王子ペットクリニック
犬・猫・小動物、がんと免疫療法・・・ペットのことは当動物病院にご相談ください。



「軟口蓋」とは口の蓋、つまり喉ちんこを含むその周辺部位のことを言います。

その「軟口蓋」が長くなり、呼吸の邪魔をする病気を『軟口蓋過長症』などと言っています。

知らないうちに皆さんも見かけているのではないでしょうか?

「ふがっふがっ」と言いながら歩いているパグちゃんなどよくいませんか?

短頭犬(パグ、フレンチブルドックなど)に多い病気なんです。

以下の写真は、長くなりすぎた「軟口蓋」を超音波メスにて切除している写真です。

超音波メスを使用すると、切除後の出血がなく手術が非常に簡略化できます。

今回はフレンチブルドックちゃんの手術をしました。

手術前は呼吸をするたびに「ふがっふがっ」言っておりとても苦しそうでしたが、

術後は「ふがっふがっ」の回数が減り、スムーズに呼吸ができるようになりました。

オーナー様も満足されており、手術をしてよかったと思ってます。








この度、被災された多くの方々にお見舞い申し上げますとともに

一日も早い復旧および復興を心からお祈り申し上げます。

さて当院では獣医医療に従事している者として、

震災に対して何ができるのか、何をすべきかを考えたところ

被災された方々の心の支えとなりうるペットちゃんの保護・収容、

また、救援物資の搬送のための義援金の募集などが私たちの責務である

という結論にいたりました。

ペットちゃん関連の被災状況などご存じの方がいらっしゃいましたら、

情報をお寄せください。

情報掲載サイト→http://12192.jp/oshirase







東日本大地震から1週間が経ちましたね。

先週は、余震の不安、原発の不安、食料やお水の不安、と不安続きでいつもよりとても長く感じました。

 

そんな中で、先日嬉しいご連絡を受けました。

当院には、実は福島県からわざわざ来てくださっている患者様がいらっしゃいます。

今回の地震で、どれだけの被害にあわれたのか、無事でいらっしゃるのかとても気になっていたのですが、

飼い主様もわんちゃんもみんな元気にしているようです!

本当に安心しました。

 

まだまだ、状況が落ち着くまでには時間がかかりそうですが、

当院は被災された方々のお力になれるよう、今後も支援していきたいと思います。

 







何度となく発生する余震。

そのたびにストレスを受けるペットちゃん。

精神的に追い込まれ、ブルブルおびえてしまう患者さんのお話を最近よく聞きます。

余震でおびえてしまうペットちゃんがいましたら、ぜひご相談ください。

皆様、一緒に頑張ってこの逆境を乗り切りましょう!!!

 

 







本日、学会発表をしてきました。

昨日の地震のため学会自体が中止になるかもしれないと思いましたが、

無事に発表をしてくることができました。

ご協力いただいた関係者の方々には深く感謝致します。

今後とも学術的な研究を日々の診療にいかしていきたいと思います。

詳しい発表内容は『学会発表』に書き込んでいます。