え～と、昨日はどこまで・・・あ、そうそう妹がなんと“結婚”するということになったとこから。
夜中だった。実家の母が電話してきて、「あの・・・」となんだかちょっと困ったって感じ。こっちも不安になって「どうした？」って聞いたら、「○○が結婚するって言うんだけど・・・。まぁ、それはいいとして、子どもができたんだって・・・。お父さんも今日いないし、どうしたらいいかと思って・・・」
ええっっ！！？？
あの瞬間、スッキリ目が覚めたのを覚えてる。だって、妹は昼夜問わぬ介護の仕事をバリバリこなしながらも、車やバイクが大好きで、しょっちゅう走りに出かけていた。その仲間としては男友達も多かったけれど、“恋愛”なんて全く興味ないんだと家族は信じ込んでいたのだ。このまま、きっと一生独身でいるんだろうな。誰もがそう疑わなかったのだ。
その彼女が結婚。出産。育児。旦那を尻にしきながらも、現在も元気にやっている。連休のたびに、子どもを連れて帰ってきては「あ～、家はいいなぁ。だんなの会社潰れないかな～、そしたらこっちに帰ってこれるのに。」などとひどい事を言っている。
私は、彼女のできちゃった結婚は、むしろよかったのではないかと今では思っている。そして、こんな妹をもらってくれた旦那様にちょっぴり感謝してるんだ。
家族や友人をとても大切にする妹。そんな彼女は中学の頃にクラスの友達からいじめをうけたこともあった。でもその後、彼女は自分で立ち直り、自分で道を開いてがんばってきた。
姉としてあの時何もしてやれなかったことが私の心の中にずっとひっかかっているんだけど、あの経験は彼女にマイナスだけでなく、きっとプラスαも与えてくれたと信じたい。
口は悪いけれど、気は強いけど、その倍くらいやさしい妹に幸あれ。