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50代少年の好奇心つれづれ

50代になった元少年の好奇心の毎日をつれづれに

のぞみ269号東京発21:20新大阪行き最終

2010年05月26日 | 視点

のぞみ269号東京発21:20新大阪行き。東京から大阪への最終の新幹線である。

大阪からだと最近、東京出張は日帰りが基本なので、帰りはよくこの新幹線を利用する。乗客のほとんどがサラリーマン。その日の仕事をようやく終えて、あるいはお客様との接待を終えて、なんとか東京駅までたどり着いた兵(つわもの)達だ。黒い鞄を片手にもう一方の手にはビールとつまみ、あるいは家族へのみやげの袋をさげて、やや疲れた様子で、でもホッとした様子で新幹線に乗り込んでいく。さながらイラン/イラクからの帰還兵を思わせる。思わず「ご苦労さまでした」と声をかけたくなる。

新幹線は時間帯で利用する客層がずいぶん変化する。

始発に近い新幹線は、こちらも利用者のほとんどがサラリーマン。朝早いのでみんなボーとしている。大抵片手に新聞を持っているのが特徴。席に座るやいなやみんな眠り込んでしまう。

昼間の新幹線は、おばちゃんたちが多い。しかも異様に元気。ずーっとしゃべっているので席が近くになったら最悪である、寝られない。私はそのような事態に備え、常に耳栓を携行している。

季節によっても変動する。春/秋は修学旅行の学生が多い。新幹線に乗ろうと並んでいて、到着した車両から学生の団体が降りてくると大変である。降りるのに時間がかかって、こちらに非はないのに、「まもなく発車します」とホームのアナウンスにせかされる。そのかわり乗り込んだ車両はガラガラで、先生の指導がいいのか意外と片付いている。

正月、お盆、連休は子供連れが多い。また、小さい子供を連れたお母さんだけの姿も目立つ。多分旦那さんは会社で、奥さんだけが早めに実家に帰る、あるいは遅れて実家から戻るのだろう。おじいちゃん/おばあちゃんが駅のホームで、孫の見送りで一生懸命手を振っている姿もときどき見かける。かつて、私の父親/母親が同じように孫に手を振っていた姿を思い出す。

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