わたしのさんぽ道

平日は真剣に働き、休日は真剣に遊ぶ。そんなわたしの「休日バージョン」のほうをお送りいたします。

6月10日 ゲートブリッジ

2012年08月27日 | 日曜日

14:44 新名所、東京ゲートブリッジを歩いて渡ります。(拡大写真)

今年2月に開通した東京ゲートブリッジの遊歩道を歩いて渡ってきました。東京ゲートブリッジは江東区の若洲と中央防波堤処分場を結ぶ東京湾岸の橋。中央防波堤処分場は一般人は立ち入りできないので、歩行者は現在、橋の反対側で足止め、若洲側に引き返す往復のコースです。


13:40 新木場駅からは景色の素晴らしい新木場緑道公園を歩きます。

最寄りの新木場駅から15分ほど歩くと、荒川沿いに舗装されたサイクリングロード、新木場緑道公園があります。荒川の河口付近、対岸に葛西臨海公園~舞浜のホテル群、さらに向こうには房総半島が見えるという、東京湾の素晴らしい景色を見ながら歩くことができます。

  
14:22 若洲ゴルフリンクス沿いを歩きます。花菖蒲が美しい。

若洲橋を渡って若洲の島に渡りました。強い日差しの下、池の周りに咲く花菖蒲が美しい。若洲ゴルフリンクスの敷地内は入れないので、島の端にある遊歩道を歩いていきます。頭上の防球ネットが目障りですが、東京とは思えない開放的な海の景色が広がります。

そして休み休みで新木場から約1時間、東京ゲートブリッジが見えてきました(最初の写真)。上下の鉄橋が組み合わさった特徴のある形は「恐竜橋」と呼ばれるのも納得。橋の奥に見える島が中央防波堤処分場で、一般人はまだ立ち入ることができません。


14:51 遊歩道はエレベーターで登ります。順番待ちの行列も。

東京ゲートブリッジの遊歩道に向かうには昇降施設を利用します(若洲キャンプ場バス停付近)。エレベーターには順番待ちの行列ができていますが、階段もあります。高さ30m、健脚自慢の私は当然階段。ガラス張りの階段を登っていくと、しだいに周囲の風景が開けて期待が高まります。

  
15:09 橋の上は風があって気持ちいい!多くの人で賑わっています。

階段を登って橋の上に到着。とてもいい風が吹いています!芝浦~お台場にあるレインボーブリッジの遊歩道は、橋の大部分が2層構造(一般道+首都高速)のため、上空が開けていませんが、ここは一般道のみで、開放的な眺めが楽しめます。

日曜日ということもあって、遊歩道は多くの人で賑わっています。いい風が吹いているということもあって、ジョギングを楽しんでいる人も多く見かけます。私も新木場から歩いて、かなり汗をかきましたが、景色を楽しみながら風に当たっていると、すぐに汗も引いてきました。


15:11 ここが中央防波堤処分場。まだ一般人は立ち入りできません。

そして若洲の対岸にある中央防波堤処分場。地図にも描かれているので、以前から気になっていました。比較的新しい埋立地で、まだ何区でもなく、一般人の立ち入りはできません。不燃ごみの山のようなイメージでしたが、樹木も植えられ、案外緑が多いのがわかります。


15:31 橋の反対側で歩行者は通行止め。ここで引き返します。

中央防波堤側にも昇降施設はありますが、島への立ち入りができないため閉鎖中。歩行者はここで折り返しです。自動車は青海縦貫線を通ってお台場方面か、臨港トンネルを経て大田区の城南島へ渡ることができます。中央防波堤処分場が将来どうなるのかも今後の楽しみですね。


15:38 新デジカメの新機能、スイングパノラマで絶景を撮影。

そして橋からの絶景をどう写真に納めるか、というので試行錯誤していましたが、新機能を発見。カメラを動かしながら撮影するというスイングパノラマ機能。180度の絶景がこれで少しは伝わるかな?今後も絶景ポイントではパノラマ写真を載せていきたいと思います。

まず都心側の写真。左から中央防波堤処分場、お台場、レインボーブリッジ、東京タワー、有明・東京ビッグサイト、東雲・夢の島方面の後方には東京スカイツリーも見えます。さらに右後方には筑波山。雲が多くて富士山は見えず。この後は雨予報、だいぶ黒い雲も増えてきました。


もう1枚は同じ地点から海側。東京湾を行き交う多くの船、そして海の向こうは千葉の木更津方面。東京湾アクアライン・風の塔、右端は中央防波堤処分場、その向こうには横浜のランドマークタワー、三浦半島の山々まで見えました。この時期にしては空気が澄んで遠くまで見えている感じです。


17:10 新木場駅に到着した頃は本降りの雨。駅名表示も木彫りです。

そして歩いて新木場駅に到着。夕方から雨という予報が当たって、駅に着く頃には本降り。新木場~東京ゲートブリッジ間往復で約8km、橋の上で約2kmで約10kmのウォーキング。新木場緑道公園の景色もよく、橋の上は風が気持ちいいので、散歩コースとしてとても気に入りました!


6月8日 春の奥日光

2012年08月12日 | 金曜日

10:38 少し遅い春、新緑が美しい奥日光を歩きます。(拡大写真)

休日出勤の振り替えで今日はお休み。蒸し暑い(最高気温27度)東京を離れて、涼しい奥日光(19度)へ行きました。最初の写真は世界遺産・神橋付近。バスの車窓からも美しい新緑が広がります!今年4月に続いて2回目の奥日光、季節ごとに違う表情を見せる大自然に触れたいと思います。

  
11:36 竜頭の滝には濃いピンクのトウゴクミツバツツジが見頃。

今日のコース最初で最大の見どころ、竜頭の滝付近に咲くトウゴクミツバツツジ。濃いピンク色の花が見頃となっています。今日は先月買ったばかりのデジカメの設定や機能を試しながら撮影するのも目的の1つ。拡大して見ると、前のカメラより描写がシャープのように感じます。

 
12:07 竜頭の滝上からもピンクの花がよく見えます。

階段状の遊歩道からも豪快な滝を眺められます。水量豊富で、広大な岩場を滑り落ちる姿は、何度見ても圧倒されます!滝の両端にもトウゴクミツバツツジが咲いているのが写真でもよくわかりますね。写真右、中禅寺湖の上空に早くも暗い雲が広がってきたのが気になりますが…。


12:47 赤沼情報センターでは奥日光の動植物の情報が満載。

滝上~赤沼間はカラマツ林と湯川のせせらぎを見ながら歩ける静かな遊歩道。滝上から30分ほど歩くと、国道沿いに赤沼茶屋、赤沼情報センターがあります。ここはトイレや軽食などの休憩ポイント。駐車場や赤沼バス停もあるので、ここから戦場ヶ原歩きを始める人も多いようです。

そして赤沼情報センターには奥日光の大自然、動植物の情報が満載。館内見学中も花の見頃や天気(特に雷雨)についての電話問い合わせにスタッフが応対しています。中禅寺湖畔の千手ヶ浜行きの低公害バスはここが始発。クリンソウが見頃を迎えて、平日でも混雑しているようです。

  
13:25 そして恒例の戦場ヶ原歩き。白い花のワタスゲが咲き始め。

赤沼で休憩、トイレを済ませて湿原歩き開始。木道では平日でも多くのハイカーとすれ違い、9割以上の人があいさつを返してくれます。遠足で歩きに来ている小学生グループも多数。あちらから元気にあいさつしてくれますが、正直返すのが面倒になるくらいです。

そして赤沼から15分くらい歩いたところ、湿原に咲くワタスゲの白い花が見えてきました!まだ咲き始めで、7月初旬まで楽しめるそうです。そして8月にかけてハクサンフウロ、ホザキシモツケなどが湿原に咲き、どの季節に来ても高山植物を楽しむことができます。


13:46 戦場ヶ原の定点撮影ポイント。湿原の枯れた色が印象的。

そして広大な湿原、戦場ヶ原に到着。昨年の夏・秋に撮影した同じ撮影ポイント。4月に来た時は木道が雪に埋もれており、来ることができませんでした。雪が完全に解けてからまだ1か月程度。湿原は枯れた色に混ざって、新緑がわずかに見え始めているが印象的です。


14:35 今回も湯滝で強い雨が降ってきたので、しばらく雨宿り。

遊歩道を歩いていくうちに上空の雲が厚くなり、雨が降り出してきました。湯滝に着いた頃には傘が必要なくらいの強い雨。遠足の子供たちに囲まれながら、滝を見上げていました。傘はありますが残りの距離は少ないので、雨が止むまで湯滝付近でしばらく雨宿りします。


15:14 雨も止んで歩き再会。湯ノ湖畔にもミ二湿原があります。

このコース最大の急坂、湯滝沿いの階段を登って湯ノ湖に到着。湯ノ湖畔にも遊歩道が整備されており、雨に濡れた木道を歩いていくと、兎島の近くにミニ湿原も。戦場ヶ原同様、ワタスゲも咲いていました。ここまで来ると湯元温泉街はもうすぐです。

  
15:19 そして湯元温泉に到着。今回はおおるり山荘で日帰り温泉。

木道を歩いて湯元温泉街に到着。温泉が湯ノ湖に流れ込んでいて、硫黄臭が漂っています。そしておおるり山荘で待望の日帰り温泉。500円で小タオルが付き、宿の内湯、露天風呂が利用できます。1泊2食5,500円~と低価格につき、長期滞在中とみられる年配の方が多く入浴していました。


17:07 帰りのバス時刻まで泉源地を散策。周囲は強烈な硫黄臭。

湯上がりで涼みながらバスの時刻まで、湯元温泉の泉源地を散策。湯の平湿原にある小屋の中では大量の温泉が自噴しています。ガス濃度が高いので、小屋に顔を近づけないように注意書きがあります。大地の息吹を感じられるので、時間があれば毎回立ち寄るようにしています。

やや緑がかった白濁の湯、単純硫黄泉の湯元温泉は、国民保養温泉地第一号という歴史のある温泉。多くのホテル、旅館で日帰り入浴ができ、混雑することなく、じっくりと泉質を満喫できます。東武日光駅からバスで1時間以上と少し遠いですが、胸を張ってお勧めできる温泉です!


18:59 「粋」基調の特急スペーシアは大雨のため約10分程度の遅れ。

帰りは特急スペーシア。途中大雨につき、約10分程度遅れて下今市駅に到着。ホームにも吹き込んでくるほど、今日一番の強い雨。車内は相当空いているらしく「ただ今1号車に40席ほど空席があります。席を移動したいお客様は1号車もご利用ください」という珍しいアナウンスも。

おととしの夏以降、5度目の奥日光ですが、どの季節でも素晴らしい大自然の魅力がいっぱいです。滝~森林~湿原~湖~温泉と比較的短い距離の間に、次々と変わる風景を楽しめるのが奥日光最大の魅力。次回は真夏、東京の暑さに耐えられなくなったら、また来ることにします!


6月3日 名所江戸百景

2012年08月12日 | 日曜日

13:01 望月コレクションもおそらくこれで見納め?(拡大写真)

千代田区立九段生涯学習館で5月23日から開催中の名所江戸百景展を訪問。望月コレクション恒例の展覧会。春の九段はこれで3年連続。入館無料で全揃い120枚(119景+目録)を鑑賞できるので、浮世絵ファンとしてはとても貴重な機会です。

この全作品が掲載された著書もすでに購入し、2年前に九段、アートガレー神楽坂、深川江戸資料館と3度も拝見した同じ絵ですが、やはり本物は何度でも見たくなるもの。しかも日曜日でもお客さんは少なめで、1点1点説明文を読みながら、じっくり鑑賞できるのが嬉しいところ。

望月コレクションの展覧会ではおなじみ、今回も受付係りとして望月義也さんが中央の椅子に座っていらっしゃいます。著書(本)ではわからないところ(空摺りや布目摺り)を実物で見られるのが嬉しい、と申し上げたところ「随分勉強したね。」と褒めてくださいました。

お話を聞くと、秋にはフランスのパリで展覧会を開催するとのことで、出展予定のリストまで見せていただきました。そして5年くらいやってきた今回のような東京での「展覧会は(面倒くさいので)もうやらないかも?」とまでおっしゃっていました。

入館無料(深川は300円)で、展示室も明るく、一度にたくさんの絵を見られる、という他の浮世絵展ではあり得ない設定なのが望月コレクションの展覧会の特徴。私も浮世絵入門として理解を深め、お世話になってきた展覧会だけに、もう見られないのかと思うと、とても残念です。

最後に「これからもぜひ展覧会をお願いします!」と、今までのお礼を申し上げました。「どうしてもやらせたいのか?」と困らせてしまいましたが、恒例で楽しみにしている区民の方も多いと思うので、小さな声が届いて、また見る機会が復活してくれれば、ありがたいですね。


5月27日 今年も梅酒

2012年08月11日 | 日曜日

12:10 今年も頂きものの梅を使って梅酒作り。(拡大写真)

2006年以降、7年連続で今年も梅酒作り。今年は冬の寒さの影響か、痛みが少なく、かなりいい状態の梅をいただきました。毎年微調整している分量は、梅1kgに対して、氷砂糖は1kgの半分くらい。多すぎると甘すぎで、あまり少ないと浸透圧が少なく、梅のエキスが出てこないそうです。

  
15:49 日本ダービーは岩田騎手、ディープブリランテが優勝。

今年の日本ダービーは好天でしたが、仕事疲れがひどいので自宅でテレビ観戦。優勝したのは3番人気ディープブリランテ。能力がありながら、今年に入って実力をフルに出せていない陣営が、大一番に向けて馬具や調整を工夫した変わり身に期待して本命に推しました。

5月6日に騎乗停止となった岩田騎手がレースまでの2週間、付きっ切りで調教をしたいと申し出た心意気が結果につながりました。それまで専任の調教助手がいながら、日本ダービーという大一番を前に騎手に交代、というのは、双方のプライドを考えると、難しい選択だったと思います。

表に出ない馬たちにも1頭1頭、見えない努力がありながら、レースにさえ出走できない馬がたくさんいる、というのも競馬サークルの現実で、仕事の大変さ、奥深さを感じます。そこで結果を出せたのだから、本当に素晴らしい!馬上での男泣きに、努力や重圧の大変さを実感しました。

天皇賞・春以来購入の馬券はディープブリランテからワールドエース、グランデッツア、フェノーメノ、ヒストリカルの人気サイドのみ。ワールドエース、ヒストリカルなど追い込み馬も長い直線の東京コース向き。当然穴馬券も狙いたいですが、今年は人気馬と伏兵とでは力の違いを感じていました。

ハナ差2着に追い込んできたフェノーメノは、3月の弥生賞を1番人気で敗れた時、距離が伸びたダービー向きと確信。その後、青葉賞を勝ってしまい、思ったより人気になりましたが、馬連で56倍もつけば上々。ステイゴールド産駒は昨年のダービー馬オルフェーヴル同様、相性がいいようです。

3着トーセンホマレボシは一線級との対戦がなかったので、今回は消してしまい、3連複は逃がしましたが、バテても不思議ではない超ハイペースを3着に粘ったのは価値があります。グランデッツァ、ヒストリカルがレース後に骨折が判明し、力を発揮できなかったのは残念。


16:58 最近暑くなってきた栄養補給に、アセロラソーダがおいしい!

終わってみれば毎年のように思いますが、5月は気温が上昇して、体力消耗が激しく、疲れがたまりやすい月。せっかくの好天でも休日、外に出られず、休養に充てる日が多かったように思います。特に疲れた、と感じる日の仕事帰りに珍しくコンビニで手を出しているのが、このアセロラソーダ。

先日秩父でアセロラドリンクを飲んでから、アセロラソーダを電車の中刷り広告で見たので、思わず手が出ました。アセロラの軽い酸っぱさとビタミンCに加え、爽やかな炭酸が疲れた体を癒してくれます。ただし100mlあたり42kcalと、やや高カロリーなのが気になりますが…。


5月21日 金環日食

2012年08月11日 | 月曜日

7:32 新デジカメ最初の大仕事。リングが見えました。(拡大写真)

月曜日の朝、東京でも932年ぶりという世紀の天体ショー、金環日食でした。東京の天気予報は曇りでしたが、出勤前に雲の間から、かろうじて見ることができました。おととい買ったデジカメ最初の大仕事。使い方もわかっていないなかで、何とかピントを合わせて撮影できました。

金環日食は太陽→月→地球が一直線になった時に地球上から見ると、月が太陽を隠し、リング状に見える現象。地球と月との距離が近いと皆既日食になりますが、今回は遠い分、太陽が微妙に大きく見えるので、月が太陽を隠しきれないようです。

日食グラスもなく、報道でも「肉眼では絶対に見ないように」というので、観測方法もひと工夫。以前の部分日食で使った写真フィルムも無いので(白いレーベルのない)DVDディスクが役に立ちました!しかし長時間は危険なので、リングを確認したほんの数秒間だけですが…。

  
7:35 思いつきでDVDディスクをレンズの前に当てて撮影。

日食中、周囲は多少暗くなっている程度で、ほとんど明るさの違いはありません。次の(日本で見られる)金環日食は2030年6月1日、北海道方面で見られるそうです。皆既日食中継の時テレビで見た「地平線が360度、夕焼けのように赤くなる」というのをぜひ生で見てみたいですが…。