ねこまんま

見ていただいてありがとうございます。管理人の はなひめさくら です。3匹の愛猫の日常を書いていこうと思います。

せつない(長文です)

2006-10-09 23:06:44 | にゃんこ
これから、にゃんこが膝の上にきてくれるようになって飼い主、ニンマリにゃんこもニンマリの幸せ~な季節がやってきます。それは見も心も暖かくて、何とも言えない至福の時。
さくらも毛布がないと膝の上にきてくれないけど、それでも自分がそうしたい時家族の誰かを誘い膝の上でまったりします。それは、さくらにとっては普段の生活の中での事で、特別な事ではないんです。こう言うと誤解を招いちゃうかもしれませんね。さくらだけが家の中にいるから特別なんだよと言う意味ではないんです。

昨日のこと、はなひめと駐車場デートの時、しゃがんだままだと足が疲れてきちゃうので車止めのブロックに腰をおろしたら、はなが膝の上にのってきました。もちろん、甘えたいひめも黙ってはいません。ちょっとした隙間を見つけて膝の上にきました。そのとたん、はなは唸り声をあげ、膝から降りて離れて行ってしまいまし
た。ひめに悪気があるわけでなく、寝息をたて始めたひめを、すぐに降ろすのもしのびなくて、しばらくそのままに。少しして「ひ~ちゃん、次は、はなちゃんをのせてあげような」と言って、はなを呼んでやると、必死で走ってきます。膝の上にのせてやると全身で甘えてきます。ひめがのってこれないように腕でブロックしてたら、どっか空いてるとこはないかと覗き込むひめ。ニャアニャア鳴いて訴えてきます。私の体に自分の体を押し付けて甘えてきます。「私も膝の上にのりたい」って。
ふたりの気持ちが痛いほど伝わってきて、涙が溢れました。
ひめは、はなと一緒に膝の上にいても平気ですが、はなは許しません。
駐車場での、ほんの数時間がふたりにとって、甘えられる貴重な時間。特別な時間なんです。この時しか一緒にいられないのだから、ふたりが自分を主張するのは当たり前ですよね。
今日はさすがに辛くて、座らずにデートしました。どちらを優先するかなんて決められないし、同時にのせてやることもできないから。
ひめにシャーした、はなを抱きかかえトラックの荷台に乗せて私の体でひめを見えないようにして、はなだけに聞こえるように「はなが可愛いよ」と繰り返し、撫でてやるとじゃれはじめました。嬉しかったんでしょうね。振り返ると、お座りして待っている、我慢しているひめがいました。辛くて切なくなりました。
離れていなければ、もっともっと長い時間一緒にいられるのに、でもそうしてしまったのは私たち。私たちの勝手な都合で家をかわったから、バチが当たったんでしょうね。
ただ、この辛くて切ない苦しみは、私とはなとひめにしかわからない。家族は直面していないから、実際痛みを味わっていないから「はなとひめは今までどおり外が一番」「親子だから、一緒がいい」と言うばかり。
確かに外は自由。急に生活をかえるのもどうかと思う。それでも、室内で暮らせば、危険から守ってやれる、寒い冬も暖かく過ごせる。何時間でも膝にのせてあげられる、一緒に寝ることもできる。そう願うのは私の勝手なのかなあ?
misatoさんのアドバイスのように、ひめだけを室内に迎えて、それぞれの時間、テリトリーを作ってあげるのも、ひとつの方法かもしれない。でも、私の気持ちが持たない。ひめが室内で暖かく(涼しく)過ごしてる時、はなは?寒い(暑い)思いをしてると思うと、耐えられない。
愛情は勝ち負けじゃないんだよとわかってもらえたら、切なる願いです


ごめんなさい、しんみりしちゃいましたね。
今日の隊長で笑ってくださいね
相変わらず「袋」です(笑)