横手市立雄物川小学校

雄物川小での子どもたちの活動の様子をおしらせします

学校が動き出しました!

2021-09-06 05:00:14 | 行事

 長い夏休みが終わり,8月25日(水)から学校が動き出しています。
 児童会が中心になって,学校生活のリズムを取り戻すための合い言葉「みんなで やる気スイッチオン!」を設定し,朝や昼の放送で具体的な呼びかけをしてくれています。機会を捉えながら,よりよい生活を自分たちで創っていこうとする姿勢を育てていきたいと思います。

 
 夏休み中に取り組んだ工作や自由研究の展示会が開かれ,力作が並んでいます。今年は,保護者の方々の参観を控えていただきました。来週には,展示の様子を学校報やブログで紹介したいと思います。
 
 8月31日(火)に,4年生が総合学習で関わっているスイカの収穫をしました。JA青年部の方々に伺うと,酷暑のため例年以上に気を遣う部分が多かったそうですが,糖度の高い大玉のスイカが120個ほど,収穫できました。翌日の販売会には,多くの保護者の方が列をつくってくださり,子どもたちにとって大きな励みとなりました。
 
 8月上旬に首都圏で行われた横手フェアでのスイカ販売には,子どもたちのメッセージカードが並び,横手産スイカのPRに一役かいました。このような活動や学びを通して,地域に誇りを感じるとともに,将来もふるさと横手とつながっていきたいと思う根っこを育てて生きたいと思います。

 なお,スイカ学習の広がりについては,改めて紹介します。

 


地域とつながる4年生総合の「スイカ学習」

2021-07-21 15:24:13 | 行事

   7月19日(月),4年生は大雄にある横手市園芸振興拠点センターで学習会を行いました。スイカの定植前に2回の学習会を行っていますので,今回が3回目となります。


 内容は,大きく二つ。一つは,スイカ栽培の流れや工夫について座学で学びました。過去2回の内容と重なる部分が多かったのですが,再度学んだことでしっかりと自分のものとなったようです。


 もう一つは,「スイ怪獣づくり」です。スイカをつかったディスプレイで,そのアイデアにびっくり!作ったスイ怪獣は,翌日の出発式を彩りました。


 活動後には,横手のスイカをPRするメッセージカードを書きました。これは,8月7日(土),8日(日)東京の5つの百貨店で開催される横手市夏フェア(スイカフェア)の売り場に飾られ,横手のスイカをPRすることになります。昨年同様,このカードが東京の方々の目に留まり,横手の魅力発信につながれば,うれしいことです。

 

   7月20日(火)は,JA主催のスイカ出発式に参加しました。これは,首都圏への出荷が始まるこの時期に,輸送の安全や出荷の無事を祈り,神事や運転手さんへの花束贈呈などが行われるイベントです。


 本校では昨年から4年生がこの式に参加し,地域の方々の願いを感じ取ったり,「スイカ大好き」というかけ声の入ったスイカダンスを披露したりしています。


  今年も勉強の合間を縫って練習した成果をしっかり発揮し,生産者など参加された方々に元気を届けることができました。
 子どもたちは,このような体験を通じて,社会の仕組みと地域の魅力を学んでいます。


総合学習と関連した夢集会での学び③

2021-06-30 05:50:10 | 行事

 今回も夢集会の振り返りを抜粋で紹介します。6年生の振り返りで目に付いたのは,高橋先生の生き方から夢の意味について考えたコメントでした。今回の夢集会は,職業選択=夢の実現という考え方を見直す,チャンスになったようです。

 特に心に残ったことは,夢は最初,演劇や作家だったけど,市役所の職員になり,仕事が終わった後や休日に作家としての仕事をやっているというお話です。自分がなりたかった仕事とはちがうけれど,時間を見つけて自分がやりたかったことをするのがすごいと思ったからです。夢が本職や本業でなくても,夢を実現するのがすごいと思いました。ぼくの将来の夢はプロ野球選手ですが,もし,別の仕事についたとしても,高橋先生のお話を生かし,草野球を楽しみたいと思います。(6年生)

 今日の夢集会では,『よこてだいすき』の作者の高橋先生のお話を聞きました。『よこてだいすき』は,1年生のころからずっと読んでいて,横手の教科書のような物だと思っていたので,どんな人が作ったんだろうと思っていました。
 高橋先生は,4年生のスイカの学習や5年生のお米の学習と横手のことを深くつなぎ合わせてお話してくださいました。6年生の総合学習は夢実現プロジェクトなので,先生は自身の夢のことやふるさとのことについて大切なことを話を通して教えてくれました。
 特に心に残っているのは,「今は,やりたいことやできることのはばや可能性が広がっている。どこで何をしていても自分のふるさとは変わらないから,自分のふるさとのことをよく知ってほしい。たくさん学習してほしい。」ということです。これは高橋先生が『よこてだいすき』にこめた願いで,私たちに伝えたいことだと思いました。
 確かに,どこにいても,私たちのふるさとは横手市で,ふるさとを思い続け,語り続けることの大切さがよく分かりました。また,夢の可能性は無限大だとも思いました。将来のことも考えないといけないけれど,ふるさとは今も昔も変わりません。これから横手のことをもっと知って,ふるさとを大切にしていきたいと思います。(6年生)


総合学習と関連した夢集会での学び②

2021-06-30 05:42:27 | 行事

 今回も夢集会の振り返りを抜粋で紹介します。5年生は「さぐろう横手の底力!~横手をもっと豊かに~」をテーマに,横手の基幹産業である農業に焦点を当てて総合学習を進めています。また,6年生は「夢実現プロジェクト」と題して,自分の夢をふるさと横手との関わりを意識して見つめ直しています。どちらも,高橋先生の講話を自分の問題意識と重ねて考えようとする姿勢が見られました。

 今日,じゅん先生が「自分の根っこになるふるさとのことを知ってほしい」ということを言っていて,私も『よこてだいすき』を読んで,たくさんの横手のことを知りたいし,覚えていきたいと思いました。また,じゅん先生の自分の夢に向かってあきらめないでがんばろうという気持ちと横手が好きという気持ちでみんなに横手のいいところを広めようとしている生き方がすごいと思いました。(5年生)

 夢集会では,髙橋先生のお話を「夢をえがく力」を使って自分の夢と結び付けて聞きました。心に残った言葉が2つあります。
 1つ目は「逆の立場に立って考えてみる」ということです。スイカをよりたくさん買ってもらうためには,スイカを買う立場の人の気持ちになって考えることが大切です。大きいスイカだと冷蔵庫に入らず冷たいスイカが食べられません。そこで小さいスイカ「チッチェ」が誕生したのです。このことから,逆の立場で考えることが大切だと分かりました。

 2つ目は「どこにいても自分のやりたいことはできる」ということです。例えば横手でも都会でも医者はできます。でも横手より都会の方が人が多いので,たくさんの人を助けられると思う人と横手にこうけんしたいという意見があるので,横手でも都会でもやりたいことはできると思います。夢の実現に大切な要素を2つ教えてもらいました。振り返り生かす力を使って夢を実現させたいです。(6年生) 

 


総合学習と関連した夢集会での学び①

2021-06-30 05:39:33 | 行事

 6月8日(火),夢集会Ⅰがありました。今回は,3年~6年の総合学習との関連を図り,事前に実施したアンケートの結果や回答理由を5年生の司会者と各学年の代表児童が紹介。
 後半の講話は『よこてだいすき』を執筆された横手市役所の高橋純先生にお願いしました。横手の豊かさ,それを支える人々の工夫,そしてご自身の夢と今のお仕事とのつながりなどが分かりやすく語られました。子どもたちは,その中の言葉や考え方におどろいたり共感したりしながら,自分と横手との関わりについて考えを深めました。 

○たかはし先生の話を聞いて,はじめて知ったことは,スイカの農家さんのように,がんばっている人が横手にたくさんいることです。ぼくもあきらめずにがんばりたいです。(3年生)

○高橋先生の「ゆめをえがく」という言葉には,ぼくたちにゆめをえがいてほしいという思いがこめられていると感じました。いぜん校長先生が「本校で大事にしている言葉です。」と言っていて,改めて「ゆめをえがく」はとても大事だと思いました。(4年生)

○高橋先生からたくさんのことを教えてもらいました。その中で一番心に残ったのは,今,総合で学習しているお米のこと,新しいお米サキホコレのことです。たくさんの農作物を売るために,農家のみなさんは,お客さんの気持ちになって戦略を考えて仕事をしていることが分かりました。私たちも,今,干しいもを売るために作戦を考えているので,いいアドバイスになりました。次の学習に生かしたいです。
 お話を聞いて,私も高橋先生みたいに,自分が生まれ育ったふるさとをもっとくわしく知っていきたいと思いました。そしてそのよさをみんなに知ってもらいたいです。さらに先生の話を自分の夢につなげたいです。(5年生)