“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

12/10/21『ペンケヌーシ岳』

2012-10-21 | 4日高山脈の山

日曜日の今日は、北日高の山「ペンケヌーシ岳(1,750m)」

登ってきました

 

劇場に度々登場!アミーゴ二人登山です

二人して三脚を忘れたので、雪を積んで三脚代わりに・・・はアミーゴ画像から

 

昨日の単独登山に続き、二人で晴れ間を目指したつもりが、気象庁の

当てにならない降水確率に騙されました

気象庁さんゴメンナサイ愚痴のやり場がないもんでね。

 

ペンケヌーシ岳は、今年登った「ルベシベ山」と同じ、パンケヌーシ林道

からのアプローチですが、

はたしてその林道ゲートが開いているかどうか・・・

 

天気はパッとしませんが、運よく林道は解放されていました。

冬に近づくこの時期の林道はなかなか登山者の思うようにはなりま

せんね。(当たり前か?)

 

ペンケヌーシ岳の登山口は、その林道の奥の奥、18kmもの砂利道を

上がらなければなりません。

ほんとに長いです 

 

■8:10 登山口

登山口からすぐに眺めることができる滝 今日は寒々と感じます。

 

気温、1度、

雨がみぞれ、そして雪に変わろうとしています。

しばらくは登山道、というよりも沢の渡渉とわずかな踏み跡を辿って

上がります。

もう何度この沢の飛沫を越えたことか、

行程に道迷いの心配はありません。

 

岩に雪が被りはじめたところ・・ここだけ気を付けて

 

今回は、ほぼ全編にアミーゴ登場します!いつものように何が楽しいのか
ほれ、笑って
います

 

こらぁ良い子は沢を走りません・だぞ

 

しばらくして、

沢伝いの登山道から離れ、源頭を越えます。

その辺り、

夏はお花畑、一面美しい花達が咲き乱れるのですが、季節は雪降り

の季節を迎えてその面影もありません。

 

三脚が無いので盛り土、いや盛り雪でカメラ設置

この時点で気温マイナス4度です。

視界の効かない寒々とした風景ばかりで恐縮です。

ちぢみ上がっているのは僕らのチ〇チ〇もいっしょで、真冬並み

の体感温度に鼻水も凍るっちゅ~のさぶぅ

 

本当の寒さは、この後頂上までの吹きさらし地帯に突入してからです。

~~この間、カメラを手にできないので、ひたすら風速15mの横風に

飛ばされないように歩きます~~

■10:00 頂上 (即下山)

気温はマイナス5度に....

記念写真ん?どころでない

それぞれのカメラで相棒を撮って、即下山

 ~

下山はむしろ凍りついた岩場を避け、低ハイ松の上を下っていく

方が歩きやすい。

多少視界が開けてきたぞぉ(だけどぬか喜び)

天気は少しだけ西の空が明るくなってきた程度・・・

風下は頂上付近とはだいぶ違ってきて、気持ちは少し穏やかに....

 夏場は“日本庭園”として愛される景勝地も凍っています。

 

ここで余談、

アミーゴが長年履きつぶしたスカルパの登山靴、数日前、その一つが

寿命を迎え、

そして今日、また二足目の底が脱落寸前です

 

皆さん、3万円以上の靴は、底が剥がれ落ちてしまっても下山まで歩けない・・
 などということはありません。そんな時はあわてずにスリップに気を付けて下る
 のだよ!とアミーゴ談

 

下りは雪と滑りやすい岩に特に慎重にですぞ!

~ 

■11:25 登山口

登り始めほど風が吹いていない登山口駐車場、当然ながら他の

登山者の車両はゼロ。

ここで昼食をとり、ひだか高原温泉の湯に浸かり帰ってきました

秋から冬にかけてもこの調子で登り続けますので、

もしよろしかったら、宜しくお付き合いくださいませ

 

最後にパンケヌーシ林道途中の紅葉の画像を

【備忘録】

  • ひだか高原荘の日帰り温泉入浴は500円、シャンプー・石鹸付
    です。 

 

 

 

 

コメント (2)
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