“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

23/11/19『樽前山』

2023-11-19 | 1道央の山

11月も下旬に差し掛かった週末の日曜日は、毎年のようにこの季節登り下りしている

樽前山(1,022m)、これまたお馴染みの支寒内からのルートです

 

東山頂上まであと500mの地点は、台風並みの横風

 

今週末の予報は、昨日の土曜日が登山日和ということでしたが、そううまく

スケジュール出来ない週もあって、今日日曜日の山行になりました。

昼の時刻から多少上向く程度で、どこもすっきりとした見晴らしを期待できる

山域がなく、わずかに千歳周辺の晴れを望んでやってきました。

 

朝、8:20_風不死岳、樽前山に積雪はほとんどなし(雲は多いけど、札幌よりはまし・か?)

 

天気はパッとしないけど、落葉が敷き詰められた歩きやすい登山道(林道)

 

と、思いきや、まだ数年前からの倒木が片付けられていない

 

それでも、少しずつ整備はされている様子・・

 

小雨がパラ付きだしても、苔だけはあいかわらず元気に美しい

 

登山開始から4kmを超えるあたりまでは時速5kmをキープ(装備は冬山仕様だけど、単独に付き動きはトレラン仕様です

 

3.6kmを超えたところから始まる日本庭園歩きは、何度来ても素晴らしい

 

932峰の後ろに青空が望めて、前倒しで天気回復期待

 

ここまで時速4.8kmで歩いてます(ランナーに時速〇kmと説明しても、ピンとこない人も多いのですが、、

 

このような計算を常に頭の中でしているわけです(この方のブログはこちら

 

時速4.8kmということは、km当り12分30秒で歩いているということで・・

本日の登りの行程が7.5kmあるとすると、このままのペースであるけば2時間かからずに

頂上を踏めるという計算になりますが・はたして・・・

 

ここからが標高差200mを直登していくのですから、当然ペースは落ちるわけで・・

 

振り向いて写真ぐらい撮らないと登山という感じがしません(支笏湖から西の方角がどんより)

 

932峰までは望めているものの、風不死岳は雲の中・・

 

ペースが落ちるのは、標高差だけでなく樽前山名物の強い風も影響します

 

溶岩ドームには、先日降った雪が僅かに残っています

 

比較的穏やかなのはここまで、この後は予報の風速11mどころではない横風が

 

写真ではわからないけれど、まともに立って歩けません

 

カメラで捉えられないけど、雪(霰?)が吹き付けています。

 

1時間43分ほどで東山頂上着(時速4.3kmでした

 

気温はそれほどでもないけれど、風による体感温度がかなり低いです

 

下りは駆け足です

 

肉眼ではもっと綺麗に見えているんですけれど・・

 

登山者は居ないと見ていましたが、風不死岳側から歩いてきたと思しき2名が西山に向かっていました

 

はい、

下りは時速6.8kmですから、歩きというよりはほぼ走って降りています。

寒いですからね

2時間50分のトレラン仕様樽前山でした

今日は、北日本よりも西日本、北九州から上の日本海の方が荒れた天気で

冬景色になったという特異な日だったようです

来週は定めし、白い景色のご報告になるでしょう

 

23/11/19「樽前山の風」0:24

 

また来週

 

 


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2 コメント

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Unknown (Tak)
2023-11-20 09:30:07
シシャモナイコースといえば、洞門、がありましたよね?相変わらず閉鎖されているのでしょうか。初冬の樽前山、寒そうです。雪景色楽しみに待ってます。皆さんにはご迷惑かもしれませんね!
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Unknown (Toshi)
2023-11-20 19:17:12
そうですぃね!
苔の洞門は一般開放されておりませんが、ま、登山コースですから眺めることはできます。
洞門に入ったら入ったで跨いだり潜ったり、障害物競走になりますが、今は林道内の倒木の障害物競走で忙しいデス。

1ヶ月もすると白銀の季節となり、
お待たせのBCはもう直ぐ先であります!
返信する

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