気ままにお絵描記

絵手紙、イラスト、写真などで足跡を残したい。

今日は何の日?

2009-09-05 23:54:22 | 日常あれこれ

 

 

 

 

 

 

 

私ごとですが 今日は ランちゃんの命日でした。

 

夫に言われて 「あ そうだったね」 と 思い出したんですが・・・。 

 

もう 9年になるなんて 月日の経つのは 早いものです。

死なれた当初は ランちゃんを思い出すたび

泣いていたものですが 9年も経つと

“犬 飼ってたこともあるんだ”

と 記憶も遠い彼方に・・・。 

 

死んだ前年に 心臓発作で倒れて それ以来

週に 2~4回は 病院通いをしていました。

動物は 保険がきかないので 一回行くと1万円近くかかることも多く

治療費が大変でしたが それでも

ランちゃんが 居なくなるということが怖くて

ちょっと異変があれば 病院に 駆けつけました。

 

そんな中 8月の末に 私は 大阪に行っておりました。

「ランちゃんの 具合が悪いから行けない」

と 言ったら 母に

「ランちゃんと親と どっちが大事なんや」

と 言われ その頃 父も入退院を繰り返していたので

そっちも気になって・・・。

などと 言いながら 甲子園にも行きましたけど。 

(新庄選手が居た頃でした)

 

ランちゃんが死んだのは 私が東京に戻った翌日の午前でした。

「ランは お前が帰るのを 待っててくれたんだよ」

と 夫は言います。

私が 帰った夜 ものすごく苦しそうだったのを思い出すと

今でも 涙ぐんでしまいます。 

 

 

最近 ときどき考えます。

ランちゃんに 死なれたくないと 1年以上医者通いしたのは 

“やれるだけのことはやったんだ” という私たちの自己満足で

ランちゃんには 迷惑だったんじゃなかったのか・・・って。

 

肺に注射針を刺して たまった水を抜いたり

点滴したり 水分を制限させたり 

きっと つらかっただろうな。 

 

あまり 苦しめないで 見送ってあげればよかったのに・・・。

 

だけど その当時は そんなこと考えられなかった。 

 

医学が発達して 人間も動物も 無理やり生かされてしまう今の世。

どこでどんな決断をするのか。

難しいところです。