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ツタンカーメン王黄金のデスマスク、“あごひげ”がポキン。なんと清掃員のミス!

2015-02-16 23:49:00 | 国際
ツタンカーメン王黄金のデスマスク、“あごひげ”がポキン。なんと清掃員のミス! エジプトの歴史を学ぶ上で、教科書で必ず紹介されてきた「ツタンカーメン王の黄金のデスマスク」。その特徴的なあごひげが、人為的ミスであっけなく取れていたことがわかった。修復も雑だとして波紋を広げている。
 
 ツタンカーメン王の墓の最高の出土品のひとつとして、エジプトが世界に誇る「ツタンカーメン王の黄金のデスマスク」。スフィンクス、ピラミッドなどとともに世界の人々を惹きつけてきたカイロの『エジプト考古学博物館』でも圧倒的な存在感を誇るこのデスマスクが、とんだアクシデントに見舞われていたことが発覚した。
 
 19歳で早世した古代エジプトの君主、ツタンカーメンのためにこしらえられた黄金に輝くデスマスクは、1922年にイギリスの考古学者が王の墓からほぼ無傷の状態で発見していた。青いあごひげが特徴であったが、このほど博物館で展示品の定期クリーニングにあたった業者が手元を狂わせ、そのあごひげを折ってしまったという。
 
 あわてて補修されたが、あまり丁寧な作業ではなかったもよう。展示場を訪れた人々がその最新写真を撮影してSNSに投稿しているが、使用されたのはマスクの材質上ふさわしいとは言えないエポキシ樹脂系接着剤で、はみ出た分はスパチュラでぐるりとかきとられている。「雑ですがなんとかくっ付けました」といったそのデスマスクに、古代エジプトの歴史を愛してやまない人々、世界各国の専門家が強い憤りを示している。
 
 ※ 画像はrt.com/newsのスクリーンショット。
 (TechinsightJapan編集部 Joy横手)米アリゾナ州フェニックスで、ある赤ちゃんが早産で誕生した。しかしその子の心臓に異常が見つかり、医師の判断によりわずか生後6日で心臓移植が行われることとなった。一時は医師からも悲観的にみられていた赤ちゃんは、早産や心臓移植手術という大変な状況を見事に乗り越え、回復の兆しを見せているという。
 
 今年、1月5日に誕生したOliver君。出産予定日はもう少し先のことであったが、臨月に破れるはずの羊膜嚢が妊娠33週目で破裂してしまったのだ。母親のCaylynさんは早産を余儀なくされることになったが、その際医師に「死産の可能性もあります」と告げられたという。
 
 無事に生を受けたOliver君だったが、すぐに心臓に欠陥があることが判明。Oliver君は移植手術待機リストに名を連ねることになったものの、幸運にもすぐにドナーが見つかった。そして医師の判断により、なんと生後6日で心臓移植手術を行うことが決定したのだ。
 
 Caylynさんによると、医師らはOliver君が手術に耐えることができるのかどうかを心配していたそうだ。しかし、Oliver君は約10時間の手術に耐え切った。現在は肺の機能に弱さが見られるものの、それ以外は医師が「驚くほど元気です」と話すほど徐々に回復の兆しを見せているという。
 
 またCaylynさんとOliver君の父親Chrisさんは、メディアのインタビューに「私たちも最悪の事態を考えていただけに、Oliverは本当に奇跡のような存在です」、「私たちが知る限り、Oliverはアメリカで最も若い心臓移植手術経験者ではないでしょうか」と語っている。
 
 ※ 画像はazcentral.comのスクリーンショット。
 (TechinsightJapan編集部 椎名智深)

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