不安神経症克服への道

とにかく心身ともに疲れた

昨日は外泊で、1時くらいにベッドに入ったあとに4時過ぎ頃に一度目をさまして7時半に目覚まし時計に起こされた。

外泊というのは、他県のケアハウスにいる母の面会をいつもと違って午前に設定したため、家からでは間に合わないので前日に新幹線で移動してホテルに泊まったからだ。午後から父の墓参りに行こうという目論見もあった。到着が夜になってしまったために暗くて道に迷ってしまい、駅から数分のはずのホテルが30分以上かかってしまった。駅のビル内を通過するときにスマホの地図アプリがうまく動作せずによく分らなくなってしまったことも失敗の原因であった。案の定、緊張と怯え症状が強まっていった。頭の上の左右の部分がチクチクした。何とか辿り着いてチェックインしたときは、殆ど動けないほど疲れていた。そのためか、あるいはホワイトノイズマシンを持って行ったためか、いつもは隣の音が気になってなかなか寝付けないはずが、珍しく眠ることができたようだ。

母との面会時間には無事間に合った。一人では心許ないのできょうだいと一緒だ(きょうだいにはとても感謝している)。しかし辛い。一ヶ月前に会ったときより、また弱っているようであった。殆ど眠そうで、話す内容がちぐはぐで会話がうまくいかない。病院に入院したときの自分は浚われてきて閉じ込められたので家に戻してくれと私に訴えたときよりも、精神的には楽なはずである。しかしそのときは痴呆が出てはいたがはっきりとしゃべることができて、会話ができていた。今は弱々しく意味の分らないことを少し話すだけである。会うたびに徐々に会話ができなくなっていく。頭が締め付けられるように辛かった。私の頭や足が石のように固まってしまった。父には大変申し訳無いが、これ以上移動できそうにない。ごめんなさいと心の中で手を合わせた。今の状態で複数のことを一日でやろうとしたのが無理であった。今度は墓参りのためだけに再び来よう。やむなく新幹線で家に戻った。

心身ともに疲れた。本当に疲れた。行動が伴わないネガティブなことを考えていても仕方ない。いまはとにかく眠ろう。

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