「土の音工房」(Studio Claytone)オカリナ製作販売、演奏・教室/ あめつちの便り「土の音」内

土で作るオカリナ(Ocarina)の音色を ご一緒に楽しみましょう🎵
初めての方も体験してみてください。

土と炎と緑の世界へ…佐藤 茂 師を訪ねて

2015-06-19 08:46:45 | オカリナ、ライアー
土と炎と緑の世界へ…佐藤 茂 師を訪ねて

食と健康の指導から無数の実績を持つ 井上 明先生の熱烈で充実したお話 (練功18法のエッセンス体験付) を肚に仕込み、その足で久々に福井の越前町に走った!

山々に囲まれ田んぼが広がる日本の原風景を前に、土と炎に関する恩師 佐藤茂先生が迎えてくれた。
ご縁を戴き25年ほどになるだろうか…、白山ヨガ登山 (国際自然医学会 監修の専門店「北陸自然医食センター」主催) で、岡本之秀先生のヨガ指導を受けた仲間が 越前町の佐藤先生を訪ねる時に誘ってくれたのが運命の出会い。

暗中模索で 土笛(オカリナ)の製作を始めた頃で、佐藤先生が用事で金沢に来られる度、工房に寄られアドバイスを頂いたのは願ってもない幸運だった。火山 久氏の奥さまからのご教示しかり。

いまなお折々に佐藤先生を訪ねては、土と話すほどに増える疑問の一端を打ち明け教えを仰ぐ。手取り足取りの技術でなく、多くは人生哲学的教訓で、最後に思い出したかのように現実的なヒントを魅せてくれるのが通例。

実は、近場の名湯温泉に入る楽しみもさることながら、先生手作りの漬物などを加えた特別な手料理を 贅沢にも オリジナル陶器に盛り付けてくれるのが何より楽しみでもある。

仕事場は関東の家族と離れていても、陶の釉薬をきめ細かく調合するように食のバランスを意識し 玄米食を取り入れている。
今回も変わらない情熱的なパワーを分けて戴き感謝の極み!

帰り際には、なんと沢山のお皿など貴重な力作をプレゼントして下さった(゜ロ゜;
飾っておくのでなく、自然食料理教室やパーティーで、大いに活用させて戴きたい d(⌒ー⌒)!

■佐藤 茂(さとう しげる)プロフィル
1936年(昭和11) 秋田県横手市生まれ。広告デザイン等を経て、1970年 スエーデンに渡り、ニッケルビクス美術学校陶芸科で グレータ・ミユッシル師に師事。1973年 スエーデン国立芸術大学で ガラスや陶芸を学ぶ。1976年 福井県越前陶芸村に五黄窯を築き、1992年 火輪動窯とする。

土塊に空洞を設け、交差した直線と丸で掘り込み、幾何学的(アイヌ民族衣装的 )な文様を施した森シリーズ、また、眼光鋭い真ん丸な目を持ちながら穏やかな表情の小鳥のような「春の笛」シリーズ等々、独自の深く豊かな精神性と原初的なエネルギーの発現を感じさせるものがある。

●写真の作品は「春の笛( Spring Flute)」1983年
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★土笛と仲間たち・人は土から産まれ…YouTube:https://youtu.be/1S0pTFvT9DA

★自然食・人も地球も健康に TV : http://youtu.be/IR7AUU7gZ2s
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GREEN NOTE (光明食養研究所)
玄米カフェ & 土の音工房“Atelier Clay tone”
HP:http://www14.plala.or.jp/greennote/
土の音:http://www.cirkit.jp/portal/shop/info/12/

稀有な、足湯&手湯の天然鉱泉!

2015-06-15 11:30:03 | オカリナ、ライアー
稀有な、足湯&手湯の天然鉱泉!

過日知人が教えてくれた足湯&手湯が出来る天然鉱泉が、お客様宅への途中でもあり寄ってみました。

暑くなるとつい冷すものを摂りすぎて、バランスを壊し逆に体内が冷える方が増えますのでご注意!
足と手を同時に温めることでより効果的です。
入口前には鉱泉が出ていて、飲めたり汲んで持ち帰れます。

手足を浸けたまま眠っている方もいますが、夜は手湯にお銚子を浮かせてお燗を…とも想像してしまいます(笑)

来場者と話すうち、みんなが知ってる曲をと「ふるさと」をリクエスト頂きました♪

★ふるさと(オカリナ) YouTube:https://youtu.be/04KAs0PtSPA

新聞にも載っていたのですね…驚き!

歌とオカリナのセッションから!

2015-06-09 22:53:18 | オカリナ、ライアー
歌とオカリナのセッションから!

“となりのテレ金ちゃん”(2015年5月18日午後4時頃)で、歌手 松原健之さんとのセッション模様がオンエアされました♪

観られた友人たち等から愉しい連絡を頂いた中にはこんなのも‥「グリーンノート店内がとても綺麗に映っていたね~テレビはスゴいね…」…? ん、誉められているのかな (^-^;

筆者はTVが無いので…オフレコ(笑)!・土笛製作中など ラジオのみ。友人宅で録画を拝見しました(^^)v 力道山が映ってる街頭テレビに人が群がった時代と錯誤する人も…

7年前の珠洲でのコラボでは、オカリナを40分+健之さんの歌40分+合奏3曲…の内容で、オープニングには筆者もレコーデイングに加わったCD 「小さないのち」(西村圭也 作曲)のテーマを製作関係者で合唱。

テレビ金沢本局でのリハーサルでは、歌手として鍛えあげられた健之さんの高音まで柔らかくクリアーな美声に感銘しました♪ その歌が「グリーンノート」(緑の香調‥の意、note =楽譜・音符) で聞けると、遠方からもお運び下さいました♪

多忙なタレントが、食と健康に気を使うのは当然ですが、食養・マクロビオティックの食材を置いて20年以上になるグリーンノートの 「光明自然農法玄米」や 玄米を国菌でるる“糀(麹)菌”で発酵させた「玄米酵素」、「天然味噌・醤油」、「自然海塩」等々“いのちの元の氣”に包まれる中、あるがままで結構との意向で、全くダイレクトな今回の本番♪

まるでオカリナ教室風に纏まった内容で、大地の土でこさえた 土笛(オカリナ)にまつわる話題がメインですが、健之さんの人柄も歌と共にナチュラルな場にピッタリ、感謝!

↓友人のお陰で以下の通り
★"松原健之&上村 彰の 歌とオカリナのセッション" (限定公開):https://youtu.be/JeIL8a0aC7k

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★土笛と仲間たち・人は土から産まれ…YouTube:https://youtu.be/1S0pTFvT9DA

土の音工房“Atelier Clay tone”電話 090-4686-4124

星と詩とオカリナの夕べ

2015-06-08 12:05:44 | オカリナ、ライアー
星を食べようよ♪星と詩とオカリナの夕べ

8月20日(2015)は、日本古来の太陰太陽暦による「伝統的七夕」です。

旧暦七月(現在の8月)・文月(ふみづき) とは、七夕の夜に詩歌の書(ふみ)を供える月 or 稲穂がふくらみ始める月。

宇宙詩人とも評される、ナナオサカキの詩集からのポエトリーディングと共に、オカリナ(土笛)による 星にちなんだ曲を大地と生き物と星に捧げます♪

☆国立天文台「伝統的七夕」サイト:http://7min.darksky.jp/?p=prospectus

出 演 オカリナ グリーンノート
と き 8月20日(木)午後6時39分~午後8時
ところ 金沢市卯辰山望湖台
問合せ 電話 090-4686-4124 グリーンノート・土の音工房


「星を食べようよ」 詩・ナナオ サカキ

ほんとだよ 子どもたち

神様は
飛行機のために   空をつくり
観光客のために   サンゴ礁をつくり
農薬のために    畑をつくり
ダムのために    川をつくり
ゴルフ場のために  森をつくり
スキー場のために  山をつくり
動物園のために   けものたちつくり
交通事故のために  自動車つくり

幽霊が踊るよう   原子力発電所つくり
ロボットが踊るよう  人間をつくった


  子どもたちよ 大丈夫
  井戸は    涸れない 

  ごらん    夕焼けだ 
  畑に     向日葵
  空に     赤とんぼ 

  誰かが    歌い出す

 " 星を    食べようよ " 


      1988.9 北海道大雪山・忠別川

インディアンハープが、グリーンノートにやって来た♪

2015-06-02 14:33:27 | オカリナ、ライアー
「インディアンハープ」が グリーンノートにやって来た♪

ベニヤで梱包された衣装ケースのように大きな荷を解くのに一汗かいたが、中から現れた年季の入った楽器を見て驚いた!

一般的には「アルパ」と呼ばれるが、アルパ(Arpa)はインディアンハープやラテンハープとも呼ばれ、ハープ(Harp )の‥ARP‥が由来のスペイン名だ。

オカリナとの合奏を何度か行ったアルパ奏者の方によれば、楽器に縁を持ったのはパラグアイで、譜面がなく口伝的(耳コピ的)に練習するのだという。

修理の必要があるにしろ、せっかく譲って下さった貴重な楽器だ。弾けるわけではないけれど、折々に音を出してあげることは楽器の状態を維持する大切なことでもある。

管楽器の原点が「磐笛→土笛・骨笛→オカリナ」などと考えれば、

弦楽器の原点は「弓琴→リラ・琴→ハープ」のように考えられる。

アルパ という名称で普及した背景は、当然スペインの新大陸征服(乗っ取り)戦争に繋がるから好まない面があるけれど、仕組みからは原点に近く、ギターを連想させる(写真の巻きネジ…)ような民衆的な楽器として惹かれる。
半音もなくシンプルで原色のような音色だ。現代ハープより製作しやすいように見える。
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☆興味のある方は、ポロンポロンと自由に体験をしに来てください♪音が珠玉のネックレスのように繋がるグリッサンドだけでも「ホォ~ッ♪」となります。

筆者が初めてハープに触れるご縁を頂いたのは、オーケストラアンサンブル金沢(OEK)の定期公演(2000.3.13)
で、グランドハープのソロ演奏を披露された 当時の吉村智子さん(現 上田智子)。ご自宅でグランドハープの体験をさせてもらった時、フランスでは多くの男性がハープを弾いているが日本の男性で関心を寄せられたのは初めて!と驚かれました。

実は、かつて正倉院の宝物である古代ハープの「箜篌(くご)」に惹かれていました。仕組みや製作法を知る手だてもなく福井にある当時日本随一のハープ製作所 青木ハープ を訪ねました。社長さんが親切に案内して下さってとても勉強になり、改めてオカリナにも音楽にも熱意を深めることになりました。

★自作ライアー (初)音出し♪YouTube:https://youtu.be/Yhr8Z8xOwb8

〈歴史〉
アルパの起源は昔スペイン人が南米にもちこんだハ-プを見て現地のインデアンが丸太をくりぬいたものをサウンドボードとして作ったハープに始まり、今では主にパラグアイ、メキシコからアルゼンチまで普及している。
なお、中南米では未だアルパ演奏家のほとんどが男性だとも言われる。日本に輸入されているアルパは、パラグアイ製が多いらしく重さは約7kgで持ち運び易い。

スペインによるアメリカ大陸征服・植民地化は、15世紀~17世紀。スペイン人を頂点とする厳格で抑圧的な植民地支配の体制が確立されていった。征服後の社会でスペイン人たちは圧倒的な社会的、経済的な力をもち、スペイン人の文化が至上のものとされ、インディオの文化は卑しく醜いものとされた。さらに、アフリカ大陸から多数の黒人奴隷が連行され、家内労働やプランテーションでの重労働に従事した。
ポルトガルによる植民地化と併せて、17世紀にはオランダやイギリス、フランスが侵入侵略、19世紀半ばからこの地域はラテンアメリカと呼称されるようになった。