呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

三河の名(迷?)所、三連水車!

2008年06月18日 | 遠近旅録-国内/近郊
愛知県が西三河地方数箇所で整備しているサイクリングロード(以下自転車道)が3本ほどあり、そのひとつ豊田-安城ルートの一角に「三連水車」があると知ったので、かきつばたで有名な三河八橋を目指していけば分かるだろうと冷水根性と道連れで遠出(往復45km)してみました。
自転車道は「明治用水に沿って作った」とあったのでスグ分かると思ったが全く予想外れ。現在の明治用水は地下に埋設された鉄管なんだそうな!
ハンディNAVに目的地をSETしようにもお役所発行のホームページの地図には住所も地名も書いてないし、付近の住民に訊いたら
「そんなものあるんですか~??」だって!


オソレながら・・・以下に感想を:

(1)お役所のホームページに「自転車道を走ってみよう」という見出しはあるが、そこをクリックして出てくる豊田-安城線ロードマップは実用価値ゼロです!(知多版はもう少しマシみたいだが未確認)
自転車乗りに見せるためじゃなく身内の上司や財政当局へ「やったやった」とPRすることだけ考えて作るとあぁ言う地図になるんですね~・・

(2)田園地帯にこういう道を整備した「発想」は決して悪くないし、エコとか健康指向の風潮にも合ってるし、率直なところ自転車で走っていてトテモ楽しい所だが、そこへ行くまでのアプローチがよそ者にはトテモ分かりにくい。

(3)途中にある幾つもの案内絵図カンバンは豪華だが周辺案内としてはよくマァこう分かりにくく書けるもんだと感心するモノもあり、既に絵も大半ハゲ落ちています。

「ワタシの走行軌跡の一例」
(この写真で左から右へ走ったのだが黄色X印の位置で突然自転車道は消滅!行き先が分からず自転車道の続きである黄色○を見つけるのに20分も掛った。目の前のバイク屋のお兄さんに訊いてもワカラン!。哀れな年寄りが迷走した軌跡(南北にのびた赤線)をご覧下され。Xと○が最短でつながっている軌跡は帰路のモノ。)

(4)それに三連水車って一体何のためにあるの???
 
ミャンマーやウガンダみたいな国では今でもこんな立派な自転車道なんかなかろうから、それに比べりゃ日本も一見スゴイ「先進国」だが、これを少ない予算でキチンと今後も維持できるのか、それとも税収不足のせいにしてバブル期の遺跡にしてしまうのか・・・欧米との差はマダマダ大きいようデス! (2008年6月記)
「GPSロガー」


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