不安神経症克服への道

「銀河街の悪夢」への想い再び

今日、昨日と0時半に寝て5時に一度目が覚め7時に起床というパターンが続いた。珍しく睡眠中一度しか目が覚めていない。朝の散歩の効果が出てきたのだろうか?それともかなり緊張するイベントが続き、精神的に疲労したせいだろうか?いずれにしろこのまま覚醒一回が続くといいのだが。

今回はたまたま「銀河街の悪夢」の歌詞を検索していたら、旧国立競技場でのコンサートでSEKAI NO OWARIがこの歌を歌ったときに聴衆にドン引きされたという古い記事を見て驚いたので、私の想いや解釈を書き留めておきたいと思う。

精神が健康な人たちはこのような反応をするのだろうか?それとも一部の人たちの反応を大げさに記事にしただけなのだろうか?少なくとも私はこの歌詞が心に突き刺さり、強い共感を覚えるとともに勇気をもらった。以下とりとめも無いが、自分に当てはめた感想兼解釈である。ちなみに一切他者の解釈などは参考にしていない。

この病気になってからずっと私は「いつか完治したい。いつか健康になっていろいろな場所に行ったりいろいろなことをして楽しんでみたい。」と願いつつ変わらぬ日々を過ごしてきた。時折元会社の同僚や大学時代の友人たちの活躍を耳にすると、自分のふがいなさがとても辛かった。「未来なんて来なけりゃ皆とのこの差も これ以上開くことは無いのにさ」。毎日何とか良くなりたい、何とか健康になりたいと思っても「今日も僕は変われないまま今日が終わっていく」。明日こそは、明日こそはと思っても一歩も進めないまま一日が終わっていく。そして抗不安薬、抗鬱薬という「アイツの魔術」と「アノ子の呪い」が無いと生活出来ない。しかしそれらは不安や憂鬱を消すだけではなく、ワクワクする、楽しくてしょうが無い、悔し過ぎるという喜怒哀楽も奪っていく。辛いという気持ちだけが残る。自分が壊れていくのが分る。そして「寝逃げ」という言葉があるように、この辛さから逃れる唯一の方法が、医師からもらった睡眠薬で眠ることである。明日こそ、明日からはきっとと言っていたら何も変わらない。(変わらないどころか更に悪くなる可能性もある。)「僕らが動かせるのは今日だけなのさ」「僕らを動かせるのは自分だけだろう」、変わろうと行動できるのは今日だけ、そして自分だけ。誰かが何時かやってくれる訳では無い。夢見ているだけでは叶わない。そして「強くなれ僕の同志よ」!苦しんでいるのは自分だけではない、同志よ、強くなろう!この言葉にどれほど励まされていることか。

この歌に心から感謝している。

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