備前堀
先日訪れた茨城県水戸市。
3回目となった今回の訪問のテーマは「下市」であります。
2回目の訪問時に、本屋さんで購入した『懐かしの街さんぽ茨城』(懐かしの街さんぽ製作委員会編)を
読んで行くことにしました。
それにしても、水戸市は歴史もあり、観光地としても良い所でありますに、
何故、ガイドブックが少ないのでしょうか。
私、近所の本屋を数軒回りましたが、あまりにも無いので、
「いくらなんでも茨城県や水戸に失礼だ!」と一人憤っておりました。
しかし、水戸市の本屋さんを回っても、やはり少ない。
かなり戸惑ってしまいました。
ですから、手に入れた『懐かしの街さんぽ茨城』は、私にとって、とても大切な本です。
さて、その「下市」。水戸駅の東側の低地エリアを指して呼んでいます。
かつて商人の街として大いに栄えた所だそうで、色々と見学してみたい所がたくさんありますが、
本を読んで心惹かれたのは「備前堀」であります。
備前堀とは
茨城県水戸市を流れ、桜川と涸沼川を結ぶ用水路である。別名伊奈堀ともいう。
1610年、徳川頼房公が千波湖の治水と周辺の農業用水として、当時関東郡代であった伊奈備前守忠次に命じ築かせた。
備前堀という名称は伊奈備前守忠次からとられている。
1996年に水戸市民の投票により新水戸八景の1つに選ばれた。
(ウィキペディアより)
左:備前堀。水がほとんどない所もありました。
右:伊奈備前守忠次像。この方が造りました。
左:晴天の下、菜の花がとても美しく、心和みました。
右:備前堀にはたくさん橋がありますが、その一つに「常陸山橋」があります。
季節は冬。
上の写真では「備前堀」の美しさが十分に伝わらないですね。
春や夏だったら、もっと良かったかもしれませんが、それでも情緒を感じる所でありまして、
楽しくウォーキングすることができました。
そんな「備前堀」のすぐそばには「水戸下市郵便局」がありまして、風景印を設置しています。
水戸下市郵便局:備前堀に架る消魂橋(水戸城下への出入口)、備前堀を作った伊奈備前守像、ヤナギ≪変≫ウメ
(『新・風景スタンプ集 関東・甲信越』日本郵趣出版より)
平成24年ふみの日「百人一首」(50円)切手を使用
また、書いちゃいますが、やっぱり「水戸」っていい所ですね。