邪妖精のチラシ裏

【お子様お断り】 主に18禁PCゲームの感想や日記などの駄文をチラシの裏的に書いてます。艦これもあり 【お子様お断り】

銀河機攻隊マジェスティックプリンス についての考察

2013-04-21 13:28:19 | アニメ・コミック・ゲーム

最近観ているロボットアニメで一番面白いと感じている作品…観ている内にイロイロと言いたい事が溜まりまくって、堪らないのでチラシの裏に吐き出すことにした

タイトルを見た時は全く期待できなかったのだけど…第3話まで観てみて印象がジワジワと変化。

これ、かなり面白くね?初見の時「えっ、コイツが主人公?」とか思ったけど……途中までアオレンジャーなアサギが主人公と思ったのはナイショ。

内容は同時期の他のロボットアニメ(ヴァルヴレイヴ、ガルガンティア)に比べ、TUEEEE的爽快感はあまり感じられず、全体的にフラットで起伏の感じられない流れとなっています。OPの雰囲気そのままな感じ。主人公達がザンネン5(どう残念かは本編でどうぞ)と呼ばれ、実際にザンネンなのも大きく影響してるもよう……さらにニコ動的演出、物語の展開でも上げて落とす高等テクニックを駆使しザンネンに磨きを掛けておりました。実に丁寧、丁寧過ぎるぐらい。戦争モノなのに脱力系コメディ色も強い作品。そんな訳で悲壮感や緊迫感があんまりない「ゆる~い」空気が漂っており妙なテイストを醸し出しておりました。ヘッズ風に言うと非常に独特で残念めいたアトモスフィア(雰囲気)。ちなみに「ゆる~い」空気の主な発生源は主人公。もっとも1~3話の展開を観てるとシリアスかつ酷い設定がありそう…漠然とした不安を感じずにはいられないので次が気になるんですよね。

この辺はイロイロと、やれファフナーだ、強化人間だ、コーディネーターだとニコ動で書かれていますが、主人公達はソレをもっと発展させた設定を持っているかのように思われます。ガンダムSEEDの「遺伝子操作により先天的に、ナチュラルより各種機能の平均的水準が高い“人間”」を造りだすのでは無く、星界の紋章のアーヴのように人類以上の人類を人工的に造りだそうとしているレベル。遺伝子を弄ったクローンの優れたもの同士を掛け合わせ(薄い本的意味は無し)て、更に優れた能力の獲得を目指すといったもの。ザンネン5のザンネンは単純なキャラ付けではなく、その結果現れたマイナス面の特徴、もしくはそれを維持する為に無意識に刻まれたプログラムの可能性もありそう。それを前提に考えるとケイなどは分かりやすいザンネンで、聴力と書かれているが要は脳の機能を強化拡張した結果により多くの糖分(エネルギー)が必要。その為、甘いものを常に欲するよう(デスノートのLとか?)に調整されていると考えられます。それが極端に発露しちゃった感じ。ただし普通の人間がそんな事をすればデブ&病気になるのは間違いないので、内臓などの代謝臓器系も弄られていてもおかしくなさそう。タマキのスタイルも遺伝子を調整した結果でしかない。アサギは総合力を上げる為にミスを探し訂正する性格にしたら、ミスに拘り恐れ極度にストレスを感じるようになってしまった。MJPに来る以前の記憶も無い(消されたと言っていた)ので疑えばキリが無く、イズルのヒーロー志向すらプログラムされたものかもしれない。こう考えると幾らでも替えがあり、量産も可能な彼らは……普通の人間との間には子供が出来ない。想定していないから遺伝子異常で子孫を残す事が出来ない恐れもある。戦闘特化は本来の目的とは別らしいけどヤンナルネ。

まあ、此処まで酷くは設定してないと思いますけどね

さて、次にロボットモノで重要な戦闘シーンなのですが…コッチは地味に凄い!!スパロボ的機能を持った最新鋭機なのに稼働率ウンヌン、武器換装時の牽制を想定したり、敵が戦力を温存して撤退したり、偵察衛星~、兵站を~、無能な指揮官~などなど、妙にリアルな演出が見受けられます。第3話ではあれほど無敵に見えたアッシュも、相手や戦い方によっては驚くほど脆かったりします……あーなるのが分かってて無能指揮官に引き渡したんだろうな(ーдー;)小説版ファーストガンダムとかWW2の戦車戦なイメージ。公式HPを覗くとハイモブ(狙いすぎじゃろ)など面白いモノがあり、しっかりとした設定がありそう。この辺は軍事・SF考証に鈴木貴昭氏を起用しているせい?ロボットのデザイン(敵も地味に良い)やギミック(GOLD FOURとか)も素晴らしいので、これからも非常に楽しみな作品です。そんな訳で予約。


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