本日から再開してますが、今日、明日と8時閉店でござい。
寝こみを襲われる。
お休みの間に結構、時計を仕入れてきたんですが、もう1個もありません。オカダヤに来たひとがブログに出す前に買っちゃったんです。早えよ、お前ら。。
銀本位制の時代
パテックの提げ時計で銀ケースはほとんど出てきません、というか見たことあるひとがほとんどいないんじゃないかな。中身の機械にお金が掛かってるからケースの素材をいいものにして値付けを高くしちゃうんですよ。だから銀ケースは高級メーカーにほとんど出て来ない、というカラクリです。出て来ない、ということは希少品だ、ということです。
どう考えても1900年頭までのパテック。当然、銀ケースです。
ポーセリンダイアルにブレゲ数字、完璧なバランス。56ミリ。
まだ地板の仕上げがニッケルの頃です。古いな。
これもパテックと同年代の頃のロンジン。ロンジンはやっぱりクロノグラフですよね。
こちらも銀ケース。見事な仕上げ。
このロンジンはぴったり1900年、113年前だねえ。
ひさしぶりのバブルバック、シルバーマットの文字盤は少ねえんだよ。
この裏蓋の形状からすると1940年頃だね、これも古いなあ。。
これはメズラシイ、ただのインターのイギリス軍用と思いきや。。
刻印を見ると海軍用ですよ、これは文献以外で見るのは初めてです。
相変わらず見事なムーブメント。
・こちらはまだ売れてない
けど高いね。
リピーターという時計の複雑機構があります。これは教会の鐘の音が聴こえない処でも鐘の音が聴けちゃう便利な機能なんですが、ぜんまいの力でそれをやっちゃうワケですから、そりゃ造るのが大変な機構なんです。だって時計の中にハンマーとゴングが入っていて、それをぜんまいの力で動かしちゃうワケですからね。当然、複雑機構の中では一番難しい技術とされていて、価格も一番高い、ああ困った、買えねえよ。となるワケです。
デンマークにも時計の名門がそのムカシありました。メーカーの名前はエケグレンといいます。ここの時計技師にコーエンというおじさんが在籍していて、このコーエンおじさんはパテックの黄金期にパテックの主任技師だったひとです。
ミニッツリピーターは懐中時計だからこその技術です。ムーブメントが腕時計に比べて大きいので当然、鐘の音も大きくなります。本当に遠くの教会で鐘が鳴ってるように聴こえるんです。
刻印を子細に見ていくと1924年に販売されたことが判ります。と、いうことはムーブメントの地板はニッケルメッキではなくてきさぎの仕上げだ、ということが推測できます。
今まで見てきたいろんなミニッツの仕上げの中では一番美しいです。パテックの仕上げよりも美しい。ちゃんとコーエンおじさんの名前も刻まれています。ああ、困った、誰か買えよ。
18日(木)までオカダヤは臨時休業をいただきます。時計でも仕入れてきますよ。
・これがホントのムスターゾナー。
久しぶりに出戻ってきた玉。ライカマウントのゾナー6cmのオリジナル。当然、プロトタイプしかありません。随分と検証をしましたが当時は他に同じレンズが無くてヤキモキしたりもしましたがその後、ヴェストリヒトのオークションに全く同じ玉が出品されたのでこの玉のオリジナルが確定しました。ま、造りを見りゃオリジナルかどうかは判るんだけどね。
レンズ番号は#1407、ヴェストリヒトオークションに出た玉は#1407/7。当然、プロトタイプの番号です。ゾナーの文字はその2本とも削られています。そりゃそうだよ、ツァイスがライカの玉造ってんだもん。
過去に試写しましたがスバラシイ写りです。シャープネスも、ボケも、値段も。ところで買ったら買ったでファインダーどうする?
・このタイプは3台目
ローランドは20台くらい売ってるんですが、最終の巻止めが付いてるローランドはかなり少ない。っていうか、ローランドが少ないんだよ。
そういえば探してたやついたよな、オカダヤのお客さんで。このブログ見て電話してくるまで残ってるかなあ。。
これが巻止め、後ろの赤窓にもシャッターが付いてます。
当然、付いてくるケースも巻止め用です。このローランドのケースも台数少ない割にはいろんな種類があるんだよなあ。。
あんまり訊いてくるもんだからいちいち説明するのがメンドクサイんで、ここに岡田の新しく買った調理家電を紹介しますからね。何屋だよ、オカダヤ。。カメラの質問しろよ、お前ら。
・炊飯器
真空内釜圧力IH炊飯ジャーNP-RD5
http://www.zojirushi.co.jp/syohin/ricecooker/NPRD.html
これは岡田がひとりもんなんで5.5合炊きはデカイんですよ、でも各メーカーの主力は5.5合炊きなんですね。3合炊きは意外と少ないラインナップなワケです。ちなみに5.5合炊きだったらワタシはこれを選びます。
http://www.zojirushi.co.jp/syohin/ricecooker/kiwamehagama2013/index.html
いいか、ここの会社にデザイン性を求めるほうが間違ってるんだからね。
それとIHと圧力IHの違いを理解しないと自分好みの炊飯器は買えんぞ。
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/word/2008/09/03/2856.html
米は基本ぞ。
・精米機
家庭用精米機BR-EB35
http://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchenware/BREB.html
岡田は玄米を買って、それを精米してから炊くんですが、精米したての米を一度でも食べちゃうと普通の白米には戻れません。え?玄米をそのまま喰わないのかって?米は銀シャリに限るんだよ。
でもって精米機は過去にもいろいろ買ったんですが、大きく分けてかくはん方式と圧力方式の2通りに分けられるんです。以前買ったのはかくはん方式のほうだったんですが、この方式だと結構米が割れちゃうんですよ。で、今回買ったのは圧力方式のほう、これは玄米同士をこすり合わせて糠を取り除く方式なんですがこれは田舎のほうに行くとよくあるコイン精米機と同じやりかたですね、こちらの方式のほうが旨いんだよね。
http://www.komeri.com/howto/html/01910.html
米は基本ぞ。
・グリラー
パナソニック マルチグリラーNF-MG1
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=NF-MG1
これはああ、岡田、買ってヨカッタねランクの上位にきましたんでご紹介です。キッチン据え付けのグリルで魚が上手に焼けないことはありませんか?奥さん?ワタシ岡田は全国の奥様の味方ですからね、お見しりおきを。このグリラーのスバラシイところはオート機能があるところと触媒が凄くて魚を焼いても匂いが殆どしない、というところです。あ、あとは全面のガラスの部分も含めてバラバラになるんで掃除が楽です。このお手入れがラク、というのは家電を買う時の重要なポイントですからね。
・掃除機
マキタ CL182FDRFW
http://www.makita.co.jp/product/li_ion/cl182fdrfw/cl182fdrfw.html
掃除機と岡田は長年、お互いの妥協点が見いだせずに戦いが続いてたんですよ、いったい何台買ったんだろう。。まずフツーの掃除機が必要で、コードレスの充電式掃除機が必要なんです。コードレスの便利さを知ってしまうとそればっかり使いたくなるんですが、やっぱり吸込み仕事率が充電式は低いんで両方必要となるんです。イギリスに本社のあるサイクロン方式の掃除機は今まで計3台買いましたが全部壊れました。メーカー対応もあまり褒められたもんじゃなかったですよ。それと以外に吸わないです、ここの掃除機は、メーカー名は確か大損とか言ったかな。で、マキタのこれは何でもっと早く買わなかったんだシリーズのひとつに挙がるほどゴミを吸います、さすが職人相手のメーカーは違う。フィルター掃除がメンドクサイんで紙パックにしたんですがこれも正解です。何より岡田家はインパクトドライバー(普通の家庭にはねえやな)とかジグソーまでマキタなんでバッテリーの使い回しがききます。ま、これはマキタの戦略ですがね。
こんどはカメラか時計のはなしをしたいなあ。。