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呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

大仏、呆老の不明を諭す?

2008年05月17日 | 遠近旅録-国内/近郊
名古屋から中部国際空港(セントレア)方面に行く名鉄常滑線に乗ると東海市に入ってすぐ左手の山上に見える大仏が40年以上もの間ずっと気になったままだったが、先日陽気が良くなったのを幸いチョット電動Potteringで遠出して見に行きました。


行って見ると上は実に綺麗に整備されたりっぱな公園になっていて大きな池、自転車でも徒歩でも通れる遊歩道、プールや食堂付きの××交流館なる建物なども完備しています。大仏もどうせ田舎によくある安っぽいコンクリート製かと思っていたのだが、意外やなかなか「美男におわす」立派な大仏様だったのでこれにもビックリ!
大仏の後方に畳2枚大のすごく立派な顕彰碑があったので読める漢字だけ拾い読みしたところ、幕末生まれの美濃出身の山田才吉という実業家に関する碑で明治時代に名古屋で旅館(遊郭?)や缶詰工場など手広くやって成功し(病気や火災で苦労したことなども記載)、晩年には名古屋商工会議所議員をつとめたりいくつもの勲功に与ったことなどが書いてありその人が大仏の建立に関わっているらしい・・

帰宅後netで調べてみると昭和天皇のご成婚を祝って昭和2年にその山田才吉さんが建立したとの由。私もそれを知りたくてあの時碑文を2~3度読み返したのだが天皇とかご成婚にかかわる文字には気がつかなかったので「もしかしてこのトシで肝心な字を読み落としたか・・・・」と少々ガックリしていたところ、翌日タイミング良く「初めての古文書」なる通信教育講座の折込広告が入って来たので早速申し込んでしまいマシタ!!
昭和の碑文は古文書とは呼ばぬが、とにかく草書や行書の達筆で書かれた書(しょ)くらいは一通り解読できるジイサンでありたいモンダ!と遅まきながら70?の手習い?を始める気になったのも、コリャあの大仏様のお導きでしょうかね~
(08年5月記)


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