♪森へ行きましょう♪

森はいのちの泉、大自然との繋がり。人類は欲望を満たす為に自然を破壊しつづけてきた。それで本当の幸せに近づいたのだろうか?

エスペラント全国大会

2008-10-18 00:17:06 | エスペラント
会期は10月11~13日

12日(日)午後には、「国際言語年」にちなんでのシンポジウムがあり、
◎ 服部 英二氏(ユネスコ事務局 特別参与)
○ 大谷 泰照氏(名古屋外国語大学)
○ 三浦 伸夫氏(神戸大学異文化研究交流センター長)の講演に続いて
パネルディスカッションが行われました。

難しいお話だと途中で眠ってしまうのではないかと心配でしたが、
それどころか、「え、もう終わってしまうの?」と残念さが残る3時間でした。

「ことば」は「ことの葉…いきもの」であり「ことわり…理屈」ではない
ことばが肉声によって発せられる時、そこに言霊(ことだま)が宿る

現在話されている約7000種類の言語のうち、
半数は今世紀末までに、すたれてしまう恐れがあり
1/3 は学校で教えられることもなく記録する手段もない。

ある種の動物や植物が絶滅することは
単に珍しいものが見られなくなるでけではなく、
自然界のバランスが壊れ、人類の存続にも無関係ではない。

それと同じで、たとえ少数民族の言葉であっても、
一つの言語が消滅することは、一つの文化が消滅することであり、
言葉と共に伝わってきた言霊の死を意味する。

経済活動が国際化するにしたがって、強い国の言葉が浸透していくことは
やむを得ないと思われがちではあるが、先進国と言われる国が、
国民に2つ以上の他言語の習得を奨励し、
異なる民族間では中立の言葉を使う努力が必要である。

日本が英語教育に多大の費用と、時間、エネルギーを費やしながら
英語が使えない人口が圧倒的に多いのは、
言語の命である「音」を無視したことが最大の原因である。

また、義務教育の中で学べる外国語を英語だけに限定していることが
生徒たちの英語嫌いの原因となっている。
さまざまな言語があることを教え、その中から
各自が選んで学習するのであれば、もっと積極的に
学び、身につけようと努力するに違いない。

以上、私なりに印象に残った内容をまとめてみました。


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