お気楽クロスステッチ生活

趣味のクロスステッチのことを中心とした日々のとりとめのない雑記帳です

熱い夏終わる...その2 ドウドウドウ

2007-09-03 18:27:50 | お気楽徒然草

前回に引き続き長い親バカ日記です。

最終日、準決勝は...
その前に...
新年度を迎えた4月の頃、誰もが本戦はおろか、予選も勝ち進めないだろうと思っていたチーム。
トンネルし放題、フライも捕れない。バットは空を斬るばかり...映画「がんばれベアーズ!」を地でいくチームでした。
それでも子供達はくさることなく、練習を続け頑張った!
もう少し頑張れば、メダルに手が届くのかもしれないと思いはじめたのが都知事杯争奪戦の予選。
結局予選では本戦出場の切符は逃したけれど、これで子供達に、そしてこれまで静観していたオヤジ達の闘志に火がついた。
登校前の朝5時半に有志オヤジによる早朝練習、下校後はとるものもとりあえず、グラウンドへ直行。
そして見事に勝ち取った金メダル。
応援している私達も、「何???この子達、こんなに上手かったっけ?」を連発してました。
「魔法にかかったよう...」


本戦4日目の準決勝。
この夏一番の暑さを連日更新し、前日のハードな2連戦、早朝の出発。
どのチームも条件は一緒のはずなのに、自分達のチームだけが元気がないように思えたのは私だけ?
試合開始から相手に圧される展開で、1点を先取されました。
すぐに1点取り返したものの、いつも湧き上がる「大丈夫、大丈夫、まだこれから」という空気が流れない。
相手の打撃による点の追加というよりも、こちらのボンミスばかりで次々に点が入っていってしまいました。
バックネット裏からはベンチの様子は見えないけれど、重い空気だけが伝わってきました。
どうにもいたたまれず、ベンチの真上から「元気出して!楽しんでやろう!」と激励しましたが、声は届いたか、届かなかったか....

魔法は解けてしまった。
自分達の試合ができなかった子供達は、前日までとのあまりの違いを受け入れられないのか、涙も出ない状態でベンチから上がってきました。
私は上がってくる子供の首に冷たいタオルをかけて「よく頑張ったね」と声をかけ、涙をこらえるのが精一杯でした。
今でもこの場面を思い出すと泣けてきます。

3位決定戦は行われないので、準決勝で敗退した2チーム両方の3位、銅メダルが決定しました。
準決勝戦の終了後、決勝戦、表彰式があるので、決勝戦を観戦することに。
決勝戦は電光掲示板に一人一人名前が光り、カウントも表示されるんです!
そしてちゃんとウグイス嬢による呼び出しが!
決勝と準決勝は、こうも違うんだね。プロ野球選手になった気分を味あわせてあげたかったよ。

表彰式で首にかけられた銅メダル。
堂々、銅メダル!
左が先日の予選優勝の時の金メダルです。
銅メダルなのに、こんなに大きくてずっしりと重いのです。
プチトマも、5試合で2本のホームラン、出塁率チームトップでMVPと言ってもらえました。(もちろんヨイショですけどね)

こうしてプチトマと私の暑い、熱い夏は幕を閉じました。

翌日は老体にムチ打って出勤しました。
朝一番に、上司に「色々と勝手を言って申し訳ありませんでした」と詫びると、
「ああ、大丈夫ですよ」と、珍しく優しいお返事。
「で、試合はどうだったの?」と聞かれたので、意気揚揚と
「ハイ、3位で銅メダルを取りました」と答えました。
ところが、次が悪かった。
「え、優勝できなかったの?

!!!!!!!!!
ここまで勝ち上がる大変さを知らずに、よく言えたな!
コイツ、コイツ、コイツーーーーー!
いつか必ず言ってやる!
「部長になれなかったんですかあ???」って。

Comments (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする