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ぐうたら老人のカオスな放課後

第一線をリタイヤ。世の中を斜めから覗く日々。

初めての車中泊の旅 九州編4

2010年11月25日 | 旅行
四日目

寒さで目が覚める。7時。少し早いが行動開始。
まず、天岩戸神社参詣。凛とした空気が流れている。
天安河原まで足を伸ばす。誰もいない天安河原。ここで神々が隠れた天照大神のことで相談した場所とか。神々しい感じはするが、なんかちょっと狭い感じ。
 
天岩戸神社に戻って、開いた社務所でお願いをし、「天の岩戸」を参詣。
人の手の入っていない森に見え隠れする「天の岩戸」。
静まりかえった森に神々の思いが…。

高千穂神社へ。巫女さんたちが境内を掃除中。参詣後「夜神楽」について訪ねたら毎夜「夜神楽」をやっているとのこと。見たい 見たい 見たい。
夜に再度訪ねようと思い、高千穂峡へ。

写真で見た高千穂峡を目の前にして、自然造形の美しさにしばし見とれる。
ふっと、「そうだまだ朝食を摂っていない」。お土産屋で団子を朝食に。

R218・R445を熊本城見学のため、車を走らせる。
途中、教科書(?)で見た通潤橋を見学。今度は人間の英知に感動。

熊本城。「さすがに九州だ、韓国語に中国語が飛び交っている」と変なところに感心しながら天守閣へ。
昼食に熊本名物「いきなり団子」を一個。

再度、高千穂に向けて来た道を戻る。
予想より早く戻れたので温泉に入ろうと言うことで、「高千穂温泉」にするか「天岩戸温泉」にするかでしばし悩み「高千穂温泉」に。

さっぱりしたところで高千穂神社へ。
一時間の「夜神楽」を見学。ダイジェスト版でなく本当の「夜神楽」を見たい。
  【でも、単なる好奇心で見るのはいけないことでしょう。】

高千穂神話の里を訪れ、帰ったら『古事記』を読み返したい思いが。

今日も道の駅「高千穂」でお休みに。今夜も10台前後の車が泊まっている。
明日は阿蘇へと思いつつ就寝。今夜も星空が美しい。







初めての車中泊の旅 九州編3

2010年11月24日 | 旅行
三日目

桜島へフェリーで。
桜島ビジターセンターを発見。桜島の歴史と見所の情報を収集。
展望台では昨日雲で見ることの出来なかった開聞岳のシルエットが見えるではないか。
島の各地には溶岩流を導き流すのだろうと想像できる堀があり、火山と暮らす人々の苦労がしのばれる。
林芙美子の文学碑を見学。彼女はこの島で一時期を送ったんだと初めて知る。
  『花の命は短くて……』
胸に迫るフレーズですね。

桜島のあと、何処へ行こうか。佐多岬??
地図を広げてしばし思案。  そうだ古事記だ。

という訳で、R220へ。
「道の駅垂水」で休息。売店をブラブラ覗いてみると「ここだけの味枇杷ソフト」の看板が。昼食代わりに食べてみると、これがなかなか美味い。お代わりをしたかったが、じっと我慢の子。

国分ICから末吉財部ICまで東九州道を。←無料化の恩恵を受けました。
   財部を「たからべ」と読むんですね。
末吉財部ICからはR10を延岡に向けてひたすら走行。
延岡の手前で北方延岡道に。そしてR218に。
もう6時を過ぎていて、真っ暗。対向車にも余り会わず、山道を心細くなりながらひたすら高千穂へ。
「そうだ夕食はまだだった。延岡に出て食べてくるんだった」と思ったときはもう手遅れ。山道で食堂もない。今日は絶食かと思ったとき、一筋の明かりが。コンビニがあった。夕食としておにぎり2個とお茶を購入。

標識に「高千穂」が。やっと着いた。と思ったらなんとファミレスが。
 「えっ、こんな山奥にファミレスが。おにぎりをかったからなあ。」
まずは道の駅高千穂を探すと10台以上の車が。今日はここまでと言うことで、寝台をセット。で、おにぎりで夕食を。
なんか今日は走ってばっかりと思いつつ就寝。星が綺麗だ。



初めての車中泊の旅 九州編2

2010年11月23日 | 旅行
二日目。
広川SAを出て、桜島SAに到着。さて、どこへ行こうか。

「そうだ、指宿で砂風呂を体験しよう」ということで鹿児島から指宿へ。
雨は止んだもののどんよりとした空模様。錦江湾沿いにR226を走行。

お昼過ぎに指宿の「砂楽会館」到着。早速900円也を支払って海岸へ。
悪天候のため残念ながら、海岸縁ではありませんでしたが、初めての砂風呂は楽しかったです。なんかやみつきになりそうな予感が。

そういえば、我が家からここ指宿までの走行距離は1,100キロ余り。

「さて、これからどうする。鹿児島まで来たのならば『桜島』を見なくちゃ。」で、鹿児島へUターン。嬉しいことに天候も回復し青空が。

鹿児島市内に入った頃には、『桜島』の雄大な姿がくっきりと。
しばしその姿に見入ってしまいました。地元の人にとってはやっかいであろう噴煙も少し出ているのを見ることができ、グッドでした。欲を言えばもう少し雄大な噴煙を見たかった。

貝印のガソリンスタンドを探し回って給油、そして薩摩揚げの夕食を。
さて、明日は何処に行こうか。いや、その前に今日の休む場所を探さねば。










初めての車中泊の旅 九州編1

2010年11月22日 | 旅行
昔から憧れだった車での一人旅。
やっと実現できる環境になったら、何となく気後れして足踏み状態。
しかし、旅への思いも積もり、準備を。

まずは、近所のホームセンターへ。
スノコ・銀マット・ランタンを購入し、家からは毛布類と枕を持ち出して、とりあえずは車中泊の準備完了。

何処へ行こうか。
 『そうだ 京都へ行こう JR東海』じゃなくって
 『そうだ 桜島に行こう NEXCO西日本』と言うことで、とりあえず九州へ。

晩秋のとある土曜日の午後、旅への不安の思いを現すかのような小雨の降る中を、鹿児島ICに向けて出発。

何ということか、山陽道には貝殻印のガソリンスタンドが無い 無い 無い。
日頃から愛車には貝殻印しか入れてないのに、それが無いとは。
燃料計はゼロへと近づき、気持ちは焦って来る。仕方がない、何でも良いから入れようと言うことで、泣きの涙で給油。 まずは一安心。

午後10時、関門トンエルは工事中で通行止めなので、関門橋を通って九州へ。九州道を鹿児島に向かってひたすら走行。さすがに疲れと眠気が。事故っては一大事なので、広川SAに入り第一泊目の車中泊を。
後部シートを倒し、スノコと銀マットでベットを作って就寝。

初めての車中泊の旅、第一日目はひたすら運転で終わりました。
さて、寝られるかしら、明日は何処へ行こうと思いながら夢の中へ。