自分の身体は、自分で守る。薬剤師・金丸の養生訓話

自分の身体は、自分で守る。薬剤師・金丸の養生訓話のパーソナリティで、くすりの麗明堂店主の金丸幸市のブログです。

噛む事は健康の始まり

2010年07月10日 | Weblog
こんにちは。毎日熱い日が続いています。まだまだこれからが夏本番です。熱さに負けず元気に過ごせるよう、まず気持ちから元気よくいきたいものですネ。

さて、今日は健康の源である『食べる』『話す』『表情を作る』について、お話したいと思います。
歯は、生活にとって大切な器官です。歯を使って“噛む”動作は全身の健康と結び付いています。

まずは、『おいしく食べる』
毎日の食事に欠かせないのが、歯と歯茎。味わうのは勿論の事、良く噛む事で唾液の分泌が促されます。唾液には消化を助ける働きのほか、細菌の増殖を抑える働きもあります。

それから、『アンチエイジング』
唾液には、若返りホルモンと呼ばれるパロチンという成分は口の中は勿論、<骨><筋肉><血管><皮膚>などの若さを保つ作用もあるとされています。

そして、『脳の働きを活発にする』
良く噛む事で脳の血流が増え、脳細胞が活性化すると言われています。ガムで眠気が覚めるのは、スーッとした味の為だけではなく、噛む動作が脳を刺激しているからです。

お口の中の健康、歯と歯茎の健康は自分で守りましょうネ。

☆七夕様とそうめん☆

2010年07月05日 | Weblog
毎日蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか(*^_^*)
まだまだ梅雨の天気で蒸し蒸ししていますが、今年も早いもので明後日は七夕様ですネ。今年の天の川は見れるでしょうか・・・☆

ところで!“七夕とそうめん”って、実はゆかりの深い関係があるのをご存知でしょうか?(*^_^*)
涼しさを呼ぶ夏の定番メニュー『そうめん』。なぜ7月に食べるのかというと、そうめんが天の川に似ているのが由来で、細く長くのびる麺にあやかって寿命を伸ばそうと縁起を担いだんだそうです。そのそうめんのルーツは、索餅(さくべい)と呼ばれる小麦菓子だそうです。この索餅は疫病を流行らす鬼の好物とされ、古く中国では、七夕の日にこれをお供えすれば、病気をまぬがれると信じられていたようです。
お中元にそうめんを贈るのも、大切な方への健康をお守りする気持から始まっているのですネ。この夏も健康で元気に過ごせる様、七夕飾りを模したそうめんメニューをご家族で考えてみるのも楽しそうですね。