北海道余市町散策(平成30年12月1日実施) その2(最終回)
所在地
散策開始!
3.余市蒸溜所「ウイスキー博物館」
ニッカウヰスキー余市蒸溜所の見学ツアー、最後の目玉「無料試飲」を終えると、
蒸溜所内をまた見学し直すことにしました。
まずは「ウイスキー博物館」へ。
「ウイスキー博物館」は「ウイスキー館」と「ニッカ館」という2つのテーマで構成されており、
まずは「ウイスキー館」へ。こちらではウイスキーの歴史や製造法、世界の蒸溜所などについて学ぶことができます。
ちなみに写真右は「W・P・ローリー卿」でブレンドの達人「キング・オブ・ブレンダーズ」であります。
ニッカの顔としてご存知の方も多いかと思います。
ウイスキーが熟成する様子を知ることができる展示コーナー。
最初は無色透明なものが年月を経て色づいていくのが分かります。
写真左は「5年熟成」、そして右は「15年熟成」させたものです。
「ニッカ館」では妻・リタさんの生家を再現した空間や夫婦の遺品を拝見することができます。
2018年ワールド・ウイスキー・アワードで世界最高賞を受賞した「竹鶴17年ピュアモルト」。
竹鶴さんの遺志が製品作りに受け継がれ、こうして日本のウイスキーが世界に認められるようになったことを
パネルを通して拝見することができて、ちょっと胸が熱くなりました。
竹鶴夫妻の苦労がこういう形でも実って、本当良かったです。
そんな訳で余市蒸溜所限定商品のウイスキーをお土産として4本も購入。
(4本も買うと結構なお値段なんですよ。汗)
あんな良い展示物見たら、財布の紐、そりゃ緩んでしまいますよ。
じっくり味わって、大事にいただきたいと思います。
4.蒸溜所屋外の見学
「ウイスキー博物館」の見学を終えると、今度は屋外の見学をしました。
雪景色の蒸溜所内。とても素敵なのですが、竹鶴さん(写真右)はとても寒そうです。
「旧竹鶴邸」。竹鶴夫妻が暮らした邸宅です。
こちらのお宅で竹鶴さんは毎晩ウイスキーを1本飲んでいたのだとか。
肝臓がお強かったのですね…
(登録有形文化財)
こちらは「リタハウス」。
最初、但馬八十次の邸宅として造られましたが、蒸溜所開設時に事務所および研究室として使われました。
こちらも登録有形文化財。
「旧事務所」。昭和9年に建てられたもの。「ニッカウヰスキー株式会社」の旧社名は「大日本果汁株式会社」でした。
赤い屋根がとても可愛いのですが、どこか質実剛健的な雰囲気もある建物と雪がとても素敵な風景を作っておりました。
5.JR余市駅
見学を終えると、帰ることにしました。
帰りは札幌行きの急行バスを利用することにし、バスが来るまでの間、JR余市駅で一休みすることにしました。
こちらの駅は何かと便利です。簡単に飲食できるスペースもありますし、お土産を買うこともできます。
駅の2階は「ジャンプ王国余市展示ホール」。
ジャンプで五輪メダリストになった余市出身の選手のスキー板や優勝カップなど約200点を拝見することができます。
余市はスキージャンプも盛んなのですね。
旅の最後は余市観光のアンケートに協力。
グミをもらいました。とてもおいしかったです。
実に良い旅でした。また余市を散策したいです。
今年も北海道に住めるでしょうか。それが今の関心事であります。
(引越し嫌だなぁ…)参考資料
- ニッカウヰスキー余市蒸溜所リーフレット
- ウィキペディア「ニッカウヰスキー」
おわり≫