“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/04/06『フレ岳』

2024-04-06 | 1道央の山

4月、春山の季節到来です

3月とは打って変わって初夏の気温となった4月最初の登山は、

支笏湖外輪の山フレ岳(1,046m)」です

 

恵庭岳(1,320m)を真西の方角から眺めるのは如何ですか、皆さん?

 

3週間前に前十勝岳をBCでご一緒したTakさんが、兼ねてより北海道の4月の

山スキーを楽しんでみたいということで、第一週の土日にかけて遊ぶことに

なりました

久し振りにOkazuさんも加わっての計画です

 

ひと月前はまだ薄暗かった早朝の時間からスタートしたのは、駐車スペースが満車になると予想してのこと・・

 

結果的には、思いの外、車が少なかった本日の恵庭岳、漁岳登山客でした...

フレ岳へ向かうオコタンペ湖に張る氷は朝の時間、まだ白いものの・・

 

下山時には一気に気温が上がり、表面が水浸しになる勢いです

 

小漁岳(1,235m)、漁岳(1,317m)のバックは一日中青いままでした

 

オコタンペ湖からフレ岳、小漁岳へ向かう尾根はいくつかあって、

 

今日選んだ尾根もまた、途中はアキレス腱伸び放題の標高差を一気に稼いで登ります

 

来し方、オコタンペ湖を眼下に望んで・・・

 

ここまで標高を上げると、バックの1300m峰「漁岳」と肩を並べる眺めになります

 

はい、皆さんここまではツボ足でも歩ける“行きはよいよい”過程で鼻歌もでましたね

春のうららぁのぉ~

Takさんの後ろは丹鳴岳(1,039m)で、今日はその手前のフレ岳までの行程です

 

風不死岳、樽前山の後にも終日雲がかからない飛び切りの天気

 

恵庭岳の西斜面がだんだんと望めてくる位置まで歩いてきたころでは、さすがにツボ足ではキツイ

 

この長い雪庇の滑走路を歩くとフレ岳はもうすぐその先です

 

左からルスツスキー場のイーストMt、⇒ウエスト(尻別岳)⇒羊蹄山という並びです

 

あっちにある山は何でしょう?それは先日登った(喜茂別岳に並ぶ)中岳と無意根山です

 

フレ岳とうちゃこいつの頃からか頂上プレート掲げられたのですね

 

支笏湖ブルーも一日青いままです

 

少しでも横に広げないと支笏湖のぐるぅ~と一回り感がお伝えできません

 

沢山写真があり過ぎて、アップする画像に悩みますが、この亀裂も春山らしい景色です

下山時は、

Okazuさんも尻り滑り..Motoさんも尻り滑り、お二人はとにかく尻り滑りが大好きです

 

恵庭岳を眺める空気感は変わったものの、一貫して変わらない青空で

 

行きはよいよい・でしたが、帰りは怖い・・雪が腐れてずっしりと疲労感の残る一日でしたね

 

それというのも、下山時に行に通った尾根を一本巻いて谷に下ったせいで

かなりのアルバイトをメンバーに強いてしまいました。

普段スノーシューを履きなれないTakさん、Okazuさんはさぞかし腿の負担が

大きかったことでしょう

そうだった、

全員、還暦を超えていましたが、Okazuさんを除く三人は、これから薄野で

反省会

そして明日も浜益の山に向かうっていうんだから、並の爺婆ではないです

また明日

 

24/04/06『フレ岳』支笏湖を見渡して..[ 2:03]

 

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23/12/23『美比内山』

2023-12-23 | 1道央の山

冬至を過ぎた12月は、ようやく降り積もった深い雪のラッセル登山

2週続けて定山渓元山から登る山美比内山-びひないやま-です

 

一週間で60cmは積もった雪に苦しめられて標高900mで敗退(右端の人、目が開いておらんよ

 

都会は晴れ予報の中、今週も敢えてスノーシュー登山が楽しめる元山まで来ました

 

そう、晴れて見渡しがよい山域は太平洋側や藤野の山あたりでよいのだけれど、

12月も中旬を過ぎて、もう雪漕ぎを楽しむ登山でなければ物足りません。

 

札幌国際スキー場のある定山渓から朝里へ向かう“さっぽろ湖”周辺は、

とにかく雪が多いエリアなので、他のスキー場がオープンできずにいても、

ここ札幌国際スキー場だけは集客が見込める・・という特異な山域なのです。

 

だからって、先週とは大違いの積雪量に最初から苦戦の様相

 

えーっ、こんな状態いつまで続くんですかぁ~ってな声が聞こえてきそうな展開

 

しかしまぁ~文句も言わずにラッセル交代しながら雪まみれ・・いいですね

 

OKazuさん、どないでっかぁ膝上のラッセルはぁ

 

お三人の笑顔がいーのでこちらの写真を採用

 

あ~もうこの辺りで脚がパンパンですわ

登りの時に出来上がったこの軌道敷見ればわかりますね

 

そりゃOKazuさんならずとも足ももつれますって

 

途中陽も射しましたが、下山時刻はマッチロケ~

 

はい

気温はマイナス13℃、動いていないと寒いけれど、

ラッセルするには雪が多すぎて、なかなか皆さんお疲れのご様子でした

ともあれ、本格的に雪にまみれて遊ぶ季節はまだまだこれから、、

やること沢山あり過ぎで困りま~す

 

また来週が、今年最後で~す

 

 

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23/12/16『千尺高地』

2023-12-16 | 1道央の山

12月も中旬を過ぎた土曜日は、

例年だと山スキー&山ボード報告をしているはずの無意根山元山ルートからの

報告で千尺高地(1,189m)です

 

な~んにも見えず雪が舞う千尺高地せめてもの・・樹氷を帯びるダケカンバの前で・・・

 

例年に比べ、積雪量が明らかに少ない北海道内の

果たして山にはどれくらい雪が積もっているのか

自分の脚で確かめるべく、Motoさんと登ってきたのは千尺高地です

 

スノーシューでも登れるかどうか、確信が持てない積雪量のため、

スキーやスノボを持ち上げて滑って降るイメージはまだありません

 

先行車両は一台登りの途中でアバランチ教室をしているご様子

 

Toshiさん、珍しくカメラを忘れたため、本日はMotoさんのカメラを借りての撮影です

 

夏山登山道からのアプローチは久し振りピンテを頼りに登ります

 

この後、標高900mの地点でピンテを見失い、思い込んで登った尾根は頂上から真北に延びる崖尾根だった

 

この先は、スノーシューを脱いでツボ足です

 

小雪が舞う程度で、午前中は千尺に広がる高地が横一線に見渡せています

 

なんとか難所を超えてピークへ辿り着く・・

 

笹がまだ隠れず状態だけど、12月にしては思いの外雪は締まっていてお陰で頂上を踏めました

 

光が欲しいけ無くても十分楽しめましたけ・れ・ど

 

登山口で積雪50cmあるかないかの降雪量の割に、スノーシューが飲み込まれることなく

途中の急尾根ではツボ足で歩けたのは、11月末いったんまとまった量が積雪した後に

暖気が押し寄せて、その後寒くもなったため締まった雪層が出来たことによるものと

みられます

 

スキーやボードを上げて滑り降りるには、あと1週間を要しそうな積雪の状態です

いや、スキー屋さんは明日にもBCを楽しめる積雪が午後からありそうです

 

いずれにしても、スノーシューハイクが楽しめて、白い季節の報告ができる状態に

なったためToshiのブログも来週からはいよいよ冬季仕様に衣替えさせていただきます

 

それでは、また来週

 

 

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23/12/10『藤野2座』

2023-12-10 | 1道央の山

12月も中旬に差し掛かったというのに、市街地から雪の消えた日の登山は、

札幌近郊藤野の2座豊平山(焼山)-663m-豊見山-579m-に登ってきました

 

広範囲に白樺林が伐採された尾根の上から(いったん雪の消えた)藤野の街が望めます

 

2023年も、残すところあと数日となってまいりました

Toshiの週一登山も、その数の中では、今日を含めてあと4回です。

 

例年の12月だって寒暖の差はありました。

ありましたが、10℃以上にまで上がる日が数日あって、

そんな日に雨がまとまって降るものだからシーズンを迎えたスキー場はたまりません

 

標高252mの登山口にも雪は残っていません

 

藤野三山の1つはFu’s(フッズ)スノーエリアのある豊栄山ですが、

そのフッズに至っては12月のスキー場の趣はまったくありません

 

藤野近郊の低山三座、四座には、どこにもこのような備品がありますが、、

 

1つ1つが手作り感いっぱいでなかなか良いのです

 

夏は、鬱蒼とした林の中に続く沢筋歩きは涼しくて良いけれど、、

 

すべて落葉した冬枯れの日の登山は底冷えがします

 

しかしまぁ、そんな冷気の中でもしっかりと汗をかけるのが冬山登山です

 

豊見山とーうちゃこ(夏場は樹木で望めない豊平山がうしろに

 

南の空は雪⇒まだプレーができそうな“すずらんゴルフ場”を見下ろして

 

左に豊栄山(562m)と南区の街を見下ろしながら豊平山へ・・(鈍亀の皆さんは今頃真駒内公園で自主トレでしょう

 

登り返しのくぼ地には、雨で溶けた雪が凍てついています

 

登り返しの途中からは豊見山が望めます

 

雪と氷が現れる斜面があるのでストックを使用して

 

藤野の山はどうしてどうして、頂上直下は何処も急坂が特徴です

 

豊平山頂上とーうちゃこ

真うしろの山は、11月下旬に登った雪景色の「盤の沢山

 

風がそう強くもない頂上で早めの食事をして下山(見た目以上に急坂です

 

ふたたび沢筋を歩いてまもなく登山口へ・・

 

はい、

昨晩は鈍亀ランナーズの忘年会でした

カラオケボックス仕様の忘年会は4年ぶりということになるのでしょうか?

最後は東北ご出身Mr.Satoさんのサライの大合唱で盛り上がりました

一人ずつ、曲とともに“反省と抱負”を語りましたが、

皆さん、来年有言実行でガンバッて下さい

 

それでは、

また来週

 

 

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23/12/02『イチャンコッペ山』

2023-12-02 | 1道央の山

12月最初の登山は

太平洋側気候の山支笏湖イチャンコッペ山(829m)に登って来ました

 

支笏湖外輪の山の最高峰「恵庭岳(1,320m)」を背に

 

2023年もあと1ケ月を切りました

雪の景色から始まって、こうしてまた白い景色に戻る北海道の週一登山も

残すところあと4~5回といったところです

 

朝、8時過ぎの支笏湖畔(ポロピナイ展望台)

 

毎週毎週、飽きもせずよく登るものだと我ながら感心もしますが、

続けることの大切さは、健康面で実感することができるので、健康寿命を

少しでも伸ばす意味でもあと20年は頑張りたいと思います

 

今日は風がなく気温(マイナス7℃)の低さを感じません

 

イチャンコッペ山は望む反射板山のすぐ裏に隠れております

 

汗でアウターをザックにしまい込んだMotoさんもすっかり青空に励まされています

 

ほぉ~う、Toshiのコンデジでは上手く撮れていないけど、夕張山地が綺麗に望めています

 

この時点で恵庭岳~漁岳が綺麗に望めています

 

ここだけ雲がかかることの多い漁岳は雪をかぶって美しい

 

はい、まず恵庭岳の溶岩火口をアップで観察します(まだハート型にはなっていない)

 

支笏湖(樽前山&風不死岳)を背に

 

支笏湖の高峰2座を背に・・

 

頂上はまだこの先600mのところです

 

コルの途中のダケカンバ林が綺麗だ

 

それで、ここが視界がイマイチの頂上で~す

 

しかし、ここから帰りの景色がなんといっても素晴らしい

 

支笏湖に飛び込んでいくような景観

 

だんだん近くなる恵庭岳

 

Toshiのバックの夕張山地の稜線もまだ輝いている・・

 

ふたたび肩を踏んでそこで食事をし、恵庭岳を眺めながら小走り下山

 

樽前山の白さが目立ちます

 

下山はあっという間でした

 

はい、

今日はToshi&Motoさんの共通のイベント『〇〇回目の誕生日』の一日です。

ということで、この後は丸駒温泉でまったりと湯に浸かり、

晩はサツエキ近くで祝いの小宴会を催しました

とさっ

 

また来週

 

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23/11/26『盤の沢山』

2023-11-26 | 1道央の山

2023年11月の最終週は寒くて雪降り模様なので、

札幌近郊の山、豊滝の盤の沢山(893m)に登ってきました

 

積雪は、登山口とかわらず15cmほどで~す

 

天気がパッとしないので、2週続けての単独登山です。

そう、Motoさんとは昨日の土曜日にどこか登りましょうと話していましたが、

昨日は本格的な雪降りが、どこまで積もるかわからないという状況だったため、

登山は回避インドアランで過ごしまして・・

 

様子を眺めたら、一夜明けてその雪降りも大したこともなく済んだので、

こうして水墨画のような景色を訪ねてきました

 

雪の降り始めはこんな景色

 

あっと言う間に登って、降ります

 

僅か往復4kmながら標高差は600m弱稼ぐことができました

 

けっこうな急こう配で、雪の下の土が凍っているので気が抜けません

いよいよストックが必要で、冬山仕様、全身運動登山に衣替えの季節です

 

できればこのまま安定して寒いままで根雪になってくれると良いですが、

明後日にはまたプラス8℃と高い気温の予報です

 

12月となる来週末も似たような景色の中を歩いているでしょう

また来週

 

 

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23/11/19『樽前山』

2023-11-19 | 1道央の山

11月も下旬に差し掛かった週末の日曜日は、毎年のようにこの季節登り下りしている

樽前山(1,022m)、これまたお馴染みの支寒内からのルートです

 

東山頂上まであと500mの地点は、台風並みの横風

 

今週末の予報は、昨日の土曜日が登山日和ということでしたが、そううまく

スケジュール出来ない週もあって、今日日曜日の山行になりました。

昼の時刻から多少上向く程度で、どこもすっきりとした見晴らしを期待できる

山域がなく、わずかに千歳周辺の晴れを望んでやってきました。

 

朝、8:20_風不死岳、樽前山に積雪はほとんどなし(雲は多いけど、札幌よりはまし・か?)

 

天気はパッとしないけど、落葉が敷き詰められた歩きやすい登山道(林道)

 

と、思いきや、まだ数年前からの倒木が片付けられていない

 

それでも、少しずつ整備はされている様子・・

 

小雨がパラ付きだしても、苔だけはあいかわらず元気に美しい

 

登山開始から4kmを超えるあたりまでは時速5kmをキープ(装備は冬山仕様だけど、単独に付き動きはトレラン仕様です

 

3.6kmを超えたところから始まる日本庭園歩きは、何度来ても素晴らしい

 

932峰の後ろに青空が望めて、前倒しで天気回復期待

 

ここまで時速4.8kmで歩いてます(ランナーに時速〇kmと説明しても、ピンとこない人も多いのですが、、

 

このような計算を常に頭の中でしているわけです(この方のブログはこちら

 

時速4.8kmということは、km当り12分30秒で歩いているということで・・

本日の登りの行程が7.5kmあるとすると、このままのペースであるけば2時間かからずに

頂上を踏めるという計算になりますが・はたして・・・

 

ここからが標高差200mを直登していくのですから、当然ペースは落ちるわけで・・

 

振り向いて写真ぐらい撮らないと登山という感じがしません(支笏湖から西の方角がどんより)

 

932峰までは望めているものの、風不死岳は雲の中・・

 

ペースが落ちるのは、標高差だけでなく樽前山名物の強い風も影響します

 

溶岩ドームには、先日降った雪が僅かに残っています

 

比較的穏やかなのはここまで、この後は予報の風速11mどころではない横風が

 

写真ではわからないけれど、まともに立って歩けません

 

カメラで捉えられないけど、雪(霰?)が吹き付けています。

 

1時間43分ほどで東山頂上着(時速4.3kmでした

 

気温はそれほどでもないけれど、風による体感温度がかなり低いです

 

下りは駆け足です

 

肉眼ではもっと綺麗に見えているんですけれど・・

 

登山者は居ないと見ていましたが、風不死岳側から歩いてきたと思しき2名が西山に向かっていました

 

はい、

下りは時速6.8kmですから、歩きというよりはほぼ走って降りています。

寒いですからね

2時間50分のトレラン仕様樽前山でした

今日は、北日本よりも西日本、北九州から上の日本海の方が荒れた天気で

冬景色になったという特異な日だったようです

来週は定めし、白い景色のご報告になるでしょう

 

23/11/19「樽前山の風」0:24

 

また来週

 

 

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23/11/11『砥石山(福井⇒中ノ沢ルート)』

2023-11-11 | 1道央の山

札幌市内の平地に初雪が舞い降りた11月の登山は

近場の砥石山-といしやま-(826m)を西区福井の砥石沢登山口から南区中ノ沢登山口までの

10.6km歩いてきました

積雪5cmといったところの砥石山頂上から...

この季節の山選びはなかなか大変ですが、思い描いたとおりに視界が広がると

幸運を喜びたくなります。

札幌市の中央区にある800m峰の砥石山ですが、

西区福井から取り付いて南区南の沢に下るルートがあるのです

今日の北海道内は平地でも積雪が多くなるエリアもあるなか、

札幌近郊は、低山であれば晴れ間も覗くだろうと見込んで、敢えて初めてとなる

登山道を歩くプランを立てました。

大した距離でもないのでToshiとMotoさんの車2台を回遊させて、ワンウェイで歩く

ところがミソです

Motoさんの住む西区の今朝は、けっこうな積雪だった模様・・・

西区福井にある砥石沢川沿いを走っていくと、北菱産業という企業が広範囲に

採石を行っているエリアのゲート前に車両を止めるところからスタートする

ことになります(登山口まで車両を上げたけど、車両はゲート前までです・と

指摘を受け、ここまで下ってきました)

雪が解けて多少道悪の採石場を歩きますが、スパッツなしで十分

採石場内を走るダンプは、タイヤだけで人の高さになる超大型でした

遊歩道(自然歩道)といってマップがあるぐらいなので、マイナーなルートでも整備は良いです

目新しいヒグマの爪痕もあったりしますから、ToshiもMotoさんもこの時期は大型の鈴を鳴らしますよ

小林峠コースには沢がないので、沢筋の同コースは起伏に富んでいてgood

雪は落葉の上にうっすらと被る程度なので歩きやすい

巨木を眺めながらのこの時間、太陽が隠れて小雪も舞っていましたが・・

一番見晴らしの良いところで都心方向が開けてきました

そう、この季節の登山の良いところは、落葉した木々の間から夏には見渡せない景色を眺められること

藻岩山も眼下に眺められます(カラマツの紅葉がアクセントになって綺麗です

積雪は、このぐらいがマックスで登山靴に優しい

はぁ~このルートには、札幌市内を見渡すには絶好のポイントがいくつもあることが分かりました

ここから、石狩湾の洋上風力発電の風車が眺められるんです

5km歩いて間もなく頂上と言う先が青空だと・・幸せです

はい、頂上の記念写真2枚撮影のうち1枚は、やはり目を瞑っていますね、Motoさん

定山渓側の視界はガスっていたため、もっぱら都心の方向を写真に収めて下山します

雪の下の落葉が滑らないように慎重に下りましょう

食事は風の少ない三角山で

いつもカップラーメン、山では飽きません

砥石山を最後に見上げて・・

日当たりの良い尾根歩きの降りがこれまた美しい登山道です

ここが小林峠と中ノ沢コースの分岐地点

肢が勝手に動く下りでは、気温1~2℃でも汗をかきます

だけど、いったん谷筋に入ると雪が解けずに残っていて・・

木橋の上は凍っていて滑ります

中ノ沢登山口のすぐ近くに辿り着いたところにあるミニ滝は紅葉のまだ残る時期に眺めたい

思いの外、見どころの多い中ノ沢ルートの下り、ご苦労様でした

最初にデポした車両のある登山口にとうちゃこ

はい、今日の砥石山の登り下りで行き交った登山者は2組で、雪が舞う予報からなのか

この時期としては少ない印象でした。

山選びの難しいこの季節は、近場を登りましょうという登山者がけっこういるはずですが、

雪予報は敬遠されますかね?

1年52週登っている者としてこの程度の雪降りは、これからの季節、白銀の世界を

イメージできてgoodなんですけどね

また来週

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23/11/03『アンヌプリ』

2023-11-03 | 1道央の山

11月最初の登山は、紅葉の締めくくりと考えてニセコへ向かいましたが、

お目当ての「神仙沼」に行くためのニセコパノラマラインが冬季閉鎖されており、

止む無く「アンヌプリ(1,308m)」を登ることにしました

 

9:10]ニセコ連峰の南端にして、最高峰のアンヌプリ頂上にこの時期雪がない?

 

ニセコパノラマラインの冬季間閉鎖の情報をネットで調べても満足に検索にかかりません。

我々の知りたい情報は“いつから”閉鎖されるのか、または“いつから”開通するのかという

ことだけなのだけれど、それを明確に知らせてくれるサイトをご存知の方がいたら教えて

欲しいです

 

当初予定の「神仙沼経由~シャクナゲ岳」を取りやめて..

アンヌプリに変更し、登山口までやって来たけれど他に車両は無し

 

先日、羊蹄山やニセコ連峰に降った雪は、この暖気ですっかりと解けていること

だけはハッキリとしていたので、

それなのに・・という思いもありますが、

ま、11月に入っているのですから致し方ないところです

 

風が強いという予報に加えて、ガスって頂上は望めないなか出発

 

途中、突風に煽られてザックカバーも外れるような状態でしたが、風下は意外と穏やかで・・

 

頂上は強風で体感温度が相当下がることを予想していたのに、この時期にしては本当に温かい

 

いくつものスキー場を従えているアンヌプリの頂上避難小屋(駆け込み寺)で一休み

 

こんな日でもないと、ここに入ってみようかとも思わない空間

 

しかし、冬には、ここがあることで助かる場面がいくつもあったことでしょう

 

下りでも結局景色の望めない残念な山行になってしまいました

 

天気予報だけをみると、3連休の初日の今日は決して登山日和予報ではないのですが、

今週は、3日以外に登山の日程を組めないのでした・・・

 

ということで、紅葉前線の進捗状況を美しい写真を張り付けてお伝えしたかったところ

残念な報告になってしまいすみません

 

このような週末もあります

また来週

 

 

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23/10/22『紋別岳』

2023-10-22 | 1道央の山

寒気が押し寄せてきた10月後半の日曜日は、安心・安全の山選び・・・

支笏湖外輪の山紋別岳(866m)に登ってきました

 

7合目のこの笹原から眺める支笏湖外輪山の最高峰「恵庭岳(1,320m)」が実に美しい


阪神タイガース、そしてオリックスバッファローズ、

セパで今期優勝を果たした関西2球団が共にCSファイナルステージを

勝ち進みました

訳あって、阪神大震災以前まではタイガースを、そしてそれ以降はバッファローズ

を応援しているToshiとしては、もうどちらが日本一になっても嬉しい

つまり、タイガースは38年振りの日本一をかけて、そして59年振りともなるらしい

関西球団同士の対決が観られるだけで大・大満足です

岡田監督の朴訥なコメントを聴くと、気持ちが野球小僧だった頃の少年に戻っている

Toshiなのでした


さて、予報が冴えない北海道の週末でしたが、前夜、低山にも雪をもたらした寒気は

芸術とも言える景色を運んできてくれました

 

常磐のあたり民家を抜ける道で、思わずカメラを持って社外に飛び出すToshi

 

朝9時少し前の展望台からの支笏湖と樽前山、風不死岳の景色

 

常磐から支笏湖までの道道78号線は朝の時間、路面が一部シャーベット状で

注意が必要でしたが、9時近くにもなって陽射しがあるともう心配はありません

 

登山口から湖畔を通して望める樽前山はもう雪景色です

 

この季節ならではの落葉の絨毯に心が和みます

 

雨が長く続いた週末となったので、この日は頂上までほぼ林道を行きます

 

色付きは実はまだまだで、緑の葉が多く赤が少ないと感じます

 

少しの積雪が山の輪郭を浮き立たせます

 

苫小牧の沖合にも光線が降り注いでいて美しい

 

毎度のことながら、このロケーションをパノラマカメラで撮っても広大さが伝わりませんね

 

恵庭岳が後ろに従えている「漁岳(1,318m)」はどういうわけか、い~っつもガスています

 

しかし、少しでも青空が望めると気分が上がりますね

 

お~っ、頂上に着くと藻岩山から札幌都心にかけて光が射して美しいではありませんか

 

頂上は電波塔だらけだけれど、東西南北眺められる良いピークであります(千歳の街がうしろに・・)

 

今日は、曇天ながら、樽前山、風不死岳が雲に隠れることは一度もありませんでした

 

だけど、雨またはみぞれの降っているようなところはあるのです(アソコの白いところ・・)

 

でも、太平洋には光も射していて

 

支笏湖から流れていく先の千歳川もよく眺められます(中央右に名物の発電所

 

下山時もまだ青空が望めます(午後からは下り坂の予報)

 

多峰古峰山-たっぷこっぷやま-の南北を縦断する丘陵地に光が当たって地形がよ~くわかります

 

下りも林道を歩くルートは、距離だけは往復10km稼ぐことができます(直登したらわずか数kmな・の・に

 

はい、下山時まで木漏れ日が射すまずまずのお天気に恵まれました

 

お仕舞は「秀逸の道」に指定されている支笏湖を巡るドライブコースから望む恵庭岳

 

ランニングの途中、雪虫が舞ったと思ったら、数日間で秋から冬に三段跳びの

北海道です

MotoさんとToshiは、冬になってもやりたいことが“わんさか”とあるので、

別に秋が名残惜しいとも思いませんが、あと1、2週は紅葉の便りをお届け

したいと考えているところであります

今週末は、果たしてどっちの紅葉の景色に向いていくことでしょうか。

 

乞うご期待

 

(今日は、温泉に入らずにMotoさんと道展を観に行くことにしました。

 その報告は明日以降またさせていただきま~す

 

 

 

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