酒呑みの正しい生活

激戦のプレーオフ(第1試合)

いきなり真冬の気候となった昨日、朝は小雨が降り注ぐ中。
JDリーグ、2023年プレーオフの観戦に行って来ました。


きれいになった等々力球場。

知らない間に等々力球場が綺麗になってる。
もう無断で入れなくなってしまったのね・・・

それでも球場入口付近にある神社の前の売店が、未だにあった事にびっくり。
中学校の野球部でこの球場で試合に来た時、3年生から順番にパンを買ったので、1年生の自分達がパンを買う時には既にクリームパンしか残っていなかった思い出が・・・
しかもクリームパンと言っても、今のような美味しいクリームでは無くて白餡が少しだけ柔らかくなったような大して甘く無い奴。
そんなパンを3つも買わなくてはいけなかった時、生まれて初めてお昼を食べながら涙をこぼしたのを思い出します。


アップする田内と女鹿田。

この日の球場は極寒。
それでも2階席はほぼ満員です。


試合前に集まるサンディーバの選手達。

ミーティングと言うより、集まって雑談かしら?
特に大切な話しでは無さそうですが、みんなで跳ねています。


一番小さい3人が教え子達。

見事に3人揃っています。
今日の対戦相手はホンダ。
勝った方が翌週の準決勝に進みますよ。

で、試合経過はと言うと。
もう写真を撮る余裕すら無い激戦でした。

3回に2本のホームランで3点を先行するホンダ。
その裏に1点を返す日立。

5回に同点に追いつくも、そのまま両軍決定打が無く延長サドンデスへ。

無死二塁から継続打順で始まるサドンデス。
先行のホンダは日立のエラーに付け込み、5点をもぎ取ります。

これで万事休すかと思ったら、なんと二死から4点を返す日立。
1点差に迫って尚も二塁三塁のチャンス。
ここでヒット1本が出れば逆転サヨナラです。

打席に立つのは教え子の高瀬沙羅。
今日は富山から高瀬の両親も観戦に来ています。

がっ!
期待虚しく沙羅は敢え無く空振り三振。

その瞬間、日立サンディーバの2023年シーズンが終わりました。

試合後、スタジアムの外で沙羅の両親と話しているところにやって来た沙羅。
そこへファンがサインや写真を求めて集まって来ます。

笑顔でサインや写真撮影に応じる沙羅でしたが。
ファン達がいなくなると、自分の胸に顔を付け目には涙がいっぱい。
顔をあげるとポロポロと涙がこぼれ落ちました。

いつでも笑顔の沙羅。
相当悔しかったんだね。
その気持はとってもよく解りますよ。

この日はご両親と一緒に晩御飯を食べる約束をしているそうです。
たくさん食べて、来シーズンに向けて頑張ろうね。


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