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ぐうたら老人のカオスな放課後

第一線をリタイヤ。世の中を斜めから覗く日々。

初めての車中泊の旅 九州編6

2010年11月27日 | 旅行
六日目

さわやかな目覚め。
今日も朝食を摂らずに、宇佐へ向かう。

途中「安心院IC」が。これを「あじむ」と読むとは。地名は難しい。

8時過ぎに到着。
道鏡と和気清麻呂で有名な「宇佐八幡神社」を参詣。全国の「八幡様」の総本家の神社。ここも朝が早いせいか、ほとんど参拝者がいない。のんびりと境内を散策。
神社を囲む森はどこも何かしら神々しい。お寺にはなぜ森が無いのだろうか。

今日で六日目、そろそろ疲れが出てきた感じなので、今日は福岡に出てホテルか何かで休むことにしよう。ということで一路福岡へ。

2時過ぎに福岡到着。チェックイン後福岡駅まで買い物に。


七日目

小倉に向けて出発。途中「志賀島」へ。民俗資料館見学後、勧められて隣の「金印の湯」に。なかなか良い湯でした。
小倉に向けて走っていると「宗像大社」の看板。「宗像大社」なんか聞いたことがあるということで寄って見ることに。
この神社はこの旅で寄った神社とは異なって何となく「世俗ぽい」(ごめんなさい)感じがするのはなぜだろう。
この「宗像大社」は「海の正倉院」で有名な神社だったと言うことを思い出した。宝物館の展示物はなかなか素晴らしいものだ。

小倉に入って「松本清張記念館」に。見学後は門司レトロ地区へ。
ここで日もとっぷり暮れる。英国人が何かと世話をやいてくれる店で「焼きカレー」の夕食を。門司橋のイルミネーションが美しい。

今回の旅はここまでに。

ゆとりの旅をするつもりが、慣れなかったためか慌ただしく過ごしてしまったことを反省。あれもこれもではなくもう少しゆとりを持つべきだったと反省。
東北の雪国で育ったためか、九州は魅力の溢れた場所であることを実感。来年暖かくなったら再度訪ねることを誓い、帰路の道に。

※写真の載せる方法が分からなかったので写真のない話になってしまいました。
 勉強します
                       






初めての車中泊の旅 九州編5

2010年11月27日 | 旅行
五日目

寒さで目が覚めてしまった。
外気温は10度を下回っている。寒さ対策を次回は考えねば。

さて、今日は何処へ。
まず、再度高千穂峡へ。のんびりと散策する。早いと観光客も少なくて、なんとなく
ゆとりで散策できる。これも車中泊の利点か。

体も覚めたので、ナビに阿蘇をセット。
阿蘇へ向けて出発。対向車にほとんど会わない道を走る。
その途中で、野鹿に出会う。

「道の駅 阿蘇」でまず情報収集。で、阿蘇パノラマラインで展望台へ。
外輪山・草千里と雄大な景色がすばらしい。途中に「夏目漱石文学碑」の看板。
立ち寄って見る。少し草の中の道を歩くと石碑があった。漱石の作品「二百十日」の
文学碑なそうな。余り立ち寄る人はいなさそうな感じであった。

阿蘇山公園道路を通って上の展望台まで行けたが、10分ほどで下山指示が出る。
有毒ガス濃度が上がったそうな。

R325の方へ下りて、やまなみハイウエーに入ることにする。
R265を走っていると、「りんご狩り」の看板が。九州で「リンゴ狩り」が出来るの、知らなかった。(走りながら見たので、見間違いかな)

やまなみハイウエーをのんびりドライブ。後から追いついてくる地元ナンバーの車には寄って先に行ってもらう。何台かの車は「サンキュー」のハザードライト。
雄大な阿蘇外輪山、美しい紅葉を堪能。

日が落ちる頃、別府に到着。夕食を摂り、「道の駅 院内」へ向かう。
暗い山道を走ること1時間。着いた道の駅は停まっている車は一台もなく、灯りもほとんど無い。不安を感じここでの車中泊は諦め、再び別府へ向かう。別府のインターから大分自動車道に入り、別府湾SAで車中泊を。
寒さは昨日ほどではない。寒さで寝られないことはなさそう。車中泊をしていそうな車は10台に満たない感じ。




初めての車中泊の旅 九州編4

2010年11月25日 | 旅行
四日目

寒さで目が覚める。7時。少し早いが行動開始。
まず、天岩戸神社参詣。凛とした空気が流れている。
天安河原まで足を伸ばす。誰もいない天安河原。ここで神々が隠れた天照大神のことで相談した場所とか。神々しい感じはするが、なんかちょっと狭い感じ。
 
天岩戸神社に戻って、開いた社務所でお願いをし、「天の岩戸」を参詣。
人の手の入っていない森に見え隠れする「天の岩戸」。
静まりかえった森に神々の思いが…。

高千穂神社へ。巫女さんたちが境内を掃除中。参詣後「夜神楽」について訪ねたら毎夜「夜神楽」をやっているとのこと。見たい 見たい 見たい。
夜に再度訪ねようと思い、高千穂峡へ。

写真で見た高千穂峡を目の前にして、自然造形の美しさにしばし見とれる。
ふっと、「そうだまだ朝食を摂っていない」。お土産屋で団子を朝食に。

R218・R445を熊本城見学のため、車を走らせる。
途中、教科書(?)で見た通潤橋を見学。今度は人間の英知に感動。

熊本城。「さすがに九州だ、韓国語に中国語が飛び交っている」と変なところに感心しながら天守閣へ。
昼食に熊本名物「いきなり団子」を一個。

再度、高千穂に向けて来た道を戻る。
予想より早く戻れたので温泉に入ろうと言うことで、「高千穂温泉」にするか「天岩戸温泉」にするかでしばし悩み「高千穂温泉」に。

さっぱりしたところで高千穂神社へ。
一時間の「夜神楽」を見学。ダイジェスト版でなく本当の「夜神楽」を見たい。
  【でも、単なる好奇心で見るのはいけないことでしょう。】

高千穂神話の里を訪れ、帰ったら『古事記』を読み返したい思いが。

今日も道の駅「高千穂」でお休みに。今夜も10台前後の車が泊まっている。
明日は阿蘇へと思いつつ就寝。今夜も星空が美しい。







初めての車中泊の旅 九州編3

2010年11月24日 | 旅行
三日目

桜島へフェリーで。
桜島ビジターセンターを発見。桜島の歴史と見所の情報を収集。
展望台では昨日雲で見ることの出来なかった開聞岳のシルエットが見えるではないか。
島の各地には溶岩流を導き流すのだろうと想像できる堀があり、火山と暮らす人々の苦労がしのばれる。
林芙美子の文学碑を見学。彼女はこの島で一時期を送ったんだと初めて知る。
  『花の命は短くて……』
胸に迫るフレーズですね。

桜島のあと、何処へ行こうか。佐多岬??
地図を広げてしばし思案。  そうだ古事記だ。

という訳で、R220へ。
「道の駅垂水」で休息。売店をブラブラ覗いてみると「ここだけの味枇杷ソフト」の看板が。昼食代わりに食べてみると、これがなかなか美味い。お代わりをしたかったが、じっと我慢の子。

国分ICから末吉財部ICまで東九州道を。←無料化の恩恵を受けました。
   財部を「たからべ」と読むんですね。
末吉財部ICからはR10を延岡に向けてひたすら走行。
延岡の手前で北方延岡道に。そしてR218に。
もう6時を過ぎていて、真っ暗。対向車にも余り会わず、山道を心細くなりながらひたすら高千穂へ。
「そうだ夕食はまだだった。延岡に出て食べてくるんだった」と思ったときはもう手遅れ。山道で食堂もない。今日は絶食かと思ったとき、一筋の明かりが。コンビニがあった。夕食としておにぎり2個とお茶を購入。

標識に「高千穂」が。やっと着いた。と思ったらなんとファミレスが。
 「えっ、こんな山奥にファミレスが。おにぎりをかったからなあ。」
まずは道の駅高千穂を探すと10台以上の車が。今日はここまでと言うことで、寝台をセット。で、おにぎりで夕食を。
なんか今日は走ってばっかりと思いつつ就寝。星が綺麗だ。



初めての車中泊の旅 九州編2

2010年11月23日 | 旅行
二日目。
広川SAを出て、桜島SAに到着。さて、どこへ行こうか。

「そうだ、指宿で砂風呂を体験しよう」ということで鹿児島から指宿へ。
雨は止んだもののどんよりとした空模様。錦江湾沿いにR226を走行。

お昼過ぎに指宿の「砂楽会館」到着。早速900円也を支払って海岸へ。
悪天候のため残念ながら、海岸縁ではありませんでしたが、初めての砂風呂は楽しかったです。なんかやみつきになりそうな予感が。

そういえば、我が家からここ指宿までの走行距離は1,100キロ余り。

「さて、これからどうする。鹿児島まで来たのならば『桜島』を見なくちゃ。」で、鹿児島へUターン。嬉しいことに天候も回復し青空が。

鹿児島市内に入った頃には、『桜島』の雄大な姿がくっきりと。
しばしその姿に見入ってしまいました。地元の人にとってはやっかいであろう噴煙も少し出ているのを見ることができ、グッドでした。欲を言えばもう少し雄大な噴煙を見たかった。

貝印のガソリンスタンドを探し回って給油、そして薩摩揚げの夕食を。
さて、明日は何処に行こうか。いや、その前に今日の休む場所を探さねば。










初めての車中泊の旅 九州編1

2010年11月22日 | 旅行
昔から憧れだった車での一人旅。
やっと実現できる環境になったら、何となく気後れして足踏み状態。
しかし、旅への思いも積もり、準備を。

まずは、近所のホームセンターへ。
スノコ・銀マット・ランタンを購入し、家からは毛布類と枕を持ち出して、とりあえずは車中泊の準備完了。

何処へ行こうか。
 『そうだ 京都へ行こう JR東海』じゃなくって
 『そうだ 桜島に行こう NEXCO西日本』と言うことで、とりあえず九州へ。

晩秋のとある土曜日の午後、旅への不安の思いを現すかのような小雨の降る中を、鹿児島ICに向けて出発。

何ということか、山陽道には貝殻印のガソリンスタンドが無い 無い 無い。
日頃から愛車には貝殻印しか入れてないのに、それが無いとは。
燃料計はゼロへと近づき、気持ちは焦って来る。仕方がない、何でも良いから入れようと言うことで、泣きの涙で給油。 まずは一安心。

午後10時、関門トンエルは工事中で通行止めなので、関門橋を通って九州へ。九州道を鹿児島に向かってひたすら走行。さすがに疲れと眠気が。事故っては一大事なので、広川SAに入り第一泊目の車中泊を。
後部シートを倒し、スノコと銀マットでベットを作って就寝。

初めての車中泊の旅、第一日目はひたすら運転で終わりました。
さて、寝られるかしら、明日は何処へ行こうと思いながら夢の中へ。








プロローグ

2010年11月21日 | 日記
第一線をリタイヤして2年近く、果たしてこの先いつまで生きられるやら。

孔子様は「四十にして惑わず」と言うけれど、リタイアしたいまも惑っている人生。
まさしく混沌とした中であがいている思い。

人生を一日に喩えるならば、もう放課後、まもなく日が暮れようとしている時。

しかし、惑いの中で惑いを楽しんでいる老人の混沌とした日々を書き綴ってみます。