自分の身体は、自分で守る。薬剤師・金丸の養生訓話

自分の身体は、自分で守る。薬剤師・金丸の養生訓話のパーソナリティで、くすりの麗明堂店主の金丸幸市のブログです。

記念写真。よくがんばりましたね!

2005年11月09日 | Weblog
皆さん、こんにちは
 先日、漢方を続けられてお子様2人をを授かったご夫婦がご来店になり、店内で恒例の記念写真を撮りました。
このご夫婦はれいめい堂ととてもお付き合いの長い方で、1人目のお子様を授かるまでかなり苦労されましたが、私とご相談後に5年間という長い期間れいめい堂の漢方をしっかり続けられて無事に長女を出産されました。
そして出産後も体調が良いからと続けて漢方を飲んでいらっしゃって、その甲斐あって今度はすんなり2人目も授かったのです。

 近頃は、私に「いつできますか?いつできますか?」とせっかちにお尋ねになる方もいらっしゃいますが(お気持ちはよく解るのですが・・・)、この奥様は全く反対の性格で、
「きちんと飲んでおけば、そのうちできるじゃろう・・・」と、腰をすえたゆっくりした考え方だったのが、結果的には良かったのかもしれません。
 その穏やかな奥様の性格がお子様の表情にも出ていて、2人とも穏やかな柔和な顔つきをしています。

 お子様が1人増えたことで、今度のお正月はさらに賑やかになりなることでしょう。
2人のお子様を抱いて写真を撮られたご夫婦の幸せそうな笑顔を見られて、私もとても嬉しかったです・・・
お子様の成長とご家族のお幸せを心よりお祈りいたします。

健康食素材・・・椎茸の話し

2005年11月05日 | Weblog
みなさん朝夕はだいぶ寒くなってきましたね。
今日は、これからの時期にぜひ食卓でお役立ていただきたい“椎茸”についてお話させていただきます。

椎茸といえば、これから寒くなると身体が温まるお鍋や煮物には欠かせない材料ですが、実はこの椎茸に含まれているアミノ酸の仲間、「エリテダニン」は気になる余分なコレステロールを外へ排泄してくれる働きがあるのです。
生椎茸をバターで炒めると美味しい「椎茸のソテー」も、多少のバターであればコレステロールが低下するとも言われています。
                
また、保存がきくように・・・と昔の人が考えた干し椎茸を使うと、体内の水分を上手に調節して浮腫みをとってくれたり、干すことによって太陽エネルギーを充分に吸収してビタミンDをしっかりとることもできるのです。昔はまだそれ程栄養学も発達していなかったのに、理にかなった事を続けていた先人達の知恵には本当に頭が下がります。

今では、きのこ類を使った“癌に効く!!”と謳った健康食品がたくさん出ていますが、まだまだ健康な方は今から予防として、普段から椎茸やきのこを食べておかれることはとてもよいことだと思います。私の家内も得意料理?というか、殆ど食卓に出てくるおかずは「煮物(煮付け)」ですので今朝も干し椎茸のだしのきいた煮物を食べてきましたが、健康の基本は意外と身近な家庭の食事の中にあるものですよね。