よい子は見ちゃダメ。
王国はぁ~、ひぃっそりとぉぉ、たのしめぇえぇえ~。
…別に、いかがわしいモノではないのですが、今回は真っ赤な画像を使ったので、あまりススメません。
ヲタレヴューですしね。
…それでも、お読みになる?
KHバースバイスリープFM、「あくまで」グラフィックの点だけのレヴュー。書いてみました。
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今作で、『フェイシャル』の本当の価値が分かりました。
エンディング――運命島での、子空・陸の会話の表情。
「空、どうした?」
「あ…、どうしたんだろぅ。 急に、胸の奥が苦しくなって…」
…の、子空の表情。 具体的には、瞼を閉じている時間。
無印よりも短く、眉のひそめ具合やうつむき具合、唇の動きが…クレイジーなほどに表現豊かになってました。
(語弊、文法のおそれ等は、気にせず書いてます。)
無印版も、もちろん良い出来なのですが、FM版は、文句のつけようがないほど、
「子空、かわいいよ、子空!」
…ということです! (ここに喰いつくって、どうなの)
全体的に、弁たち以外の、KHキャラの表情が、より「なめらか」になっていました。
ネズミー組は、あまり変更がない…?というか、もともと瞼パチパチくらいしか表情ないですしね。
ここまで、ムービーにこだわることこそ、スクウェアの職人魂と謂いたいのか。
FF蜂を初めてプレイした時、当時のポリゴンとCGムービーとの差に、驚嘆したものですが…。
BbsFMも、あの時ぐらいの衝撃を受けました。
そして、ショックだったのは、アンセムの声が、クリストファー・リー氏ではなかったこと。
「誰!?」 と思い、エンドクレジットを見ても 「誰!?」
IMDbで検索して、さらに 「誰!!??」
どうしたんでしょう、ギャラでトラブッたんでしょうか。
マーク・ハミル(asエラクゥス)、レナード・ニモイ(asゼアノート)
オスメントがヴァニタスというのは、無印に準拠したんでしょうが…。
なんですか、このスターウォーズというかスタートレックは?
ゼアノートが、「Live long and prosper!(訳:長寿と繁栄を)」とか言い出したらどうしようかと思いましたよ。
というか、アンタが言うなよというか…スタートレックのファンサイトなら、多分ネタになってるのではないかしら?
ニモイ氏は、2012年公開予定の『ホビッツ』の前哨戦でしょうが。 リー氏がいたら、まんまSFでした。
(私にとって、リー氏は、SWよりも、劇場版『指輪』でのサルマンの印象が強うございます。
SEE『王の帰還』は、驚嘆の黒歴史と思いますが、SEE『旅の仲間』は、さすがアカデミーノミネートと感動させられた出来でしたし。)
BbsFMの追加要素、いろいろございますが、私的に――あくまで私的に――シナリオをいじらず、キャラの表情をクレイジーなまでに豊かにする方向性を選んだスタッフに、
「グッジョブ!!」
…と、素直に賛辞を贈りたいです。
無印のシナリオは、エンディングこそ最高でしたが、途中経過は「???」…今振り返ってもそう思います。
それでも…このグラフィックなら…ブーたれますまい。
以下は、「違い」を載せました。
もちろん、著作剣的にメーター振りきれてます。 無いと思いますが、トラブれば、抹消します。
子空をストーキングしたのは、私の趣味です!(断言)
気休めに、C:SQUER ENIX マークは入れました。
まだ、BbsFMをプレイしていないヒトは、これをみて 是非プレイしてみてくださいませ☆
KHのシナリオが好きなヒトなら、プレイすれば感動すると思います。 途中のシナリオは相変わらずですが…。
基本的に、ダークサイドな私みたいな人間でも感動するのですから、まっとうなヒトやお子さんたちなら、きっと…。
繰り返しになりますが、FF蜂からの倣いというか、スタッフのクレイジーさを感じるグラフィックへのこだわりでした。
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( 上:無印 下:FM )
基本的に、アイラインがくっきりして、線をシャープにした感じがします。
つくりを細かくしたせいか、唇や歯列も、程よく表現されていて、キャラが「話す」時に、より自然になった印象を受けました。
ED直前のアクア回想…無印発売当時、走馬灯みたいだったので、
「アクア死ぬの?」
とうろたえました。そのあと、アンセムと波打ち際でトークしてて、「あ、Ⅲで生還しそう」と安心しました。
子空が、少年特有のやんちゃっぷりを感じさせるようになった。
( 上:無印 下:FM )
クレジット後の、「…悲しいの?」
弁トゥスと会話するところ。
これも、線を、よりはっきりさせているので良いですね。
…というか、子空、ビューラーやり過ぎでしょ☆
「それで君が、悲しくなくなるなら」
…のところですが、瞼をやや重たげにしたので、弁を受け入れる子空の優しさが、巧く表現できてる。
「Sure, if you're making feel better.」――でしたか、よい、これはよい。
ここは、無印でも、人気のシーンらしいですね。
関係ないですが、無印版弁の「ありがとう…」の言い方が、なにかエロく聴こえるのは、私だけ? …そう、私だけか…きっと腐のフィルターが【以下自重】。
ラスト。
「どうだった?」 「うん、届いた気がする」。
陸と話をして、「ふふっ☆」 と笑うところ。
FM版では、無印にはなかった、眼をつむって、朗らかに笑うモーションを追加。
続く、陸の表情と相まって、子どもらしさがアップ。
ホント、クレイジーなまでにグラフィックがイイ。
海外は、声優業のステイタスは低いらしく、あまり演技派ではないと感じますが、その不足を補って、なお余りあるグラフィック。
だからこそ、後半までのアホの子みたいな寺の行動が、シナリオが…、シナリオが【以下自重】…勿体ないと、つくづく思います。
なにはともあれ、どうぞみなさま、FMをお楽しみあれと応援するばかり。
そして、最後にもう一言だけ!
「子空、かわいいよ、子空!」
( 2011/02/11 一部修正 )