明日の歴史
2022-10-27 | 詩
希望の爪にまで
毒が流し込まれた鳩 もう翔び立てない
うなだれた平和見て おれはもはや
悲しみから それとも 憐れみから
涙を流す人みて
なにかを思う事は無くなった
希望は切なさを通り過ぎ 夢の中で黙り続けるんだろう
おれは今 絶望の海渡る
なくした君の羽をもいで
時間の上泳ぐ 誰のためでもない
あそこでふんぞり返ってる
明日の歴史の為に
明日の歴史の為に
明日の歴史の為に・・・・・・・・
(『蓄音機』収録)
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