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コツコツ歩き隊!

散策!札幌(69) 日本三大河川の1つ、石狩川にかかる札幌大橋を眺める

≪前回からの続き

<札幌市北区「あいの里」散策プラン>
【散策マップ】
・かなりの距離を歩きます。良い飲食店もありますので、営業時間や電車の時間など予め調べておき、よく計画を立てて足をお運びください。
・強風の日に札幌大橋を歩く時は、くれぐれもお気を付けください。無理をせず、場合によっては端折っても良いと思います。

【見どころ】
4.札幌大橋

「札幌大橋」は 、札幌市北区あいの里と石狩郡当別町(とうべつちょう)間にある、石狩川に架かる橋梁 約980mの桁橋であります。
1988年開通、現在の橋は2期目で、石狩川河口から数えて2番目の橋であります。

札幌の歴史に触れますと、洪水で苦しんできた過去を知ります。
日本三大河川の1つ、石狩川もまた幾度となく、洪水が繰り返されてきました。
洪水の度に川の流れが変わってしまうため、橋を架けることができなかったそうです。
また、石狩川流域には水分の多い軟弱な地盤が広がっているため、大きな橋を架けるのは困難で、最後の難所と言われた河口に橋が架かるのに、1972年まで待たなければなりませんでした。(石狩河口橋)


札幌大橋から石狩川を望む。向こうに見えるのはJR線の鉄橋。

例えるなら、水を含んだスポンジのような場所に大きな橋をかけるようなもの。
治水と架橋の技術の進歩があってこその橋。
どれだけたくさんの人々の努力と苦労があったでしょうか。
橋の形として一番シンプルな桁橋であることに、この土木に携わってきた人々の自信と誇りを、私は感じるのでありました。

そんな石狩川。
橋ができる前は、船が人々の暮らしを支えてきました。
川を横断する手段として利用され、石狩川とその支流には、大小200近くの渡船場があったそうです。
昭和53年(1978年)、渡船場は廃止となりました。

当時を偲ぶことができるのは、橋の起点、中央にあるたった一つのモニュメント。
渡船に使われた丸木舟をイメージしたものだそうです。



🌟散策・こぼれ話「石狩川の名の由来」

北海道に越してきて6年目。
石狩川の流域図を知っておいた方が良いと思って、調べてみました。


国土交通省北海道開発局より借用

すごいなぁ…
豊平川でさえ、石狩川の支川なのですね。(驚)
流域面積全国第2位、本流の長さは全国第3位。
さすが、日本三大河川の1つであります。

つづく≫
<参考資料>
  • ウィキペディア「札幌大橋」
  • 国土交通省北海道開発局「WEB広報誌 かいはつグラフ2011.1 暮らしを支えた石狩川の渡船」

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