八ヶ岳オーレン小屋日誌

八ヶ岳オーレン小屋の小屋番日誌です。
山での感動をお届けします。

ボイメン☆騎士(中京テレビ)突破団第3弾「歩荷(ぼっか)」~オーレン小屋

2014年06月18日 10時18分11秒 | Weblog

愛知・岐阜・三重の方、見てくれましたか~6月17日深夜0:29~

オーレン小屋久々のテレビ取材と思いきや、あれは確か小屋開けして間もない時期、中京テレビのスタッフさんからの1本の電話がありました。アイドルが歩荷(ぼっか)をするところを撮影したいので協力してもらえないかという話です。アイドルが山へ?何とも想像し難い状況、そして、名古屋のアイドルといえばSKE48!?と男性スタッフはワクワクしたのですが・・・。

よく話を聞くと男性アイドルグループ!!って誰? ボイメン?山ではテレビ見てないし、ん・・・よく知らない。

おやっさんにこういうテレビ依頼が来ているけど、どうしようか?と聞くと、まあ、山の業務の事だし、ここは気持ちよく全面協力しようということに!

ボイメン☆騎士 中京テレビ (ダイジェスト版が見れます。10分位)

http://www.ctv.co.jp/boimen_knight/

撮影は、まだ雪がしっかり残る残雪期、初めはお気軽なバラエティー番組かなと思っていましたがガチでボッカしています。今年は、雪融けが遅く、小屋の水力発電機が稼働しておらず、ディーゼル発電機での生活が続いて、実はあと少しで燃料が終わってしまうという時だったんです。それを、ボイメンのメンバーがガスボンベや軽油他を運んで来てくれた事にとても感謝しています。

この番組を通して、歩荷(ボッカ)とは何か?が分かると思います。山小屋のライフラインとして欠かせないものだという事、それと荷物を背負い、険しい山道を歩き目標に向かって一歩一歩前へ進む事は人生の縮図にも思えてきます。印象に残ったのは、ボッカをやると普通は頭の中が真っ白になるくらい無になれます。それが自分は心地良いのですが、彼らに同じ質問をすると「応援しているファンの気持ちに応える事しか考えられません!」と何ともアイドル的なコメントとその時は思いました。

でも最後まで歯を食いしばり頑張った様子を見て、ファンは、本当に大切な存在なんだなと、それだけの想いをもっていれば絶対夢は叶うよと彼らの心意気を感じ、アイドルも人として男として目標に向かい何かを大切に背負い続ける事は同じなんだなあと共感しました。

そして、勇気をもって進む姿を見せてくれた彼らは正真正銘のアイドルです!!夢を見せ、夢を実現する男たちボイメン、ファンになりました。

そのように考えると、とても意味のある番組にお手伝いできた事に、なにかの「縁」を感じるのでありました。

今年、彼らボイメンは1万人ライブをやるそうです。実現に向けてこれからも頑張ってほしいです。

皆さんは、なにを背負って生きていますか?夢?大切な人?


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