セーター完成しました!!
余った糸で編んだので配色にせざるを得なかったんだけど、
結果、かわいいではないの~~。
今までの工程の目次をいれときます。
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む①編み図
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む②襟ぐりの作り目
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む③ひと工夫と糸のつなぎ方
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む④袖と身頃の分かれ目
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む⑤身頃完成&袖付け
今回は工程の写真を撮る間もなくどんどこ編んでしまった…
裾のゴム編み、脇の部分にスリットを入れました。
脇線にはぎが無いので、ぱっくり割れてしまいやすい分、前身ごろのゴム編みを、後ろ身頃に重ねるように1目だけ余分に編んでます。
わかるかなあ??
こちら、袖下の様子。
袖下の目を拾う時にひとめ余分に編んで次の段で減らし目したところも、
目だった穴ぼこが空かずに済みました!
↑ここね。
袖下も脇線にもはぎがないので、わきの下のところももごもごしません。
襟ぐりのゴム編み、拾い目の部分はこんな感じ。
別鎖で作り目した部分はつなぎ目が無いけど、
前襟ぐりを増やし目で作っていったところだけ、こんな感じで拾い目します。
↓ここ。
前襟ぐりの中心部分を別鎖で作り目するまで編み増やしていった部分。
今回、ゴム編みはすべてひと目ゴム編みにしたので、
とめ方もゴム編みどめにしました。
以前、ひと目ゴム編みする前にいったん別糸で伏せどめするとやりやすいって書いたんだけど、
編んだ号数よりも少し細い編み棒に移し替えれば伏せどめしなくても針通しやすいってことに気づいた…。
というか、伏せどめほどきながらやるより、そっちの方がやりやすかった…。
なんにせよ、寒い時期のあいだに間に合ってよかった!
前回の記事はコチラ↓
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む④袖と身頃の分かれ目
袖下から色を切り替えました。
袖下はこんな感じです。
ここからは身頃を筒状にぐるぐるとひたすら輪編みで編み進みますが、
トップダウンで編むと様子を見ながら丈を決められるのがとてもよいのよ。
わたしは去年のと同じ丈で、裾のひと目ゴム編みの部分は脇にスリット入れました。
スリット止まりのところはおそらく伸びてきてしまうので、ちょっと補強しようかと思います。かがるとかね。
身頃が完成!
お次は袖です。
休ませている目を拾い、袖下の新たに別鎖で作り目したところも拾って輪っかにするんだけど、
その際、下の写真矢印の部分(別鎖の作り目との境目)が穴ぼこが空きやすい。
そこで、そのあたりからひと目拾っちゃって、次の段で減らし目して処理する、という作戦を去年学習しました!
マル印のとこ。わかりますかね???
これはラグランスリーブや袖下に限ったことではなく、
襟ぐりのゴム編みとかにも使える便利な作戦。
ほんと便利な作戦なので、ぜひお試しあれ。
ここからは、減らし目しながら袖口に向かってひたすら編み進みます。
以前の記事はこちらから。
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む①編み図
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む②襟ぐりの作り目
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む③ひと工夫と糸のつなぎ方
襟ぐりから編み始め、ラグラン線の増し目をしながら袖下まで編んできました。
写真の下側が襟ぐり。
ここで、袖下に別鎖の作り目で左右6目ずつ追加し、袖側は休ませて前後の身頃をつなげます!
個人的に、一番ワクワクする工程!
身頃に挟まれた袖の部分は、いったん別糸で伏せ目してとじました。
袖の部分を休ませるのは、別の針にとる人が多いと思うんだけど、
わたしはこのやり方の方が扱いやすくて好き。
こうしておくと、袖を編むときに改めて目を拾うのもやりやすい。
そして、前後身頃のあいだに6目、鎖編みからの広い目で追加します。
逆側も同様にしてぐるっと一周、身頃がつながりました!
ここからは、身頃の裾まで目の増減も無く、何も考えずただひたすら表編みをつづけていくという、
良くも悪くも、一番淡々とした工程。
身頃は今回ゴム編み部分も合わせて154段設定してるんだけど、
実際に編み進めながら丈を決めてもいいかと。
ここまでくると、ちょっと服っぽい形が見えてきて嬉しいのだ。
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む②襟ぐりの作り目
からの続きです。
ラグラン線の増し目のタイミングは、身頃側と袖側とで合わないことも多いので、
前回それで本当に苦労したのです。
編んではほどき、っていっても、
輪編みで一気に編んでいるので間違いがどこで起こっているのか特定するのも一苦労だし、
間違ったとこまで戻るのも本当に大変で。
なので、今回はある程度のところで目数がいくつなのが正解なのか?
あらかじめいくつか図を描いておいて、こまめに確認しながら進めました。
こんな感じで。
30段目では
前後身頃は作り目26+左右15目ずつ増やしているので56目、
袖部分は作り目14+前後10目ずつ増やしているので34目。
身頃の、2段ごと1目増やすのを23回やるのが終了した時点での46段目では
身頃は72目、袖は44目。
袖の、3段ごと1目増やすのを16回やるのが終了した時点での48段目では
身頃は72目、袖は46目。
その後は、
見頃は3段ごと1目増を5回
袖は4段ごと1目増を4回
おこなうので、実際に増し目をおこなう段数をメモ。
身頃→49 52 55 58 61
袖→52 56 60 64
49段目には身頃の増し目、52段目は身頃と袖両方増し目、、、てな感じで。
その時役立つのがこれ。
ピンクの糸結んでるとこが段数マークです。
40段と50段のとこに結んでます。
マーカーだと気づいたら取れてることがあるので、糸結び作戦はとてもよいのだ。
もうひとつ、
袖と身頃の境い目のリングは必須ですが、
前襟ぐりをつないだ際の境い目にもリング(しろいやつ)。
これがあると、
どこまでが1段の編み終わりかがはっきりするのでとても便利。
そして、輪編みで編んでいると糸のつなぎ目をどこにするのか?で悩んだりしますが、
わたしは
①目立つ位置を避ける
前身ごろの真ん中にくるあたりとかではつながない。
ラグラン線のあたりとか、袖下とか、脇とか、目立たなそうなところでつぐ。
②目立たないつなぎ方でつなぐ。
結び目を作らずに、糸を割ってからませるつなぎ方でつなぐ。
この、②のつなぎ方をご紹介します。
これだとほどける心配が減り、かつ目立たないよ。
針に糸を通し、ブルーの方の糸端を数センチ残して糸を割りながら通していく。
通ったら、グレーの方の糸を引きながら、ブルーの糸におさまるようになじませる。
針に糸を通さない状態で、グレーの方の糸を割りながら通していく。
通し終わったらブルーの糸を針に通し、引き抜いてなじませる。
この方法だと、両側から引っ張ってもするっと抜けることがありません。
お試しあれ~~
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む①編み図
からの続きです。
そもそも、襟ぐりのラインの編み図はどう決めるのか?って話なんだけど、
こんな風に、
後ろ襟ぐりの寸法を出し、
後ろ襟ぐりのラインから前襟ぐりのラインをどの程度下げたいのか?を出し、
前襟ぐりの前中心に近い部分の平らなラインはどの程度欲しいのか寸法を出します。
写真の右上の図がそれ。
後ろ襟ぐり22cmのうち、左右4cmずつは袖部分。
そして、カーブしている前襟ぐり側も左右4cmずつは袖部分。
(袖部分は合わせて8cm)
そして、前中心に近い平らなラインの部分は今回9cmくらいにしたいかなあ、と設定。
その平らなラインまでの高さの差は4cmくらいがいいかな、と設定。
ということで、
こんな感じで目数を決めました。
今回は前身ごろと後ろ身頃の幅は同寸なので、前襟ぐりと後ろ襟ぐりの目数は同じです。
※なのですが、この時点で襟ぐりの最初のひと目を計算に入れ忘れてました…。
こちら、その襟ぐりの作り目を上から見た図が写真の上の方に書いてる丸い図。
(こっちにはちゃんと書いてるのに)
前襟ぐりは最初の1目からスタートし、増やし目しながら編み進め、別鎖で作り目する前襟ぐりの中心部分とつなげて輪にします。
(この、最初の1目を忘れずに数えましょう…。今回は前襟ぐりの別鎖の作り目を減らすことで調整しました)
さあ、実際に編んでくと、
後ろ襟ぐりと袖部分と前襟ぐりの1目だけを別鎖で作り目したとこ
前襟ぐりの部分を増し目しながら編み進め
別鎖で作り目した前襟ぐりの中心部分とつなげてわにする。
ということ。
前襟ぐりのとこをつなげるまでは、
・前襟ぐりのライン
・身頃側のラグラン線
・袖側のラグラン線
を増し目しながら編んでいかないといけないので結構慌てます(笑)。一気にやった方がいいかも。
ちなみに今回だと、
この、11段目で前襟ぐりとつながるように設定してるんだけど、
その時点で、
前身ごろの部分…別鎖で作った前襟ぐりの作り目が16目(※間違いです。14目が正解)+その両サイドに襟ぐりの増し目が左右5目ずつ+前身ごろのラグラン線の増し目が左右5目ずつ(※正しくは+最初の左右1目ずつ)
袖の部分…作り目14目+ラグラン線の増し目が前後3目ずつ
後ろ身頃の部分…作り目26目+後ろ身ごろのラグラン線の増し目が左右5目ずつ
の計116目になってる、という計算。
襟ぐりがつながったら、輪編みでラグラン線の増し目をしながら袖下までいきます!