コツコツ歩き隊!

風景印(20):水戸本町郵便局

旧町名


水戸本町郵便局:旧町名・曲尺手町(かきのてちょう)の地図、ダルマ市のダルマ ≪変≫ウメ
(『新・風景スタンプ集 関東・甲信越』日本郵趣出版より)
平成24年ふみの日「百人一首」(50円)切手を使用

地名の由来が面白くて、調べまくったことがあります。
図書館で調べるのが面倒くさくて、とうとう『東京の地名由来辞典』を購入してしまった位です。
地名の由来を調べると、昔、その街がどんな様子であったか知ることができますし、
さらに地図で現在の地名と比較すると、住居表示の整備にあたって、街の人達がどんなことを考えたのか、
その思惑が色々と見えてくるようで面白いのです。
東京も街によっては旧町名について看板を立てている所もあって、その度に、街の歴史を感じることができますし、
そうした所はより良い街づくりに歴史や文化、伝統は大切であると考えて整備しているのではないだろうか、と考えます。

水戸市(茨城県)もそんな街の1つであります。
水戸下市エリアをウォーキングして気が付いたことは、旧町名の石碑がたくさんあるということです。
それらの石碑から、歴史と郷土愛が感じられ、ますます水戸への興味が増すこととなりました。
水戸本町郵便局の風景印に描かれている石碑もその1つ。

「旧町名・曲尺手町」について
藩政初期の寛永2年(1625)ころに開かれた町の一部で、直角に曲がっている道路が曲尺の角に似ていることから
曲尺手(カネノテ)町と呼ばれた。
のちに「カギノテ」と呼びならわされた。
(水戸市公式HP・「水戸市史・水戸の町名」より)

曲尺とは

読み:かねじゃく
1 直角に折れ曲がった形に作り、表には正規の目盛り表目(おもてめ)を、
  裏にはその√2倍(角目(かくめ))や1/π倍などの目盛りを刻んだ金属製の物差し。
  直角定規を兼ね、木工・建築で用いる。
  大工金(だいくがね)。曲がり金。差し金。かねざし。かね。きょくしゃく。
2 長さの単位の一。1尺は約30.3センチ。日本の伝統的尺度で、古代からほとんど変わっていない。

(goo辞書より)

なお、「曲尺手町」は、愛知県豊橋市にもあり、「かねんてちょう」と読むそうです。

地名一つでこんなに勉強になります。(笑)
一味違った街歩きをしてみたい方は、地名を調べてみるのもおすすめです。
 
水戸本町「ハミングロード513」で行われる「ダルマ市」にも行ってみたいです。

 

どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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