酒呑みの正しい生活

我が家の七つ道具

料理には色んな道具が存在します。

お鍋だったりまな板だったり、菜箸、トングと並べていたらキリが無いのですが。
そんなたくさんの道具がある中で、たったひとつだけ料理の味を左右する道具があるのをご存知でしょうか。

弘法筆を選ばずとは言いますが、さすがの弘法でもこの道具だけは如何ともし難いでしょう。


それは包丁です。

特に和食の世界では、包丁の切れ味が仕上がりの味に直結します。
特にお寿司屋さんや割烹料理屋では、包丁の切れ味に物凄く神経を使いますね。

その包丁も昨今はステンレス製などが出て来ました。
錆びないと言うのが売りみたいなのですが、日本は刀の文化を根幹に持つ国。

我が家の包丁はペティ以下を除いて、全て鋼を採用しています。


その為に、手入れの道具もたくさん。

こちらは包丁の切れ味を維持するための砥石たち。
やっぱり剃刀のような切れ味で引いた刺し身は、角が立って舌の上で蕩けます。

対して、切れ味の悪い包丁で切った刺し身は、とても食べられたものではありません。
これね、毎日食べているとその違いが明らかに判るようになるんですよ。


お手入れに気を使っているとは言え。

鋼の包丁はどうしても錆が浮いて来ます。
こちらは全て錆取り用の道具。

使う機会が無いまま1ヶ月も放置してしまうと、どうしても包丁の顎の部分に錆が浮いて来ます。
顎は砥石で削る事ができませんからね。

そんな時には耐水ペーパーで綺麗に磨いてやるのですが。
最近は模型で使うタイラー(解り易いネーミング)が非常に有効である事に気付きました。

また錆取りジェルは、包丁だけで無くシンクやお鍋にも使えるので、なぜかかみさんが喜んでおりました。


最後は包丁用の油。

身体に入っても問題の無い椿油が主流です。
研いで使わない時にはこの油を塗って保管するのですが、それでも鋼の包丁には錆が浮きます。

でも、その錆を落としてやって、刃を研いでやるのがまた楽しいんですけどね。
そんな包丁達で魚を卸して、刺し身の角を立ててやった時には、物凄い充実感を味わってます(笑)


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