門脈体循環シャント（PSS） 紹介受付中

当院は門脈体循環シャントの手術を実施しております。

肝臓疾患専門医の先生の協力の下、高いクオリティーにて診療を行っております。

オーナー様および獣医師の先生方へ

確定診断されていない状態でも随時受け付けております。下記の連絡先へお気軽にお問い合わせ下さい。

TEL.03-3913-2500
E-mail.animal.clinic@oji-pet.jp

門脈体循環シャント（PSS）

・門脈体循環シャントとは

　門脈体循環シャントという病気は門脈と大静脈との間にバイパス血管（これをシャント血管といいます）（写真添付）が先天的あるいは後天的に発症し毒素が肝臓で解毒されずに全身にまわり、様々な症状を発現させます。そして肝臓に十分な血液が流入してこないため肝臓が大きくなれません。

・診断

　血液検査で血中の胆汁酸やアンモニアの濃度を測定することによって出来ます。確定診断は全身麻酔下による門脈造影が必要となります。最近ではCTにおける門脈造影にて診断しています。

・治療

　外科的治療と内科的治療がありますが、内科的治療で症状は改善しますが完治することはありません。手術でシャント血管を結紮することにより完治が望めるため、診断がつき次第できるだけ早期に手術を実施することをお薦めいたします。