあるかー!ヽ(`Д´メ)ノ
なぁんてね。冗談はこのくらいにして。
読んでくださるのは嬉しいことであります。大したこと書いてないのにな(汗)
今回は、伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』(創元推理文庫)です。
--------あらすじ--------
引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!四散した断片が描き出す物語の全体像は?注目の気鋭による清冽なミステリ。(「BOOK」データベースより)
--------------------
「一緒に本屋を襲わないか」
なんて魅力的な響きなんだ!(コラ
この言葉だけで、「なんで本屋なんだ?」「どんな理由があるんだ?」ともうとにかくワクワクした気持ちになりながら読み始めちゃいますよね! 私的につかみはバッチリ。
構成的にも、現在と2年前の話が並列的に並んでいるだけで、伊坂作品にしては分かり易い。
※もちろん両者が繋がっていくのは言うまでもない。
現在パートでは、椎名(ぼく)と河崎がメインキャスト。「本屋を襲う」のは現在パートの方。
本屋を襲うなんて、法律違反だし非常識だし絶対ダメだ・・・と分かっているのに、きっぱり拒絶できない、法学部1年の椎名。というか、やんわりと断っているのに河崎が意に介さず押し切ってるという感じですが。この河崎の押し切り具合が、伊坂節炸裂です(笑) どう考えても屁理屈なんだけど、妙に魅力的なんですよねぇ。
2年前パートでは、琴美と、ブータン人のドルジ、河崎がメインキャスト。ドルジは琴美の現恋人、河崎は琴美の元恋人という関係。こっちでは、動物殺し事件が起こっていて、偶然琴美とドルジがその犯人を知ってしまうという話。
この動物殺しの話は、身の毛もよだつというか、、、うぅ・・・かなり気分悪いです・・・。といっても乙一さんの小説の気持ち悪さとは全く別ですね!(笑)
ペットショップ店員の琴美は、動物殺しの犯人を許せないと思い、捕まえようとするわけですが、、、かなりどんくさいんですよねぇ・・・。住所書いてあるパスケース落とすわ、留守電にあった犯人からの脅迫電話をあっさり消しちゃうわ。若干イライラしてきます。
河崎は、どちらのパートでも登場するわけなんですが、伊坂さんはここに仕掛けを施しています。
読み進めていけば分かるのですが、「なんとっ∑( ̄□ ̄;)!!」って感じです(笑) 最後まで読むと、なんとも上手いこと2年前と現在が繋がるんですよ。このへん流石の一言ですよねぇ。
そして、ブータン人のドルジ。やけにブータンの風習とか書かれています(笑) このブータン人の考え方とか死生観みたいなものが、この作品の雰囲気を少し優しげで爽やかな感じにしているのではないかと思います。
まぁ、ラストは哀しく、やるせない気持ちになるんですけどね・・・。
バグ?バグやんね??
有り得ないから。普通に有り得ない(笑) ホントにこの数字で合ってたら、自分のブログが誰かに監視されてんじゃないかとか思って、逆にコワイっす・・・。変なこと書いたら速攻で警察とかが来るんじゃないかしらん(ドキドキ)。
それとも、私が3ヶ月ぶりくらいに更新したから?
そんなにみんな私のブログ記事の更新を心待ちにしていたのか?私が更新したとの情報を聞いて、矢も楯もたまらず閲覧したというのか!?
ってそんなわけあるかー!ヽ(`Д´メ)ノ
なぁんてね。冗談はこのくらいにして。
読んでくださるのは嬉しいことであります。大したこと書いてないのにな(汗)
今回は、伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』(創元推理文庫)です。
アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂 幸太郎 東京創元社 2003-11-20 by G-Tools |
--------あらすじ--------
引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!四散した断片が描き出す物語の全体像は?注目の気鋭による清冽なミステリ。(「BOOK」データベースより)
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「一緒に本屋を襲わないか」
なんて魅力的な響きなんだ!(コラ
この言葉だけで、「なんで本屋なんだ?」「どんな理由があるんだ?」ともうとにかくワクワクした気持ちになりながら読み始めちゃいますよね! 私的につかみはバッチリ。
構成的にも、現在と2年前の話が並列的に並んでいるだけで、伊坂作品にしては分かり易い。
※もちろん両者が繋がっていくのは言うまでもない。
現在パートでは、椎名(ぼく)と河崎がメインキャスト。「本屋を襲う」のは現在パートの方。
本屋を襲うなんて、法律違反だし非常識だし絶対ダメだ・・・と分かっているのに、きっぱり拒絶できない、法学部1年の椎名。というか、やんわりと断っているのに河崎が意に介さず押し切ってるという感じですが。この河崎の押し切り具合が、伊坂節炸裂です(笑) どう考えても屁理屈なんだけど、妙に魅力的なんですよねぇ。
2年前パートでは、琴美と、ブータン人のドルジ、河崎がメインキャスト。ドルジは琴美の現恋人、河崎は琴美の元恋人という関係。こっちでは、動物殺し事件が起こっていて、偶然琴美とドルジがその犯人を知ってしまうという話。
この動物殺しの話は、身の毛もよだつというか、、、うぅ・・・かなり気分悪いです・・・。といっても乙一さんの小説の気持ち悪さとは全く別ですね!(笑)
ペットショップ店員の琴美は、動物殺しの犯人を許せないと思い、捕まえようとするわけですが、、、かなりどんくさいんですよねぇ・・・。住所書いてあるパスケース落とすわ、留守電にあった犯人からの脅迫電話をあっさり消しちゃうわ。若干イライラしてきます。
河崎は、どちらのパートでも登場するわけなんですが、伊坂さんはここに仕掛けを施しています。
読み進めていけば分かるのですが、「なんとっ∑( ̄□ ̄;)!!」って感じです(笑) 最後まで読むと、なんとも上手いこと2年前と現在が繋がるんですよ。このへん流石の一言ですよねぇ。
そして、ブータン人のドルジ。やけにブータンの風習とか書かれています(笑) このブータン人の考え方とか死生観みたいなものが、この作品の雰囲気を少し優しげで爽やかな感じにしているのではないかと思います。
まぁ、ラストは哀しく、やるせない気持ちになるんですけどね・・・。
私は伊坂幸太郎作品を読んだのが『アヒルと鴨のコインロッカー』でしたね。
一緒に本屋を襲わないか?だなんて、考えもしなかった台詞にときめきました笑
最後に大仕掛けの展開もあって、がーっと一気読みしちゃいました;面白かったですけど、なんか切ないラストでしたよね…;
「アヒルと鴨・・・」で初めて伊坂作品を読んだのですか?他の作品もおんなじくらい(これ以上に)、スリリングで屁理屈であっと驚いて面白いですよ~!