会期は10月11~13日
12日(日)午後には、「国際言語年」にちなんでのシンポジウムがあり、
◎ 服部 英二氏(ユネスコ事務局 特別参与)
○ 大谷 泰照氏(名古屋外国語大学)
○ 三浦 伸夫氏(神戸大学異文化研究交流センター長)の講演に続いて
パネルディスカッションが行われました。
難しいお話だと途中で眠ってしまうのではないかと心配でしたが、
それどころか、「え、もう終わってしまうの?」と残念さが残る3時間でした。
「ことば」は「ことの葉…いきもの」であり「ことわり…理屈」ではない
ことばが肉声によって発せられる時、そこに言霊(ことだま)が宿る
現在話されている約7000種類の言語のうち、
半数は今世紀末までに、すたれてしまう恐れがあり
1/3 は学校で教えられることもなく記録する手段もない。
ある種の動物や植物が絶滅することは
単に珍しいものが見られなくなるでけではなく、
自然界のバランスが壊れ、人類の存続にも無関係ではない。
それと同じで、たとえ少数民族の言葉であっても、
一つの言語が消滅することは、一つの文化が消滅することであり、
言葉と共に伝わってきた言霊の死を意味する。
経済活動が国際化するにしたがって、強い国の言葉が浸透していくことは
やむを得ないと思われがちではあるが、先進国と言われる国が、
国民に2つ以上の他言語の習得を奨励し、
異なる民族間では中立の言葉を使う努力が必要である。
日本が英語教育に多大の費用と、時間、エネルギーを費やしながら
英語が使えない人口が圧倒的に多いのは、
言語の命である「音」を無視したことが最大の原因である。
また、義務教育の中で学べる外国語を英語だけに限定していることが
生徒たちの英語嫌いの原因となっている。
さまざまな言語があることを教え、その中から
各自が選んで学習するのであれば、もっと積極的に
学び、身につけようと努力するに違いない。
以上、私なりに印象に残った内容をまとめてみました。
12日(日)午後には、「国際言語年」にちなんでのシンポジウムがあり、
◎ 服部 英二氏(ユネスコ事務局 特別参与)
○ 大谷 泰照氏(名古屋外国語大学)
○ 三浦 伸夫氏(神戸大学異文化研究交流センター長)の講演に続いて
パネルディスカッションが行われました。
難しいお話だと途中で眠ってしまうのではないかと心配でしたが、
それどころか、「え、もう終わってしまうの?」と残念さが残る3時間でした。
「ことば」は「ことの葉…いきもの」であり「ことわり…理屈」ではない
ことばが肉声によって発せられる時、そこに言霊(ことだま)が宿る
現在話されている約7000種類の言語のうち、
半数は今世紀末までに、すたれてしまう恐れがあり
1/3 は学校で教えられることもなく記録する手段もない。
ある種の動物や植物が絶滅することは
単に珍しいものが見られなくなるでけではなく、
自然界のバランスが壊れ、人類の存続にも無関係ではない。
それと同じで、たとえ少数民族の言葉であっても、
一つの言語が消滅することは、一つの文化が消滅することであり、
言葉と共に伝わってきた言霊の死を意味する。
経済活動が国際化するにしたがって、強い国の言葉が浸透していくことは
やむを得ないと思われがちではあるが、先進国と言われる国が、
国民に2つ以上の他言語の習得を奨励し、
異なる民族間では中立の言葉を使う努力が必要である。
日本が英語教育に多大の費用と、時間、エネルギーを費やしながら
英語が使えない人口が圧倒的に多いのは、
言語の命である「音」を無視したことが最大の原因である。
また、義務教育の中で学べる外国語を英語だけに限定していることが
生徒たちの英語嫌いの原因となっている。
さまざまな言語があることを教え、その中から
各自が選んで学習するのであれば、もっと積極的に
学び、身につけようと努力するに違いない。
以上、私なりに印象に残った内容をまとめてみました。