「小沢代表に違法性の認識がなかった可能性がある」無罪確定 指定弁護士「事実誤認だけでは...」

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小沢一郎氏無罪確定　指定弁護士「事実誤認だけでは...」

フジテレビ系（FNN） 11月19日(月)15時23分配信

政治資金をめぐり強制起訴された「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)を無罪とした東京高等裁判所の判決について、

　検察官役の指定弁護士が、上告する権利を放棄し、小沢代表の無罪が★確定した。

指定弁護士の大室俊三弁護士は19日午前、「事実誤認だけを理由にする上告は、妥当ではないのではないかと考えた」と述べた。

この裁判で、1審の東京地裁は、政治資金収支報告書へのうその記載について、
★「小沢代表に違法性の認識がなかった可能性がある」として無罪を言い渡し、
東京高裁も、指定弁護士の控訴を棄却していた。
判決後、指定弁護士3人は協議をしていたが、19日、上告する権利を放棄し、小沢代表の無罪が確定した。
検察審査会による強制起訴事件が終結するのは、初めてとなる。

小沢代表の弁護団は、「上告の放棄は妥当」としたうえで、「控訴審の経過からして、1審で確定させてもよかったという思いが拭えない」とコメントしている。 小沢代表は19日夕方、都内で会見を開く予定。最終更新:11月19日(月)15時23分