ぐうたら老人のカオスな放課後

第一線をリタイヤ。世の中を斜めから覗く日々。

雪国へ

2012年02月23日 | 旅行
 2月初旬、この冬最大の寒波来襲のニュースを聞きながら、所用で山形まで。 上越新幹線か東北新幹線にするか、東京駅で思案。 上越新幹線では新潟までは問題なく行けそうだが、予想される荒天では羽越線が動くか心配。 時間はかかるが安全策で東北新幹線で盛岡まで。そこから車で日本海側に出ることに

         
 はやぶさ3号に乗車。同行者に「『はやぶさ』だから途中雪で迷子になっても帰ってこれる」と言ったら「そんなことは言わないで」とお小言を。

 

盛岡から秋田道を通って新庄へ。秋田道はあまり豪雪とは感じなかったけれど、横手から山形に入るとさすがに積雪は1メートルを軽く越えている。

新庄から最上川沿いに庄内平野へ。


    
  冬景色の最上川。

 羽越線鶴岡駅で確認したところ、荒天と除雪が間に合わずほぼ全列車運休とのこと。上越新幹線に乗っていたら、新潟駅で途方に暮れていたであろうと、思わずホッと。
早速予定の仕事に。寒いことは寒いけれどなにか温もりのある寒さで仕事は順調に。


     
 庄内平野の冬の風景。東北の日本海側名物の地吹雪にも初日に遭遇したけれど、写真は残念ながら無し。


  
 とあるお宅の入り口。人の胸辺りまでの積雪か。


  
  泊まったホテルの前の駐車場。除雪はしているんだろうが、朝はこの状態。


  
 かの有名なイタリアンのお店。普通なら予約無しでは入れないが、豪雪と寒波のた
め、入れた。お店の方の話では、「前日の夜はキャンセルが多く1組のみで貸し切り状態でした。」とのこと。当然雪のない季節は予約無しの飛び込みは無理とのこと。この荒天のお陰で美味しいランチ(牡蠣のパスタ)をいただけました。


       
 3泊4日の旅。心配した荒天、地吹雪にも初日に遭遇しただけで、穏やかな天候に恵まれた旅でした。

     
 最終日に泊まった旅館で、若女将が玄関脇に雪の灯籠を。なかなか風情のある遊び心。この旅館だけだったのが残念。



   
 国道13号だけで見られた風景。サイドのブルーの線は何の為。多分除雪の為だとは思うけれど、ここだけで見られたブルーの線。


 旅が終わった翌日は雨とのこと。寒波襲来の中、本当に天候に恵まれ、予定の仕事も無事に終え、銀世界を楽しめた旅でした。


 (新しくカメラを購入しての初めての遠出。まだまだカメラに振り回されている感じ。デジタルカメラは何か沢山の機能が付いており、果たして使いこなせるのやら。フイルムカメラのシンプルな機能が懐かしい。)