この作品はフィクションです。実在する人物、団体、事件などにはいっさい関係ありません。
平成21年10月29日。
いつもとかわらない朝、のはずだった。
携帯電話が鳴る。時計は朝5時30分。
枕元に転がっていたのはビールの空き瓶3つ。
前日の深酒がまだ残っている。
「ちよっと飲みすぎたな。」
後悔先に立たず。
ノンアルコールにすればよかった。
布団から手を伸ばし、枕元にある携帯電話に出る。
「もしもし。」
「…。」
何も言わない。
頭が痛いのにいたずら電話か。
「もしもし。」
まぁいい。
用があるならまたかかってくる。
1分もたたないうちにまた携帯電話が鳴る。
「もしもし。」
「…。」
何もいわない理由が分かった。
そうか。これは目覚ましだ。
そう、今日はいつもとかわらない朝ではなかった。
京都に出張。
事件が起こった。
捜査本部が京都の各所に設置されている。
つづかないかもしれない。
平成21年10月29日。
いつもとかわらない朝、のはずだった。
携帯電話が鳴る。時計は朝5時30分。
枕元に転がっていたのはビールの空き瓶3つ。
前日の深酒がまだ残っている。
「ちよっと飲みすぎたな。」
後悔先に立たず。
ノンアルコールにすればよかった。
布団から手を伸ばし、枕元にある携帯電話に出る。
「もしもし。」
「…。」
何も言わない。
頭が痛いのにいたずら電話か。
「もしもし。」
まぁいい。
用があるならまたかかってくる。
1分もたたないうちにまた携帯電話が鳴る。
「もしもし。」
「…。」
何もいわない理由が分かった。
そうか。これは目覚ましだ。
そう、今日はいつもとかわらない朝ではなかった。
京都に出張。
事件が起こった。
捜査本部が京都の各所に設置されている。
つづかないかもしれない。
先輩の婦警と、夜更けに真面目に会話をしていた。
「あなたが入ったばかりの頃は、精神がおかしいのではないか、と不安だったが、最近では少しだけ安心している。でも、少しだけ。」
というようなことを言われ、絶句した。
ひとしきり真面目に話を交わした後、
(ここはひとつ、真面目に寝た方がいい。)
と思い、全然眠れそうもなかったが、寝床に入った。
やっとうとうとしかけた午前1時過ぎ、枕許に目覚まし
代わりに置いておいた携帯電話が鳴った。
犯人からだ!!
6秒で切れた。
慌ててリダイヤルしたが、犯人の応答はなかった。
どういう事だ!!
悩み、また、隣で眠る人の発する言葉も休みなく続き、
まんじりともせぬまま朝を迎えてしまったではないか。
翌日、河川の捜索を終え、次なる現場である寺院に向かった。
怪しい人物が
「おたく、ずぼんのふぁすなーになんかきらきらひかるものをつけてなかったか?」
と、不吉なことばを投げかけてきた!
きらきらひかる ?
なんか、本の名前?
もしかしたら、なんか、恥ずかしい事を言っている?
犯人!!??
ずぼんのふぁすなー?
ふぁすなー、って、言ってなかったかもしれない、もしかしたら、ちゃっく、って、言ってたかもしれない、
でもそんなのどっちでもいい!!
恥ずかしい!!頭が一瞬にして沸騰し、混乱する。
恥ずかしすぎて捜査に支障をきたしてしまったじゃあないか。
フィクションです。
「つづかないかもしれない」
なんて。
逃げないで。
お休みがなく、倒れそうかもしれませんが、
是非、つづけて。
期待しております。
がんばって、ったって、がんばれないときだって、あるよね。
明日も、お仕事お疲れさまです。
でも、
期待しております。