崇教真光ゆるツッコミ

カルト的宗教団体・真光の教義や御守護談にチクッとつっこみます。気まぐれ不定期更新。

命を救ってくれる命よりも大切なもの

2015-04-14 09:21:38 | 御み霊・手かざし
 滋賀小道場、少年部の女の子の体験談から。
 彼女は学校の身体測定で、身につけていた御み霊のことをクラスの子たちに噂されたため、翌日クラスメイトにこのように説明しました。

「私が胸につけているものは、御み霊といって生命よりも大事なものです。きたない手でははずせません。なぜかというと生命を救って下さるものだから、毎日つけています」(真光412号「私の体験」より)

 しかしその「生命を救って下さるもの」を組み手(信者)は「命よりも大切に」しなければならないのです。矛盾していませんか?
 私も入信した頃、「命よりも大切に扱うように」と言われました。
 教団側もさすがにまずいと思ったのか、研修用テキストに書かれた「命より大切にお取り扱いいただきたい」という記述は、その後「命より大切にという想念で」に変わり、さらにその後「命同様大切にという想念で」に変更されました。
→御み霊について
 当たり前ですが命の方が大切です。御み霊は信者の数だけありますし、汚したりなくしたりしてもお詫びして再び拝受することが出来ます。でも自分の命は一つしかありません。御み霊を大事に扱うにしてもほどほどに。

無断で手かざしする人々

2015-03-19 10:41:37 | 御み霊・手かざし
 組み手さんの体験談から。

 職場での私は最初は公然と手をかざすということが出来ませんでした。恥ずかしいという気持ちと、現代医学の先端を行くと思われている大学病院の中では、いくら正法といってもなぜか間違ったことをしているような、こちらが“逆法”を行っているような気持ちになってしまうのです。それでついつい隠れて手をかざすという毎日でした。(真光292号「生業の中で」より)

 看護師さんです。
 この方は現代医学の先端を行く場で非科学的な手かざしをすることを“逆法を行っているような気持ちになってしまう”と言っていますが、“仕事中に隠れて”手をかざしているということが逆法(というよりマナー違反)だということには気付いていないようです。
 就業中の手かざしは控えましょう。どうしてもやる場合は、病院側・会社側の了承を得てからでないとトラブルの元になります。また、人に手かざしをする時はその人に断ってからやりましょう。


 その日の朝の申し送り後、婦長より誰とはなしに、真光に対しての注意を受けました。みんなの迷惑になるなら、病院での手かざしを止めようと思っていた矢先の出来事でした。(真光300号「生業の中で」より)

 この方も看護師さんです。患者にも病院側にも無断で仕事中に手かざしをしていました。注意されて当然です。


 寝ている主人に対して欠かさずお浄め(手かざし)をさせていただいておりました。(真光340号「よろこびの声」より)

 家族総神向き(家族全員入信)を目指している奥様です。
 ご主人は「宗教にのめり込むとろくなことがない。俺が監視役だ」と言って真光を嫌っていました。
 奥様はそんなご主人を何とか入信させようとあれこれ画策しては失敗していましたが、寝ている間なら気付かれることもなく文句も言われないと思ったのでしょう。勝手にご主人に手かざししてしまいました。
 ご主人が知ったら激怒したでしょうね。“黙っていればわからない”なんてのは真光で言うところの悪想念なのではないでしょうか。


 入信直後の私は、研修の講義の中にありました「いつでもどこでも手をかざし、人救いに励みなさい」というお言葉が脳裡に焼きつき、“手をかざせば人様も自分も救われていくのだ”と信じて無我夢中で手をかざしました。
 汽車やバスに乗れば、前席に座っている人を下車するまで手をかざします。下車すれば、家路に向かう人の群れに混じって歩きながら、大勢の前を歩く方々の背中に向かって手をかざします。「どうぞこの方々が救われ、御神縁を戴かれますように」と心の中で真剣に祈りながら……。(真光304号「天意のすがた」より)


 真光では「いつでもどこでも」と教えていますが、本当にそれを実践すると人に迷惑をかけることがあるのでご注意ください。
 入信直後は御み霊をもらったばかりですから、新しい玩具を与えられた子供のように使ってみたくてしょうがなくなるのかもしれません。でもちょっと冷静になって手かざしの際のマナーを考えてほしいと思います。
 組み手さんは先ず、手かざしを嫌がる人もいるのだということを覚えてください。また、手かざしを拒否されたからといって、その人を「ご霊に憑かれている」「この人は幸せになれない」と思ったり言ったりするのは大変失礼なのでやめましょう。
 雑踏に向けて手かざしをするなら断る必要はありませんが、特定の人や人の敷地内、人の物に施光する時は、必ず相手に「手かざしをさせてください」と断って、OKをもらってからにしてください。相手に無断で手かざしするのはマナー違反です。
 こういうことは教団でしっかり教えてほしいものです。

ハムスター

2015-01-28 11:05:13 | 御み霊・手かざし
 岡山中道場、小学五年生の男の子の体験談です。親子夏季一泊修錬会に参加し、“感謝の実践”を学んだそうです。

 ぼくは、ハムスターを飼っています。
 ある日、そのハムスターが、病気になってしまいました。おなかを見てみると、ぼくのおやゆびぐらいのできものが、青くはれ上がっていました。
 お父さんに見せると、「おみ霊があるんだから、お浄めしてみい」と言われました。でも、お父さんは、心の中では〈お浄めしてもたぶんダメだろうな〉と思っていたそうです。
 ぼくは、その日の夜、しんけんにお浄めをしました。
 あさ起きてからハムスターのおなかを見てみると、あんなに大きくはれ上がっていたのが、いつのまにか元のようになおっていて、かわりにだっ血がたくさん出ていました。
 主の大み神様、救い主様、教え主様、真にありがとうございました。(真光364号「方面隊だより」より)


 私もこの子と同じくらいの歳に、同じ経験をしました。ただし手かざしはしていません
 飼っていたゴールデンハムスターの脇腹に指先ほどの出来物ができましたが、翌朝膿が出て自然に治りました。膿が出た後、軽く消毒しただけです。今思えばハムスターの小さな体であの膿と血の量では相当痛かったのではないか、命に関わるようなことだったのではないかと思います。消毒だけでよく治ってくれたと思います。
 真光では何でも奇跡が起きたということにして、神様のおかげ、救い主様のおかげ、教え主様のおかげにしてしまいます。別に神様のおかげと思って感謝するのはいいのですが、何よりもまずハムちゃん自身の体力のおかげ、頑張ったおかげですからね。「生きていてくれてありがとう」とハムちゃんに感謝しましょう。

 修錬会では神様、救い主様、教え主様への感謝はしっかりと教えているようですが、それ以外のものへの感謝もきちんと教えているのでしょうか。組み手さんの素行を見ているとちょっとその辺が不安です。
 体験談を読んでいても、神様や救い主様、教え主様ばかりに目を向けて、本来感謝すべき相手はほったらかしという組み手さんがかなりいます。そのせいでトラブルになっている人もいるようです。
→御神業優先で家庭不和 →返済より奉納
 真光の“一切感謝”の教えは何処かズレていると感じます。一切感謝と言いながらその感謝の念は感謝すべき人には向けられず、ス神や救い主様、教え主様ばかりに向くようになっています。神様はともかく、救い主様、教え主様は他者への感謝まで横取りするほど感謝されたがる人なのでしょうか。そうでないならもう少し“感謝”の指導の仕方を見直した方が良いのではないかと思います。

ぼくの夢

2014-12-25 22:27:26 | 御み霊・手かざし
 前からぼくは、宇宙にきょうみがあって、大人になったら宇宙飛行士になって、宇宙を旅したいと思っていました。初級研修を受けようと思った時に、“しぜんはかい”をする人とか悪いことをする人がいっぱいいることを知って、おみたまをもらったら、宇宙飛行士になって、宇宙から地球に向かって手かざしをしたいと思いました。(真光376号「私の作文」より)

 10歳くらいの男の子の作文です。
 純粋な正義感が微笑ましいですね。その気持ちをいつまでも忘れないでいてほしいと思います。
 ところで、子供の夢を壊しちゃいけない……とは思いますが、この子も今は30歳くらいになっているはずだから言っちゃいます。
 宇宙開発も自然破壊です。
 手かざしは地球にいてもできます。


 彼は今も宇宙への夢を持ち続けているでしょうか。ならばぜひ、環境に配慮した宇宙開発をしていってください。

手かざしの意外な効果

2014-11-23 08:52:08 | 御み霊・手かざし
 10歳の女の子の体験談から。

 (前略)次の日、国語のじゅぎょうがありました。私は先生にお浄めをしてあげたいと思い、手のひらを先生にむけて手を上げました。いつもは何回もさされているのに、この時からさされなくなりました。(真光376号「私の体験談」より)

 いいのか悪いのか、そんな効果があったとは(笑)
 とりあえず、授業中にお浄め(手かざし)するのはやめましょうね。
 大人の組み手が手かざしのマナーを守らないから、子供にまで悪影響が出てしまっているのではありませんか。→ある小学校教師の水曜日
 お浄めしたい時は相手に「手かざしをさせてもらえませんか」と声をかけ、了承を得てから施光してください。相手に無断でするのは失礼です。授業中、就業中の手かざしも控えましょう。
 相手や会社に無断で手かざしをして人間関係悪化した人が何人もいます。特に組手の看護師さんにはトラブルが多いようです。お気をつけください。