ぐうたら老人のカオスな放課後

第一線をリタイヤ。世の中を斜めから覗く日々。

今井美術収蔵館探訪

2012年10月16日 | 旅行
まるで来館者を拒む美術館

市内から車を20分ほど走らせた田圃と柿畑が混在する中に美術館が。
柿畑の中、対向車とすれ違えない農道の奥にその美術館があった。

       この奥に建物が


駐車場は草むら。そして脇には大きな甕が無造作に置かれている。
駐車場から見える外観。

          


この建物の反対側に美術館の入口が。その途中に。

        


正面がまさかの入口。

     


館内は当然ながら撮影禁止。館長は今井画伯の娘さんで、彼女一人で運営とか。今日の来館者は我々だけとか。なかなかここまで足を伸ばす人が少ないのであろう。
            


絵心のない自分には絵を評論することはできないが、場所と建物は最高。建物は町の豪商の蔵を移築したとのこと。周りの風景にしっかりととけこんでいる。
ゆったりと絵を鑑賞し、休息室で外を眺めていると、俗世間の雑事から一時とは言え解放される気分になれる。

「大人の隠れ家」と言う言葉があるが、美術館にそんな修飾語を付けるのはいけないかも知れないが、まさに「大人の隠れ家」的美術館と言いたい。


   ※写真をクリックすると拡大されます。