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60万賠償、神の手 医師の名誉毀損

2011-07-01 | 医科歯科ニュース
毎日新聞側に60万賠償命令 脳外科医の税務申告めぐり
2011年6月30日 提供:共同通信社




 税務申告に関する虚偽の記事で名誉を傷つけられたとして、脳外科の権威とされる米デューク大教授の福島孝徳(ふくしま・たかのり)医師(68)(米ノースカロライナ州在住)が毎日新聞社側に2千万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、記事の一部に違法性を認め、同社と執筆記者に計60万円の支払いを命じた。

 判決によると、毎日新聞は2009年9月8日に「『神の手』医師申告漏れ 日本での5億円」との見出しで夕刊紙面や英文サイトに記事を掲載。翌月10日に訂正、謝罪する記事を掲載した。

 判決理由で松並重雄(まつなみ・しげお)裁判長は、記事が日本で得た所得約5億円を日米両国で税務申告していないなどと指摘した点は真実と判断。一方で「国税局が無申告加算税を含め約1億数千万円の支払い義務があると判断した」などの記述は「真実でなく、真実と信じた理由も認められない」とした。

 福島さんの代理人弁護士は、約5億円の所得について「必要な税金は既に国内で全て納付した」と説明している。

 毎日新聞社社長室広報担当は「判決文をよく読んで今後の対応を検討する」としている。


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