富士山は、その優美な風貌から、国内のみならず海外でも日本の象徴として広く知られている。今回は夏休みということで、その富士山について様々な角度から考えてみたいと思う。
富士山の地質学的形成過程
地質学上の富士山は典型的な成層火山(コニーデ)であり、この種の火山特有の美しい稜線を持つ。現在の富士山の山体の形成は、「先小御岳」「小御岳」「古富士」「新富士」 の四段階に分けられ、最も古い先小御岳は数十万年前の更新世にできた火山である。
富士山の噴火史
古富士は8万年前頃から1万5000年前頃まで噴火を続け、噴出した火山灰が降り積もることで、標高3000m弱まで 成長した。山頂は宝永火口の北側1~2kmのところにあったと考えられている。
約1万1000年前、古富士の山頂の西側で噴火が始まり、溶岩を大量に噴出した。この溶岩によって、現在の富士山の山体である新富士が形成された。その後、古富士の山頂が新富士の山頂の東側に顔を出しているような状態となっていたと見られるが、約2500~2800年前、風化が進んだ古富士の山頂部が大規模な山体崩壊(御殿場岩なだれ)を起こして崩壊してしまった。
新富士の山頂から溶岩が噴出していたのは、約1万1000年前~約8000年前の3000年間と、約4500年前~約3200年前の1300年間と考えられている。これ以降、山頂部からの噴火は無いが、長尾山や宝永山などの側火山からの噴火が断続的に発生している。
延暦19年 - 21年(800年-802年)に延暦噴火、貞観6年(864年)に貞観噴火。最後に富士山が噴火したのは宝永四年(1707年)の宝永大噴火で、噴煙は成層圏まで到達し、江戸では約4cmの火山灰が降り積もった。その後も火山性の地震や噴気が観測されており、今後も噴火の可能性が残されている。
私の股間の富士山(亀頭のこと)
以前の記事、
葛飾北斎の赤富士で、股間の富士山について詳しく述べたので、そちらを参照していただきたい。
このように、私の股間にも富士山が雄々しくその頭を雲の上に出しているわけだが、
ここで無謀にも、日本のシンボルたる富士山と、男のシンボルたる私の股間の富士山を比較検討してみた。
富士山 vs 私の富士山
| 富士山 | 私の股間の富士山 |
種類 | 成層火山 | 成層火山
(精巣火山) |
高さ | 標高3776メートル | 標高1メートル以下 |
溶岩のタイプ | 成層火山の特徴である
平均的な粘り気 | 体調により大きく変化する |
噴火の危険性 | この300年間噴火していないが、
死火山ではなく、噴火する危険性がある | 平均的に数日おきに噴火
1日に複数回の場合もある |
総合的危険度 | 危険レベルB
(活火山だが、差し迫った危険性なし) | 比較的安全
(しばらくは童貞のまま) |
このように私の股間の富士山は、非常に安全であることが今回の比較により明らかとなった。
そこで今回、この夏の思い出に私の股間の富士山を登ってみたいという女性登山家を大募集(泣)!!