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コツコツ歩き隊!

風景印(121) 玉葱栽培発祥の地碑を見て日本の玉ネギの歴史を知る(玉葱シリーズ)<北十三条東郵便局>

玉葱栽培発祥の地

全国生産量の約5割強を占める北海道の玉ネギ。
日本の玉ネギ栽培は札幌市東区で始まりました。


こちらは「玉葱栽培発祥の地碑」。

食用としての日本の玉ネギは、明治4年(1871)、開拓使が米国から種子を輸入し、
「札幌官園」で試験栽培されたのが始まりです。


「玉葱栽培発祥の地碑」は「札幌村郷土記念館」にあります。

その後、多くの苦労を重ね、札幌元村で栽培が定着しました。
(※札幌元村は江戸時代に大友亀太郎が中心になって開拓した村。大友の役宅跡が札幌村郷土記念館にある。)

明治30年代になると、札幌村に始まった玉ネギ栽培は近村にも広がり、品種改良も行われるようなりました。
現在、「幻の玉ネギ」と言われる「札幌黄(さっぽろき、さっぽろきい)」はこの品種改良によって生まれた種です。
(※札幌村は札幌元村と札幌新村が合併してできた村で、現在の東区区域にほぼ一致する。)


「玉葱栽培発祥の地碑」を描いた風景印が2つあり、その1つは「札幌北十三条東郵便局」(東区)に配置されている。

先人の苦労があってこその今の生活。
碑に刻まれた文を読んで、胸が熱くなりました。


テーマ : 玉葱栽培発祥の地碑 ≪変≫タマネギ
切 手 : 動物シリーズ第1集 62円切手

札幌市東区の郵便局の風景印は「玉ネギ」をモチーフにしたものが非常に多いです。
雪が降るまでチョコチョコ出かけて行って、印をもらおうかなぁ、と思っています。

所在地

参考資料

  • ウィキペディア「タマネギ」、「札幌村」、「札幌黄」
  • 玉葱栽培発祥の地碑の説明文

どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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