コツコツ歩き隊!

パン屋探訪・札幌(14) 札幌グランドホテル「ザ・ベーカリー&ペイストリー」の高級食パン「パン・ド・プレミアム」をいただく

札幌では珍しい塩味系食パン

食パンの生地にどんな味付けをするか、結構興味深いテーマであります。

横浜の「ポンパドール」の「男爵」や横須賀の「北原製パン」の食パンは塩味がきいておりました。
しょっぱい食パンは初めてだったので、びっくりしましたが、バターをつけなくてもジャムの甘さが引き立って良いかもしれない、と食べながら思いました。

最近流行の高級食パンは、そのままいただいてもおいしいくらい、甘味が強いです。

スーパーなどでよく見かける「毎日食べても飽きの来ない…」と謳っている食パンは、たいていは甘味も塩味もほとんど感じられない、時に小麦の風味が前面に出てくるニュートラルなものが多いように思われます。
ある時はジャムで、ある時はチーズやハムを載せて、という具合に、どんな食べ方でも楽しめるようにしているのではないかと思われます。

私の好みは、甘味の強い、粘り気のあるモチっとした食パンなので、高級食パン系が好きなのですが、このタイプだとジャムの出番がありません。
よってジャムを楽しみたい時は塩味系か、ニュートラル系の食パンを選ぶことになります。
(と言っても、塩味系は神奈川を出てからは、お目にかかることはありませんでしたけど。)

食パンもものすごくバラエティに富んで参りました。
これからはどんな食べ方をするかで選ばなくてはならないようです。

さて、こちらの食パンは、札幌ではちょっと珍しい「塩味」系の食パンであります。

札幌グランドホテルのパン屋さん、「ザ・ベーカリー&ペイストリー」の高級食パン「パン・ド・プレミアム」(1本670円税込)であります。

オリジナルの配合でブレンドした2種類の小麦粉と北海道産生クリーム、香り豊かな無塩バターを加えて、210~220℃で丁寧に焼き上げたとのこと。

ホテルのマーク(焼印)入り。素敵です。

塩味系と言っても、ポンパドールや北原さんのパンと比べると、塩味は控え目。
ちょっと塩を感じる程度です。
何もつけず、そのままいただくと口の中の水分で、絹のような滑らかな食感へ。
(絹をなめたことはないけれど。)
(私の好きな)粘り気も感じます。

トーストすると、表面はカリサクっとし、内側はしっとり、モッチリ。
バターの香りが漂います。
お食事パンとしていただいても良し、ジャムをつけても良し、または何もつけず、甘いミルクコーヒーといただくというのも有りなんじゃないかと思います。

私、この「パン・ド・プレミアム」、スゴイ食パンだと思います。

良いパン屋さんを見つけました。


公式HP:https://www.grand1934.com/

追記

実はもう1つ、素敵なパンをこちらのお店で見つけたのですが、それはまた別の機会にて。


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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