報道では、川内村が平成２４年３月を目標に全村帰還を発表したとのこと。小高に帰りたいと思っている私たちにとっては、とてもうらやましい感じがします。しかし、他の地区であっても少しずつ、帰れる地域が増えていくことは、私たちにとっても希望の光となります。除染という大きな問題がありますが、是非頑張ってほしいと思います。
さて、「私たちの新校舎（仮設校舎）」の建設は、着々と進んでいます。今日は床を張っていました。生徒の皆さんを、少しでも良い環境で勉強させてやりたいと思っていますので、期待して、建設現場を見つめています。
職員紹介 ６ ・・・ 最終回です。
３学年担当 清信 元博（教科：技術・家庭）
【保護者の皆様へ】
震災から６ヶ月が経ちましたが、子ども達の様子を見ていると、相変わらず大変そうだなあ、と感じています。しかし、目標に向かってあきらめずがんばれるよう応援していきたいと思います。
【遠くで学ぶ元小高中生の皆様へ】
元気にしていますか？この夏休み中に、何人かの生徒に偶然会うことができましたが、震災前の「あの頃」「あの時」のままだなあと感じ、うれしく思いました。皆さんと会えることを楽しみにしています。
学校事務 大竹 英美
【保護者の皆様へ】
５月から、こちらにお世話になっています。大震災後の状況にもかかわらず、元気に勉強に励む生徒たちに、元気と勇気をもらっています。今後とも、頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
【遠くで学ぶ元小高中生の皆様へ】
今は遠くに離れてしまいましたが、いつか、きっと会うときがきたら、それまで、共に頑張っていきましょう。
教頭 荒木 幸子（教科：保健体育）
【保護者の皆様へ】
４月２２日の学校再開以来、１日１日成長している学校の様子に喜びを感じています。このホームページを更新していますが、何年か後に読み返したときに、これが小高中再建の記録…と懐かしく思えたらいいなと思っています。震災の中だからこそ、毎日の授業を着々と行い、普通の生活ができるよう学校を運営していくことが、生徒の心身の健康ためと思い、今後も精進します。よろしくお願いいたします。
【遠くで学ぶ元小高中生の皆様へ】
小高中学校は私の母校ではありませんが、夫が、二人の息子が学び、成長させていただいた学校…なので、人一倍の愛着心を持っています。放射線の影響を心配することなく、小高中学校に一日も早く戻れるよう祈っています。全国で学ぶ皆さん、県下で兼務に当たられている先生方、どうぞ小高中から心を離すことなく、「心をつないで」強く生きましょう。小高の地での再会を楽しみにしています。みなさま、お元気で！
