疲れたぞ、香港。と、思ってたら明日からウィーンですか、香港の気温が26度でウィーンは6度だってよ、だんだんこの稼業もイヤんなってきたなあ。。罰ゲームみたいな人生だもんなあ。。
・こんなふるいのみたことない。
パテックフィリップは確か1851年創業なんだよなあ。パテックさんとフィリップさんが創業したんだよ。その前にはパテックさんはチャペックさんというひとと組んでたんだよなあ。ま、パペットでもマペットでもなんでもいいんだけど1851年に創業したのはハッキリしてるんですよ。
文字盤のどこにもパテックの銘は入っていません。芸術的な針の造りが時代を物語ってますね。
文字盤側にも蓋の付いている、いわゆるハンターケースはこの時代によく見られるケース形状です。裏蓋を開けると初めてパテックの文字と、1867年の文字が見てとれます。
機械のほうにもまだパテックの文字は刻まれていません。ウルフトゥースの仕上げもかなり古い、噛み合わせの深い造りです。
このパテックにはアーカイブが付いてきたんですが、1866年製造、1867年5月11日販売、と記されています。この頃、鍵巻でもなく、リューズで時間調整まで出来る時計を造っていたパテックという会社は、やはり技術力において凄い会社だったんだ、というのがこの時計を見ていると良く判ります。
・元祖
これぞロレックス。デイトジャストのファーストモデル。
ああ~もう、最高。ワタシの大好きな時計ですね。この個体はピンクゴールドです。過去に1回しか見たことありません。デイト表示も赤と黒の混合ではなくて、オール赤表記です。
しかも程度は御覧の通りです。このデイトジャストのファーストはスーパーオイスターのケースとねじ込みリューズの2タイプあります。
そりゃ古いんだからバブルバックの機械が入っています。裏蓋も深い造りになっています。この頃のロレックスの造りこみは見れば判るか。。サイズも、雰囲気も、大好きな時計の1本ですが出て来ねえんだよなあ。
・紙付き
またまたシルバーマットのバブルバックを仕入れたんですが、程度がいいのと、なんと当時のギャランティとクロノメーター検定の紙が付いてます。
夜光がカワイイ。でも放射能出まくってます。
裏蓋が泡のように盛り上がってるでしょ。
バブルバックの紙付きはこれで3回目。
・最大の問題作
こんな文字盤、見たことあるかい?
むかーしにサザビーズだかクリスティーズに出てたのを見たことがあって、それっきり忘れてたデザインの文字盤。そのとき確か500万以上の値が付いていた記憶があります。ロレックスの懐の深さが良く判る1本。絶対売りたくねえデザイン。だってこれっきりだぜ、この文字盤。。