14:27 今年最初で最後の中山競馬場。すでに大混雑です。(拡大写真)
午後から中山競馬場へ。午前中の都合で時間的に来られるか微妙でしたが、何とか間に合いました。気がつけば、今年最初で最後の中山競馬場。今年は震災の影響で3月~4月の中山競馬が中止、阪神や東京に振り替えられた影響もあって、中山競馬場に来る機会がありませんでした。
出走馬は今年も豪華。最大の見どころは3冠馬オルフェーヴル対現役最強のブエナビスタ。ブエナビスタは今回が引退レースなので、対戦できるのは今回のみ。まさに現役最強馬を決めるに相応しいメンバーになりました。馬券もこの2頭を中心に売れています。
私の予想は大胆に「オルフェーヴル消し」から入ります!ディープインパクトが国内で唯一2着に敗れたレースが3冠を制した直後の有馬記念。3冠がかかる菊花賞が目イチ勝負だっただけに、古馬初対決のレースで「あのディープさえも負けた」とあれば、馬券妙味を優先します。
中心はやはりブエナビスタ。距離・コース不問の安定した実績は馬券の中心から外せません。相手は天皇賞、ジャパンカップで好走したトーセンジョーダン。ドバイ優勝後、ジャパンカップを叩いたヴィクトワールピサの2頭。あとは薄めに流して高配当を狙います。
15:31 レースは超スローペース。ブエナビスタもいい位置でしたが…。
逃げ馬がいないメンバーにつき、レースは超スローペース。ヴィクトワールピサが2番手、その後ろにトーセンジョーダンとブエナビスタが並んでともに先行。オルフェーヴルが折り合いに専念して最後方…。馬券的にも道中のポジションは絶好に見えましたが…。
15:35 結果はオルフェーヴル優勝。堂々とした風格でした。
後方待機のオルフェーヴルが追い込みで優勝!追い込みにくい展開を克服して、本当に強い競馬で脱帽。メンバー中、一番若い3歳馬ですが、それでも堂々とした走りで風格さえ感じました。馬券的に軽視していただけに、あまりに強い走りで「恐れ入りました」という感じです。
2、3着もエイシンフラッシュ、トゥザグローリーと人気薄の追い込み決着で波乱。1か月前のジャパンカップで2頭とも買っていましたが、天皇賞に続き、買った次のレースで走られて高配当を演出される…。推奨の穴馬は少し追いかける必要があるようですね。
15:45 表彰式の頃には大粒の雪も。何ともドラマチックな演出。
表彰式が始まる頃には大粒の雪が降ってきました。偶然とはいえ、ホワイトクリスマスでドラマチックな演出!これでオルフェーヴルの年度代表馬は確実。近くで初めて見ましたが、栗毛が美しい馬体、来年は凱旋門賞に挑戦するというので、これから生で見られる機会も少ないかな?
16:31 全レース終了後は、ブエナビスタの引退式。
各地の最終レースが終わった後にブエナビスタの引退式が行われました。今日は有馬記念よりも、ブエナビスタの引退式を見に来たようなもの(オルフェーヴルは軽視していたので…)。ブエナビスタ(絶景)の名前のとおり、素晴らしい夕焼けの下で行われました。
引退式では本馬場入場、関係者に花束贈呈とインタビュー、記念撮影という進行。今日は先行して絶好のポジションに見えましたが直線伸びず、初めての大敗…。世代交代の瞬間を見た気がしましたが、ここまで大きなケガもなく、安定した成績でよく走ってくれました。
2歳の阪神ジュベナイル、3歳の桜花賞、オークス、4歳のヴィクトリアマイル、天皇賞秋、5歳のジャパンカップとGIを6勝、通算23戦9勝と獲得賞金は牝馬の中でも歴代トップクラス。牝馬ながら天皇賞、ジャパンカップで強い走りを見せてくれたことが印象に残っています。
17:17 最後は松田博資調教師自ら手綱を引いて退場へ。
記念撮影のあと、最後の1周で松田博資調教師(写真右の左端)自ら手綱を引いて、退場口に向かう感動のシーン。これで北海道の牧場に帰って繁殖生活に入ります。最短で2015年に産駒がデビュー、現役時代の走りを知る馬の子供たちが、数年後また競馬場で走るのが、競馬の魅力の1つですね。
17:29 中山競馬場名物、年末恒例のクリスマスツリー。
今年の競馬もこれで終わり。今年は購入金額こそ控えめでしたが、馬券の年間収支はマイナス。最大の敗因は予習復習の機会が減ったことにあり。1つは予習。節電のためパソコンを平日控え、スポーツ紙のHPが見られず、調教など平日の競馬情報が手に入りにくかったのがあります。
2つめは復習。今年からテレビ番組が変更になり、レースVTRをダイジェスト(短時間)で見ていた(関東UHF局で制作)中央競馬ワイド中継・ハイライトが終了し、出かけた日のレース映像を後で見る機会が少なかったことも大きな要因。競馬は予習復習が大事ですね。
0:16 深夜は小田和正さんのクリスマスの約束。今年もスゴかった。
23時半からはテレビでクリスマスの約束。内容は小田和正さんが中心となった計42名、約29分の大メドレーを観客の前で披露!放送時間短縮、若干のメンバーの変更はありましたが、2009年を踏襲している感じで、今年も素晴らしかった!早速録音してiPodで聞きたいと思います!